知らない間にフィリナと紅を催眠状態に…

(特別編)「フィリナの不思議体験!?」


幼い頃、私は光源と言う物にどこかメルヘンチックな思いを持っていた。
今はそれを思い出す事すらあまりないけど、光を見ていたら、
その光にどこかに連れて行ってもらえる…そんな思いを持っていた。
けどそれは怖い事の様にも思える時があった。
知らないところへ連れて行かれそうで…でも…どこへ連れて行かれるか?
興味もあった。楽しくて何も気にならない自由な所へ行きたくて…

私は今、ほたるちゃんの家に居る。マンションの2階の一室だ。
なんでも「面白い物を見せるから来て欲しい」のだそうだ。
面白い物とは催眠術のビデオだった。テレビにその様子が映し出される。
色々説明を聞いて思ったけど、どこか胡散臭かった。
私は試しに紅ちゃんと話してみた…自分の思いを

フィリナ「催眠術ってヤラセっぽいわね!」
紅「どうして?みんな驚いているよ?」
フィリナ「やるには信頼関係がいるのは分かったけど、
それなら演技で出来るじゃん!と思って…」
紅「なるほどね。でも針刺して痛くない催眠はどう説明するの?」
フィリナ「ツボや静脈に刺せば、痛くないときだってあるわ。」
紅「なるほどぉ〜!けど健忘現象だけ見れば、物忘れってありえるし、
私は全てがヤラセって思えないな。フィリナちゃんはヤラセだと思うの?」
フィリナ「当然!実際掛かってみたいわ!掛からないと思うけどね!」
根拠はあった。催眠術にかかるのは集中している様な物、
という良く分からない説明。何かに集中するなんてごく普通の事だし、
ありふれた事だったから、
紅「私も掛かってみたいなぁ〜!」
フィリナ「言っとくけど掛からないって!あ〜あ!掛けられるよって
人が身近に居ればなぁ!ヤラセかどうか判断したいし…」

私は身近に催眠術に掛けれる人がいない事を恨めしく思った。けど仕方ない。
そんな時、ほたるちゃんが話しかけてきた。

ほたる「そうねぇ、居ないよね掛けられる人が…」
そんなのは分かってる。と考えた瞬間。楽しそうな声で興味深い事を言ってく
れた。
ほたる「ちなみにさ…催眠状態になるととても気持ちイイんだって…」
フィリナ「フーン…どんな風に?」
私は聞き返した。内心興味でいっぱいだったから、すぐに集中して返答を待つ。

するとほたるがとてもリラックスした甘媚な声でこう囁いた。
ほたる「2人が…お風呂に入ってとてもリラックスして気持ちイイ時とか
他にも光ってる物やキラキラしてる物を見て…気持ち良くなるとか…
夜、布団の中に入って…気持ち良くなってる時もそうね…」
聴いていると、本当に気持ち良くなってくる気がした…
とても甘くて…夢を見ている様で…
ほたる「それらをイメージすると…とても気持ちよくなるね。
そのままで居たい様な…凄くいい気持ち…」
 ・
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ほたる「話し聞いてる?」
ほたるちゃんの声を聴いて私は「はっ!」となるちょっとぼんやりしすぎた様
だ。
私は適当に受け答えしてごまかす。
フィリナ「あ!うん!気持ちイイよね?」
紅「うん!」
紅ちゃんも同じ気持ちらしい。
ほたる「寝てなかった?」
フィリナ「はぁ?」
ちょっとぼんやりしていただけなのに「寝ている!」とはどういう事だろう?
おかしくて笑いがこみ上げてきそうだった。
紅「なんでそうなるの?」
ほたる「ごめんごめん!ところでさ…催眠術に掛かると
多少恥ずかしい格好してても平気になるのよね…バニー服着てみない?」
フィリナ「何で私が?催眠術に掛かった訳でも無いのに!」
私は素直にそう答えた。掛かったのなら言う事聴くかもしれないけど
掛かってないのだから聞く必要は無い。
紅「今日のほたるちゃんおかしいね!」
私もそう思った。そして床から立って、ちょっと挑発してみる事にした。
フィリナ「何なら、催眠術に掛けてみれば?ほた…」
 ・
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 ・

フィリナ「え?」
訳が分からなかった。床に立ったはずなのに一瞬で
自分がソファーに座っていた。何で?
辺りを見回すと、着た覚えの無いバニー服まで着ている。
隣の紅ちゃんも、同じバニー服を着てソファーに座っている。
何が起こった?
フィリナ「なんで?なんで何時の間にここに居るの?この服何?」
紅「知らないよ!何が起こったの?新手の超常現象?」
私は混乱した…何があったんだろう?まったく分からない…
気が付けば私も紅も笑っている…今は楽しい…
何があったのか?と言う疑問も楽しい雰囲気に呑まれて消えていく…
そう今は楽しければイイ…楽しければ…




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