「・・・これ、本当に着るんですか?」

「あぁ、そうだ。」

今、僕は着替え台の中にいる。未来さんに渡された服を持って・・・

「後ろにファスナーがあるだろ?」

確かに背中の部分に一筋、ファスナーが見える。

「えぇ。」

「着た後にそれで後ろをしめるんだ。・・・できそうか?」

「あ、はい。多分大丈夫です。」

「そうか・・・」

急に、未来さんの声のトーンが落ちる。

「・・・その、すまなかったな。無理やりあんなこと・・・」

「えっ、そんな・・・いいですよ。僕もあの時はビックリして泣いちゃっただ

けですし・・・僕の方こそ、迷惑かけちゃってすみません。」

「・・・うん。」

未来さんの声に、明るさが戻った。

(さて・・・)

残り1枚となってた服を、自分で脱ぐ。

(うぅ、やっぱり・・・恥ずかしいなぁ・・・)

その時、無慈悲にも再び未来さんからの声がはいる。

「あぁ、そうだ。下着はこれをつけてくれ。」

小さな袋をカーテンごしに渡される。中をあけてみると、でてきたのは女性の

下着。小さな、可愛らしいリボンのついたパンツとブラジャー。

「・・・こ、これも!?」

「あぁ。一応、君にも着やすそうなものを選んだつもりだが・・・」

(全然着やすくないよ・・・)

「そ、それに僕・・・胸なんてありません・・・」

「あぁ、だからつけるんだ。よく見てみろ。」

ブラジャーを恐る恐る取り出してみる。すると・・・

(あっ・・・)

ブラジャーの胸を覆う部分、そこに厚めのパットが縫い付けられてあった。こ

れなら、胸がなくてもあるように見せることができるだろう。

「着るものが着るものだからな。シンプルなだけに素体のよさが大切になって

くる。それなのに胸がないのはちょっと、と思ってな。」

未来さんが服の説明も加えながら話す。

「嫌ならオレが・・・」

「やめてください。・・・未来さん、絶対僕をからかってるでしょ?」

「あはは、その通り。」

「もぅ・・・」

一度着ると言った手前、もう後に引くことはできない。覚悟を決めることにし

た。・・・よし、覚悟できた・・・と思う、多分。

まずはブラジャーから、と思ったが・・・着け方がわからない。

しょうがないので、先にパンツから履くことに。

ベルトを外し、ズボンをゆっくりと脱ぐ・・・

ベルトが落ちる音と共に、ズボンが脱げ落ちる。

次に、パンツを・・・

(うぅ・・・)

下がスースーする。カーテンのすぐ向こう側に未来さんがいるというのに・・・

いや、いるからなんだろう。なんだか変な気分になってくる・・・

女性の目の前で(と言っても見られてないわけだけど・・・)着替えるなんて

こと、今まで一度もなく、緊張と一緒にそれ以外の感情も沸き上がってくる・・・

 

(は、早くしよ・・・)

パンツは持ってみるとずいぶんと小さく、本当に入るのかと思ったけど・・・

その代わり、とても伸び縮みする素材でできていた。

両足にパンツを通す。・・・そのまま、上へと引き上げていく。

「・・・ぅあ・・・」

太ももの内側を、柔らかく撫であげられる感触に思わず声が漏れる。

「ふぅ・・・」

ようやく履き終わったけど、まだなんかムズムズする・・・

みっちりと密着してるせいか、包まれてるっていう感触が一段と強い。

それに・・・少しお尻にくいこんでて、不自然な感覚がつきまとう。

(・・・しかた、ないよね。慣れるまで・・・ガマンガマン。)

一段落したとこで、次はブラジャーだ。袋の中から取り出して、見よう見まね

でつけてみようとする。

「・・・んっ・・・んぅ・・・」

胸のあたりにパットがフィットする。フニフニしてて、くすぐったい。まるで

手のひらで胸が包まれてるような感じだった。

後ろにあるホックをとめようとする。けど・・・

(・・・ん・・・あれ?)

思うようにうまくとまらない。繰り返し挑戦してみるけど、やっぱりダメ。

いろいろと試行錯誤してみた結果、前で先にホックをとめておいて、その後く

るりと回転させるという方法を使ってようやくできた。

「・・・うわぁ・・・胸あるよ、僕・・・」

自分におっぱいがある。何か変な光景だった。

自分で触れたり、つついたり、持ち上げてみたりする。

「・・・ん、ふぅ・・・」

なめらかな肌触りなパットがブラを刺激するたびに胸の乳首をこすり、なんと

も言えない感覚が沸き上がってくる。

「・・・ふっ・・・あぅ・・・んっ・・・」

(まずい、手が・・・とまんないよぉ・・・未来さんが、向こうにいるのに・・・)

 

自分の手のはずなのに、僕の意志を無視してとまってくれない。むしろ、どん

どんと大胆な手つきになってくる・・・

次第に興奮は昂まっていき、それに伴って下が一一一

(あっ・・・やばっ・・・)

慌てて気づくが、もう遅い。一度反応してしまった僕のアソコはどんどんと大

きくなっていってしまう。

「あっ・・・あ、うぁっ・・・」

大きくなると、パンツの圧迫がさらに強くなる。そして柔らかな布の感触でさ

らに感じてしまうという悪循環。

上と下、二つの今まで味わったことのない刺激のせいで、僕の頭からは理性と

か、そんなものがどんどんと消えていった・・・

(あっ・・・ち、ちょっとだけ・・・ちょっとだけ・・・・)

欲にどんどん溺れて、周りが目に入らなくなる。ちょっとだけと言って、自分

で自分を納得させる。

右手は胸に、そして左手は自分のアソコへともっていく・・・

「・・・んぁ・・・」

慣れないものをつけているせいか、自分でも手がぎこちなく感じる。でも、な

んかそれが今は・・・

「・・・あぅ・・・き、もちぃ・・・」

布の上からの愛撫。柔らかい肌触りが、なんだか女性にされてるように優しく

敏感な部分を撫でまわす。・・・上も、そして下も。

「・・・うぅ・・・ふ、あっ・・・」

触れるか触れないかの力具合が、もどかしさをかもしだす以上に焦らされてい

るようで気持ちいい。

次第にちょっとの範囲どころではなくなり、自制もきかなくなっていく・・・

でも、少しでもこの感覚を味わおうと僕は夢中になっていった。

「弘樹くん、もう着替え終わったのか?」

「・・・ふっ・・・う、えっ?」

「開けるぞ。」

無情にも、カーテンは開かれる。とっさに、僕は前を隠す仕草をとる。

「あっ、ちょっと待っ一一一!?」

 

「み、みないでっ・・・!」

僕は背中を向いて前をみられないようにしようとする。だけど・・・

「・・・あ。」

未来さんは鏡の方を見て呆然としている。・・・ん?

(鏡・・・)

「えっ?・・・あっ!?」

しまった。気づいた時にはもう、遅かった。・・・何もかも。

「何を、してるんだ?・・・それに、下・・・」

「・・・・・・」

極度の緊張と恥ずかしさと罪悪感と・・・いろんな負の感情が混ざりあって、

言葉がでてこない。

気持ち良さとか、そんな欲求は瞬時に消え・・・ただただ、シュンとなる。ま

るで子供の悪戯が親に見つかった時の光景だった。

「女の下着なんかで興奮するなんて・・・まぁ君も一応男の子だし、無理もな

いかもしれんが・・・」

「・・・・・・」

「結井が聞いたら何と言うか・・・」

「・・・っ!?」

その言葉に素早く反応。もし結井さんに知れたら、僕はもう・・・あそこには

住めないっ!

「い、いわないで・・・何でも、何でもしますからぁ・・・う、グスッ・・・

お願い・・・」

僕は未来さんにすがりついてお願いした。自分に対する情けなさで涙が溢れる

けど、それを拭えるほど心には余裕はなかった。

「・・・君はいつもオレの前で泣いてるな・・・」

未来さんは僕の涙を指で拭って、それから頭を撫でてくれる。

(・・・なんでだろう、この人に撫でられるとひどく気持ちがおちついて、楽

になっていく気がする。)

「まるでオレがいじめてるみたいだな。」

「えぅ・・・す、すみません・・・」

「・・・オレにも、可愛い顔をみせてくれよ。」

「えっ・・・ひゃっ!?」

突然、後ろから抱き締められた。そしてそのまま手が、下のほうに・・・

「へっ・・・嘘!?や、やめて・・・」

「何でもしてくれるんじゃなかったのか?約束は、ちゃんと守らないとな。」

「でも・・・あ、やぁっ・・・」

ゆっくりと、上から下へ・・・そして下から上、優しくなで触られる。

それだけでも、僕はビクビクと反応してしまう。・・・自分でするのとは比べ

物にならないくらいの快楽が僕の体を支配していく。

「こら、もっと力を抜け。オレの背中にもたれかかっていいから・・・」

触られるだけで崩れそうだったけど、せめてもと思い前かがみになり抵抗する。

 

「・・・そうか、そうするんだったらオレにも考えがある。」

不適な笑みが鏡に映し出される。

(な、なにを一一一)

「・・・あ、あああぁっ!?」

胸からの弾くように伝わった強い刺激に、思わず体が弓なりになる。そして一

気に支えていた力が削がれ、後ろへと倒れかかる。

「おっと。・・・ふふふ、どうだしてやったぞ。」

下を見てみる。フリーだったはずの未来さんの左手が、いつの間にかブラジャー

の中に侵入し、僕の乳首を思いっきり摘まんでいた。

「あうっ・・・痛い、痛いです未来さん!は、離してぇ・・・」

「駄目だ。さっきオレに逆らったからな、お仕置きだ。」

「そ、そんなぁ・・・痛いよぉ・・・」

「今回は涙を見せても、止めたりはしないからな。」

未来さんは力を加えながら、指をコリコリ動かして僕の乳首を指の中で転がす。

 

「あぐっ、痛い!止めて止めてぇ!!」

ジタバタするけど、力が全く入らないため抵抗にもならない。

「そんなこと言って・・・下をこんなにパンパンに膨らまして言っても、あま

り説得力ないぞ?」

僕のアソコは・・・未来さんの手の中でビクビクと脈打たせて、今にも破裂し

そうなくらいだった。

(これは、違っ・・・!?)

「あっ!?ぐぅ・・・」

「男でも、ここは感じるんだな・・・それとも君、実は本当は女だったり・・・」

 

「ち、違います・・・」

敵意を込めて、鏡ごしに未来さんを睨みつける・・・

「・・・わかったわかった、もう痛くはしない。」

左手の力が一気に弱まった。さっきまで強くされてたせいか、先っぽがジンジ

ンしてて熱い・・・

「だけど・・・続けさせてはもらうからな?」

今度はブラジャーの上から揉まれる。さっきとは打って変わって、心地よい力

加減。

「あ・・・ぅ・・・」

わしづかみにされ、手で胸全体が包まれる。未来さんはうごめくように手を動

かし、僕に刺激を与えてくる。

小さな波がいくつも、僕に迫ってくる。最初は少しくすぐったい程度だったけ

ど、だんだんと身震いがおこるように・・・

(なんか、焦らされてるみたいで気持ちいい・・・)

「他にご注文は、お嬢さん?」

「お嬢さんは・・・あぅ・・・やめて、ください・・・」

「女扱いは、嫌いか?」

「あ、あたり・・・まえです・・・」

「いや、だってなぁ・・・自分で鏡見てみろよ。こんな、やらしい顔しといて・・・

本当に女みたいだぞ?」

鏡の前に映ってる女の子は頬を真っ赤に染め、後ろの女性にされるがままに身

もだえして、足をモジモジとくねらせていた。

(でも・・・これは、僕じゃ・・・ないもん・・・)

自分勝手な言い訳。前に映ってるのは確かに僕なのに、僕は僕だと認めようと

はしない・・・

「んで、他にしてほしいことは?オレは君に気持ちよくなってほしいんだから

な、遠慮なく言ってくれ。」

「あっ・・・じゃあ・・・ひ、左の方も・・・」

「ん、了解。」

さっきまで右だけだったものが、今度は左右交互に揉みしだかれる。

「ふぁっ・・・んなぁ・・・」

今までお留守にされてた分、左の胸の感度は上がっていて、軽く触れられただ

けでもキュンと下半身が疼いてしまう程・・・

「ふぐぅ・・・」

「ほら、そろそろ下がムズムズしてきただろ。今、楽にしてやる・・・」

パンツがずらされ、中から僕のが取り出される。

「あ・・・や、やんっ!?」

「ははっ、まだ皮被ってるのか。・・・先っぽも、ピンク色だし。」

「ずいぶんとまぁ、可愛らしいオチンチンだこと。」

根元からつかまれ、ゆっくりと扱かれていく・・・

「ふっ・・・ん、にゅ・・・」

程よく疼きが溜まってきた所にくる、未来さんの愛撫。疼きが、全部快楽に変

換されていく・・・

「んっ・・・んっ・・・んぁ・・・」

一定した、リズミカルな動き。パンツの布地も手伝って、睾丸にまでも今まで

感じたこともないような刺激が与えられる

「そら、見えるだろ?自分のはしたない姿が。」

鏡に映し出される、僕自身の恥ずかしい姿。一度前を向けば、その全身を余す

所なく目にいれてしまうことになる。

「見てみろよ、前。」

目を瞑って我慢。決して、見ようとはしない・・・

「・・・また乳首を強く摘まれたいのか?」

その言葉にビクッと反応。・・・それだけは、いやだ。

「だったら目をあけろ、早く!」

「・・・ぅ・・・うぅ・・・」

徐々にだけど、開かれる目。電光の光が瞼の中へとはいってくる。

そして次にはいってきたのは、僕・・・

「・・・ようやく目をあけたな。どうだ、自分の今の格好は?」

「い、いやぁ・・・」

(恥ずかしくて、死んじゃいそう・・・)

「おっと、目を瞑ったりなんかしたら・・・わかってるな?そのまま、最後ま

でいてもらうぞ。」

未来さんの右手、アソコがつかまれてる手が力を増して僕を刺激する。

「・・・うっ・・・うぁ・・・やっ、やだぁ・・・」

感じれば感じるほど、鏡に映るその顔は淫らになっていき・・・その顔をみて

ると、どうしようもない羞恥心が生み出される。

「ふぅ・・・ん、ゆぅ・・・ふあっ!?・・・ん、あっ・・・」

手が当てもなく宙を舞い、つかみ所のない所をさまよう。時折くる強い快感に

思わず手を握ったり、プルプルと震わせたりと、それの繰り返し。

「ははっ、嫌だ嫌だというわりには随分と気持ちよさそうだな?・・・ほら、

こことかどうだ?」

亀頭の先っぽを握るようにして、グリグリと五本の指がそれぞれ動く。

「ふああっ・・・だめ、それぇ・・・」

「ふふ、じゃあ次は・・・」

今度は裏筋を人差し指でツゥー、と

「っ!?」

無意識に、ゾクゾクッとした感覚が下半身の方から脳のてっぺんまでのぼりつ

めた。・・・雷が落ちたかのごとく、ものすごい感じだった。

未来さんの手の動きが、元に戻る。

「さ、もう余裕もなくなってきただろ。我慢せず、そのままイってしまえ。」

そして、手の動きが今までより一段と早くなる。

「うあっ・・・そっ、それはダメですよ!」

それに対し、僕は一生懸命こらえようと下腹部に力をいれる。

(そんな、こんな格好でイっちゃったら・・・僕は・・・)

僕は、変態になっちゃう・・・僕は僕が許せなく、なってしまう・・・

「じゃあ、このままでいるつもりか?・・・こんなにアソコを勃起させといて

か?」

未来さんが一瞬、手を止める。そうすると途端に、体にもどかしさが生まれて

くる。

体が、欲しいと火照ってくる・・・

「うぅ・・・」

「オレは構わないが・・・」

「あっ・・・それは・・・い、いやです・・・」

「・・・だったらこのままイってしまえ。また、履いただけで立たせてもらっ

ては困るからな。・・・よくは知らんが、一回抜いたら大丈夫だろ?」

「で、でもぉ・・・」

自分の中で、欲望と理性とがせめぎ合う。

 

 

(マズイ・・・マズイ、マズイマズイマズイマズイマズイ・・・)

 

「だ、めぇ・・・ああっ・・・あっ、あっ、あっ!?」

一気に上りつめていく感覚。勢いのついた快楽は、もう止められず・・・

「うっ、あああぁぁっ!!」

その時、僕の中で一一一

「あ・・・あぅ・・・あ、はは・・・」

何かが音をたてて崩れたような、気がした・・・




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