知らない間にフィリナと紅を催眠状態に…

第1話「掛かった美少女の魔性」


私が幼い頃見た催眠術。それはとても不思議な物で、私の心はどきどきした。
とりわけ不思議に思ったのは健忘。
舞台催眠の為舞台に上がった一人の美少女は、自分のした事をまったく覚えて
いないと言う。
自分のしたことに自覚が無いその状態に、
私の胸は高鳴り、それが私、萌野ほたるが催眠術を覚えるきっかけになった。

催眠術を教えてくれたのはメスメーラー、とてもやさしく物分りのいい美少女
で、
その言葉は人を絡め取る魔法の糸のような不思議な力を持っている。
彼女がくれた催眠ショーのビデオを今、催眠術に掛ける為、友達に見せている
所だ。

2人の友達は興味深くビデオを見ている。フィリナちゃんと紅ちゃんだ。
フィリナちゃんはおでこの広い清楚な感じの子。紅ちゃんは金髪ツインテの信
じ込みやすい子。

メスメーラー「催眠状態と言うのはね。テレビを見てる感覚に近いかな?そし

催眠術に掛けるには信頼関係が一番大切なことだから、ちゃんと掛けていいか
聴こうね♪」
私は心の奥で「掛けて良いか聴かなくてもいい時が無いかな?」とか考えてい
た。
聴かない方がひそかに操っているって自分でも思えるし、催眠を掛けた時の背
徳感が増すから…

けど催眠術に掛けるには、まず催眠術に掛かりたいって掛かる人が本心で
言わなくてはならない。だから掛けていいか聴くのだ。相手の本心を見る為に。

逆に言うと、相手が掛かりたがっていたら何も言わずそのまま誘導しても掛か
ると言う事だ。
理論的には初対面でも…
その成功率を上げるため催眠のビデオを見せて興味をあおってみたのである。
2人はなんだかんだいって不思議な事に興味を示すから、催眠術にも持ってく
れる筈。
案の定、持った。

フィリナ「催眠術ってヤラセっぽいわね!」
紅「どうして?みんな驚いているよ?」
フィリナ「やるには信頼関係がいるのは分かったけど、
それなら演技で出来るじゃん!と思って…」
紅「なるほどね。でも針刺して痛くない催眠はどう説明するの?」
フィリナ「ツボや静脈に刺せば、痛くないときだってあるわ。」
紅「なるほどぉ〜!けど健忘現象だけ見れば、物忘れってありえるし、
私は全てがヤラセって思えないな。フィリナはヤラセだと思うの?」
フィリナ「当然!実際掛かってみたいわ!掛からないと思うけどね!」
紅「私も掛かってみたいなぁ〜!
フィリナ「言っとくけど掛からないって!あ〜あ!掛けられるよって
人が身近に居ればなぁ!ヤラセかどうか判断したいし…」

フィリナちゃんは心底そう思っているらしい。私が催眠術を掛けれるのを知ら
ないで…
まさに絶好の萌えチャンスである。勿論紅ちゃんも私が掛けられるのを知らな
い。
私は2人に近づくと声を掛けた。

ほたる「そうねぇ、居ないよね掛けられる人が…」
そう前置きした後、私は普通の声より、少し小声でこういった。
ほたる「ちなみにさ…催眠状態になるととても気持ちイイんだって…」
フィリナ「フーン…どんな風に?」
既に催眠に興味を持っていたフィリナちゃんは、夢中になって私の返答を期待
していた。
私はすぐに催眠状態に誘導する為の暗示を囁いた。気持ち良くリラックスでき
る様に…
ほたる「2人が…お風呂に入ってとてもリラックスして気持ちイイ時とか
他にも光ってる物やキラキラしてる物を見て…気持ち良くなるとか…
夜、布団の中に入って…気持ち良くなってる時もそうね…」
私は相手の呼吸や姿勢に同期して、眠気を誘うように2人に語りかける。
ほたる「それらをイメージすると…とても気持ちよくなるね。
そのままで居たい様な…凄くいい気持ち…」

それを聞いてイメージしていたのか?フィリナちゃんの目と紅ちゃんの目を観
察すると
半分虚ろになっていく…これはいけるかも?2人とも気持ちよさそうだ。
私はさらに2人をリラックスさせる為の暗示を唱えた。
ほたる「私の声を聞いているだけでいいよ…聞いているだけで…今凄〜くいい
気持ち…」
そう暗示を掛けつつ、2人の視野の中にペンライトの光を燈し、
それをゆっくり動かして相手の目を見つめてみる。
フィリナちゃんも紅ちゃんも会話とは無関係に何となくペンライトの燈を追い
かける。
うわぁ〜成功してる!頭の中でほたるは叫んだ。2人とも軽い催眠状態に
堕ちている。私はペンライトをゆっくり動かしながら、次の暗示を言い渡す。

ほたる「心の中に気持ちイイ光が入り込む…光はどんどん大きくなって
心地いい夢の世界へと2人を誘う。目を瞑って…」
言われるままに目を閉じる2人。恐らく心の中でのイメージに集中する為に
目を瞑ったのだろう。自然な反応だ。
ほたる「夢の世界に扉がある…その扉をくぐるともっと気持ちよくなる。
気持ち良くなったら扉が閉まって外の世界を忘れて、気持ちイイ事に集中する。


気持ちよさを楽しんでいたら…また目の前に扉を見つける…」
こうしてほたるはフィリナと紅を深い催眠状態に堕としていく。気持ちイイ世
界に…
そして堕ちきった時…後催眠暗示を掛けた後目を覚ます様暗示することにした。

ほたる「今から3つ数えると、深い催眠状態のまま目を覚まします。意識が回
復して、
見ることも聞く事も話す事も出来る様になります。しかし、催眠ドールと
ほたるに言われると、すぐに今の状態に戻って「ハイ…」と応えると自分の名
前を言って
「は…催眠ドールです…」と言います、2人はほたるの暗示の通りに動く操り
人形になります…
それでは目を覚まします…1、2、3!」

ほたる「話し聞いてる?」
私は目を覚ました2人に話しかけ様子を見てみる事にした。
フィリナ「あ!うん!気持ちイイよね?」
紅「うん!」
ほたる「寝てなかった?」
フィリナ「はぁ?」
紅「なんでそうなるの?」
ほたる「ごめんごめん!ところでさ…催眠術に掛かると
多少恥ずかしい格好してても平気になるのよね…バニー服着てみない?」
フィリナ「何で私が?催眠術に掛かった訳でも無いのに!」
2人は笑ってそう応える。
紅「今日のほたるちゃんおかしいね!」
ほたるは心の中で呟いた。…今催眠術に掛かったんだけどな…
そして催眠術に掛かった自覚の無い2人にほたるは萌えた。
人の心を支配するのってこう言うことなんだ。…うふふ…楽しいなぁ

フィリナ「何なら、催眠術に掛けてみれば?ほた…」
ほたる「催眠ドール!」
その言葉を発した瞬間…世界が変わるかの様に2人の雰囲気が変わった。
表情が明るい笑った笑顔から一転、魂を無くした様に、
虚で人形の様な目をみせて表情が消えたのだ。

フィリナ「…はい…フィリナは…催眠ドールです…」
紅「はい…紅は催眠ドールです…」
私は胸はときめく様に熱くなりそうになった。2人にバニー服を着替えてもら
うと、テレビの前のソファーに座らせて、
2人の目を覚まさせる事にする。
一体どんな反応が待っているんだろうと心をときめかせ、うっとりとしながら

私は2人のお腹にわずかに触れながらあごを人差し指で触った
人形になっている2人の魅力に魅入られるように…        <続く>




暗黒催眠空間トップページ