「あはは、似合う似合う〜」

「かっ、からかわないでくださいよ・・・恥ずかしいんですから・・・」

「いやいや、からかってなんかないって。その辺の女の子よりず〜っと可愛い

って、ねぇ?」

「・・・あぁ、確かに。」

「未来さんまで、そんなこと言う・・・」

時刻は11時、この店に来てからもう2時間になるというところ。

ついさっき、用事(?)を済ませてきた結井さんがお店に帰って来た時だった。

 

未来さんに引っ張られて、僕は結井さんが待ってる売り場の方へと連れていか

れた。

・・・そ、その・・・女の子の服を着せられたままで・・・

売り場へと入った瞬間、一瞬だけど、結井さんに混じってその場に居合わせた

人達が、全員一斉にこっちを見た。その好奇な視線に、思わず顔を下に背けて

しまう。

未来さんの腕に寄り添うようにして、結井さんの所に行く。・・・視線は、床か

ら上に上げられそうにない。

「未来、お疲れ〜」

結井さんはとても上機嫌に未来さんに声をかけた。

「おまえの好きそうな感じにしてみたが、これでいいか?」

「うん、もうバッチリ!さすがは未来、ちゃんとわかってるじゃない。」

「ふふっ、まぁな。・・・ほら、弘樹くん。俯いてばかりないで、ちゃんと顔

あげなよ。」・・・

無理。恥ずかしくて、とてもじゃないけど顔をあげるなんてことできない。

顔をフルフルと横に振る。

すると、首の所に手が差し延べられた。そしてそのまま−−−

「・・・んぐっ!?」

グイッと顎を上へと持ち上げられた。

「ふ〜ん・・・」

結井さんは真っすぐに僕の目を見つめてくる。その視線に耐え切れず、頬を赤

らめながら僕は視線を右に行ったり左に行ったりと繰り返す。

「・・・結井。」

「わかってる、我慢我慢。」

「・・・ところで、ちゃんとアレは買えたのか?」

「ええ、もちろん・・・ほら、ここに。」

そう言って結井さんは手を戻し、カバンの中から一つの小ビンを取り出した。

ラベルは貼ってあるけど、書いてる内容は見たこともない文字で、全く読めそ

うにない。ビンの中には自然には出来そうにない白色の液体で満たされている。

 

「あぁ、確かに間違いないようだ。」

未来さんにはわかるらしい、ラベルを見ながら頷いている。

「あ、あのっ・・・それ、何ですか?」

僕は、恐る恐る聞いてみる。何となく、嫌な予感がするから・・・

「ふふっ、これ?」

結井さんはニマニマと笑いながら僕の前にビンを翳す。

「これはだね〜・・・残念〜、まだ内緒。」

背筋がゾーっとした。間違いない、絶対にマズイものだ。そして、絶対僕に使

うつもりなんだ・・・

「あの・・・僕そろそろ帰らないといけないんで・・・」

二人の間から離れようと・・・急いでダッシュ!の所を未来さんに

「まあ待ちなって。」

と首根っこを掴まれ、片手だけで取り押さえられてしまった・・・

「確か今日は一日中暇、なんだったよね〜」

結井さんはニッコリと微笑みながら僕に囁く。だけどその目元は一ミリたりも

笑っちゃいなかった。

「それに、そのままじゃ家にも帰れないでしょ?なんせ弘くんの服はここにあ

るんだからね〜」

結井さんはいつの間に渡されていたのだろう、僕の着替えが入った紙袋を持っ

ていた。

「ああっ、それは!?」

「しかもご丁寧に家の鍵、それに財布まで・・・これでもうどこかで新しく買

う、なんてこともできなくなったわけだ。」

変なことに気を取られてたせいだ。半ば放心状態だった僕は、自分のことばかり

で自分が着ていた服のことを完全に忘れていた。

「さぁ・・・どうする?私の言うこと聞いてくれれば、返してあげてもいいん

だけどなぁ〜?」

「うっ、うぅ・・・」

まさに手も足もだしようのない状況だった。でも、あの薬は・・・「どうした

だ、弘樹くん?」

・・・そういえば、未来さんにはあの薬の中身がわかってるんだっけ?

「あの、未来さん」

「ん、なんだ?」

「その、あの液体って・・・」

未来さんは僕の不安の理由を察したらしい、ポンと手をうち、

「・・・あぁ、それでか。おい、結井」

そう言って、結井さんからビンを渡してもらい・・・

「・・・んぐっ」

「!?」

あ、あろうことか飲んでしまったのだ!?

見るとビンに入ってたはずの液体は、半分ばかり無くなっている。

「ほら、何ともない。ただの栄養剤だよ。」

「・・・ほ、ほんとに大丈夫なんですか?」

「大丈夫じゃないように見えるか?」

正直、怪しかった。だけど、嘘をついてるようには思えないし・・・

「ああっ、もうこんな時間!?」

今までだんまりだったが、いきなり大声をあげる。

「急がないと・・・ほら弘くん、行くよ。」

「ぇ、ちょっ・・・!?」

結井さんは強引に僕の腕を掴むと、店の外へと走りだす。

「ちょっと待って、まだ話が・・・っていうか、服!?ちょっ、この格好で外

なんかに・・・」

レジにいる未来さんの姿がだんだん遠くなっていく・・・

「頑張れよ、結井〜」

そして自動ドアを抜けたところで、姿も声も、完全に見えなくなってしまった・・・

 

 

「・・・・・・ふぅ」

ドアの向こうには、もう二人の姿は見えなくなっている。

「行ってしまったな・・・可哀相に、弘樹くん・・・」

あぁ、弘樹くん。君はもうちょっと人を疑うことを覚えたほうがいい。

君の着替えが入った紙袋。あれに他にもなにか入ってないかって注意しておく

べきだったな・・・

恐らく結井のことだ。今日一日かけて、ここぞとばかり彼を辱めるのだろう。

昔から好きなやつを虐めたがる性格だったが・・・

しかし、アレを使うまでにエスカレートするなんて・・・

「よっぽど気に入ったんだな、彼のこと。」

いや、今は『彼女』だっけか?

まあアレはちゃんと渡したし、多分大丈夫だろう。結井の方ももちゃんとあの

薬買ってたし、大事にはいたらないだろう。

「・・・さて、どうするかな。もうそろそろ・・・」

「店長〜」

オレを呼ぶ声がした。振り向くと、店員の一人がビニールを持ってこっちに向

かってきている。

「ん、どうした?」

「私の注射器が何本かないんですけど〜・・・」

「あぁ、ごめんごめん。オレちょうど切らしててさ、悪いけど勝手に借りさせ

てもらった。」

「あ〜、そうなんですか〜」

妙に間延びした声。だけどそれを除いたらそこいらのアイドル顔負けのスタイ

ルだ。道行く人の、多分ほとんどが一度は振り返るほどの美貌を持った彼女。

今と

なってはもう・・・オレの所有物なのだが。

「悪いな、そのかわりなんかやってみたいモノあったら言ってくれ。作ってや

っからよ。」

「え、本当ですか〜」

一瞬にして目をキラキラと輝かせる。・・・本当に、骨抜きになっちまったな

ぁ。あれほど薬にあんま溺れんな、って言ってやったんだけど・・・

「あ、そういえば店長〜。棚の一番上の薬が空になってましたけど〜・・・あ

れって確かハルシオンじゃないんですか〜?」

「ん、あぁそうだ。」

「それにさっき更衣室にいた男の子・・・もしかして、あの子に使うんですか

〜?」

「ん、正解。オレの友人がさ、どうしてもっていうからな。」

「でも危なくないですか〜?あんな小さな子にそんな大量に・・・」

まあ、普通に使ったなら間違いなく全身痙攣で病院行きだな。いや、もしかし

たら呼吸困難おこすかもなぁ。

「馬っ鹿、何のためにオレがいると思ってる。」

「・・・あぁ〜!なるほど〜」

「ちゃんと調合したやつ渡してるよ。他にもいろいろとお楽しみもつけて・・・

っ!?」

ドクン、と自分の中の心臓が一際大きな音をたてたような感覚。

・・・やば、キてしまった。

「店長、大丈夫ですか〜?何となく顔が赤い気がしますけど・・・」

「・・・真理」

こいつがいたのは幸いだった。調子にのって大量に飲んでしまったせいか、理

性がもうあまりもちそうにない。客も少ないようだし・・・

「真理、店は他の奴に任せていい・・・ちょっと付き合え。」

手を掴んで、更衣室へと連れていく。

「あっ、店長・・・」

オレの状況を察したらしい。顔を赤く染めながらも手を振り払わずにされるが

ままオレについてきた。

そして更衣室につくやいなや彼女の服を破り捨て、オレは彼女が気絶してしま

うまで犯し続けた・・・

 

 

「ほ〜らっ、いつまで恥ずかしがってるの。そんな感じじゃ、男の子だってす

ぐにバレちゃうよ?」

「そ、そんなこと言ったって・・・服返してくださいよ〜」

時刻はもうすぐ正午といったところ。私は弘くんを連れて駅前にやってきた。

平日といえど、やっぱり町の中心部は人が多い。お昼を食べに行くサラリーマ

ンや、子供連れの主婦・・・はてまた学校を抜け出したのだろうか制服を着た

男女など、たくさんの人で賑わってた。

「だ〜め、後でちゃんと返してあげるからそれまでガマン。」

頭の中では今日の計画が着々と積み上げられていた。紙袋の中の注射器と薬品

もあることを確認したし・・・あとはこれを使うまでどうやって弘くんで遊ぶ

か、だ。

弘くんはさっきからしきりにスカートを気にしている。まあ、日ごろズボンと

かしか履いてない男の子にとって、スカートは違和感だらけなんだろう。膝に

かかるかかからない程度の長さだから、ちょっとの風でも軽くフワッと持ち上

がってしまう。その度に、弘くんはお尻を押さえ付けて風でめくれないように必

死になっていた。

(ふふっ、恥ずかしがっちゃって・・・可愛いっ。まあ、その為にわざわざ町の

中心まで来たんだし。)

弘くんのその仕草や表情が−−−かえって気にしてるというその行動が、本人

の意思に反して注目を集めていた。元来の素質なのだろうか、普通の女の子よ

りも女の子らしいその恥じらう表情は可愛いとしかいいようがなく、周りの人々

もそんな弘くんをみて誰もが一度は振り返った。

もっと堂々とすれば少しはましになるのに・・・弘くんはそのことに気づかな

いんだろうか?・・・まあ、言わないけど。

「さて、お昼どこで食べようか?」

私は弘くんに話をふる。

とりあえず弘くんをどうするかは、何か食べてからでも決めようと思っていた。

 

「・・・そうですね、僕は別に・・・」

と、思ってたんだけど!

目の前を通り過ぎる一つの看板をみて、私は閃いてしまった。

(そうだ、ここなら・・・それにちょうど今日は・・・)

「じゃあ、ここにしよっか。」

「えっ、ここですか?」

看板には大きく『モスドナルド』の文字。日本の文化にもなりつつある、大手

ファーストフード店だ。駅前にあるこの店は二階建てで、今はお客もそれほど

多くはなさそうだった。

「さ、早くいこ。」

はやる気持ちを押さえ、私は弘くんを店の中へと連れて入った。

 

「いらっしゃいませー、店内でお召し上がりでしょうか?」

店に入ると、若い女性の店員がレジをしていた。はきはきとした調子で接客し、

とても好感のもてそうな感じだ。

「あ、はい。」

「それでは、ご注文の方をどうぞー。」

「弘くん、何でもいい?」

「あ、構いません。」

「えっと、じゃあ・・・このバリューセットを二つと、あとナゲットひとつ。」

 

「かしこまりましたー、では先にお会計のほう失礼します。」

「なお、今日はレディースデーですので、お二人とも通常の10%分の割り引

きとなります。」

「・・・え?」

弘くんが一瞬だけ戸惑いの表情をみせる。

「チーズのバリューが二つ、それとナゲットひとつ、計1150円になります。・・・

はい、1150円ちょうどお預かりします。」

「ではこちらレシートの方です。商品の方後でお持ちしますので、お先に番号

札を持って席の方に移動しておいてくださいー。」

「いこっか、弘くん。」

私は店員に渡された番号札を持って2階へとあがっていった。

「よかったね、弘くん。弘くんも立派な『レディー』なんだってさ。」

「・・・まさか結井さん、そのためにここに?」

「まあ、半分当たりかな?」

本当の目的は違うけど・・・

「あそこに座ろっか。」

私は奥の、窓際の席を指さした。

私は右側、弘くんは左側の席について店員がくるのを待つ。

「ねぇ、結井さん・・・その服、いつになったら返してくれるんですか?」

「ん?んー、そうだなあ・・・今日一日、弘くんが私の言うこと聞いて私が満

足したら、かな〜?」

「そっ・・・そんなぁ・・・」

「ところでさ、弘くん・・・気づいてないみたいだけど・・・」

「ここに座ってて・・・何か感じない?」

「・・・?いえ、とくに何も・・・」

あれ?弘くん本当に気づいてないみたい・・・

「じゃあ言うけど・・・ここに座ってるとさ、下から見られている感じとか・・・

しない?」

テーブルの向こう側を見ながら、私は言った。

ここはお店の2階の正面にあたる部分で、ここから見下ろすと駅前にいるたく

さんの人達が見える。

一応はマジックミラーになってるけど・・・それでもやっぱり、『見られてる』

って感覚は頭ではわかっていても拭いきれるものではないはず。

「!?」

弘くんは慌ててスカートの前を押さえつけた。顔が一気に火照っていく。

「・・・あ、あわわ・・・ぼ、僕・・・」

恥ずかしさのあまり、席を移動しようとする弘くん。そんな彼に私は制止をか

けた。

「駄目だよ、弘くん。ちゃんとそこに座ってないと、服、返してあげないから

ね。これは命令。」

ビクッと立ち上がろうとする動きを止める弘くん。しばらくして、元いた席に

再び腰を下ろす。

「う、うぅ・・・」

両足をキュッと閉じる。それでも恥ずかしいらしく、足の間をモジモジと動か

しているのがわかる。

「ねぇ、足開いてみせてよ。」

「え、ええっ!?」

弘くんは露骨に顔を赤らめた。

「大丈夫だって、ここちゃんとマジックミラーになってたの見たでしょ?」

「で、でも・・・」

弘くんは足元と、駅前を交互に見る。でも、足は一向に開かれずただモジモジ

するだけだった。

「弘くん、命令。足を、開きなさい。」

ビクッと震えた弘くん。・・・やがて少しづつではあるけど、両足が徐々に離

れていく。

「う・・・うぅっ・・・は、はずかしい・・・」

顔は外を見ないよう、真横に顔をかたむけている。

30度ほど開いたところで、弘くんの足が止まりそうになった。だから・・・

「め・い・れ・い!」

少し強い口調で再度命令する。

「は、はいっ・・・」

体をビクンと震わせる。そして、そのまま足が・・・開かれた。

足を戻したいという欲求があるらしく、足がさっきからピクピク動いてる。

だけど弘くんは命令を守ろうと必死に欲求を押さえ付けてる。その葛藤してる

表情が、まるでトイレを我慢している少女のように見えて、不覚にもそそられ

てしまった。

(おっと、私も我慢我慢・・・)

どうやら・・・強い口調でいうと、本能的に逆らわずに素直に言うことを聞く

ようだ。

マゾの気でもあるのだろうか?

(ふーん・・・これは、使えるかもね・・・)

私はこの考察も、今日の計画に加えることにした。

「・・・ぁ、あぁっ・・・」

ん?不意に弘くんが変な声をあげる。顔はこれ以上ないくらいに真っ赤になっ

てる。

(・・・なにか、我慢してるみたい・・・?)

じっと観察する、そして・・・

「や、あっ・・・」

私は弘くんのスカートの太ももの部分が軽く持ち上がったのを見逃さなかった。

 

(あぁ、なるほどね・・・あ、そうだ。)

私は周りに聞かれないよう声の大きさを押さえて、弘くんの耳元で囁いた。

「ねぇ、弘くん。こんなとこでオチンチン大きくしちゃうなんて・・・」

「もしかして、弘くんって・・・変態?」

「えっ!?ち、違っ・・・こ、これは・・・あっ」

そうは言っても、自分の意思に反して下の方はどんどんと大きくなっていく。。

 

「ほら、またピクッてなった。人に見られるだけで興奮しちゃうなんて、やっ

ぱり弘くんは変態だよ。」

「ち、違います・・・これは、違います・・・」

(まだしらを切るかぁ・・・大人気ないなあ・・・)

「へぇ、そう・・・じゃあ・・・」

私は弘くんのを優しくさすってやる。

「こうしても、大丈夫なわけだ。」

上の・・・亀頭のところあたりだろうか?そこを指先で触れるか触れないかの

力加減で、スゥっと軽く撫でる。

「え、ちょっと・・・あっ、あっ・・・や、やめっ・・・」

スカート越しに軽くしてるだけなのに、どんどん大きくなっていく。

「ほーら、これで完全に勃っちゃった。どうするのかなぁ・・・」

ズボンと違いスカートだから、そこの部分が不自然に目立って見える。隠そう

にしても、弘くんは役に立ちそうなものは何一つ持ってなかった。

しょうがなく、手で隠そうとする弘くん。だけどその小さい手では、到底隠し

きれてない。というより、私は・・・

(あ、案外弘くんのって、大きかったんだ・・・知らなかった。)

と、正直別のことを思ってたりしていた。

(ふ〜ん・・・)

今ここで見てみたいなぁ、なんて衝動に駆られる。でもあまりにリスクが高す

ぎる。

それにもし今そんなことをやってしまうと、もしかしたら弘くんが私から逃げ

てしまうかもしれない。その後の計画もあるのだから、それは避けないといけ

ない。

(でもしたいしなぁ・・・う〜ん、うまいこと妥協点を・・・)

私はスカートを徐々にめくっていく。そして、パンツが見えるかみえないかの

所までまくった後、私は手を一旦離し、そしてその手を今度はパンツへと伸ば

した。

「あっ・・・結井さんっ」

(弘くん・・・濡れてる・・・)

パンツの表面からでもわかる、弘くんの股間部分には大きなシミができていた。

 

パンツの中に手を差し込む・・・

「ひっ・・・」

パンツの中では弘くんのオチンチンが小刻みにヒクヒク動き、その度に先端か

ら先走りの汁がツピュ、ツピュッと溢れでた。

「あっ、そんな・・・弄らないでっ・・・」

亀頭にできてた水滴をすくい、親指と人差し指でその先走りの汁をこねくり回

したり・・・敏感になってる肉の芽を優しくつついたり・・・カリの部分に触

れてみたり・・・

一通り弄った後、今度は手のひらで肉の芽を包みこむように掴む。

「あ、うっ・・・やめ・・・くださ・・・・」

弱々しく声をあげる弘くん。ごめん、もうちょっとだけ我慢してて。

その恥じらいの可愛さのあまり、思わず息を呑んだその時・・・階段の方から声が、

「3番の番号札、3番の番号札でお待ちのお客様はいらっしゃいませんか〜?」

 

「あ、私たちだ・・・ココです〜」

私は反対側の手を振って合図をした。・・・その隙に、さっきまで股間を触っ

てた手をパンツから引き抜く。

慌てたのは弘くんだ。近づいてくる店員に焦り、慌ててスカートを引き下ろし

どうにかして隠そうと懸命になる。

「お待たせしました、チーズのバリュー2つにナゲット1つです。」

「あぁ店員さん、ありがとう。」

私は2人分のトレーを受け取る。その横で、弘くんは私の陰に隠れるように身

を縮こまらせていた。顔を真っ赤にして・・・ほんと可愛いっ。

「それでは、ごゆっくりどうぞ。」

店員さんは軽くお辞儀をして去っていった。・・・どうやら、気づいてはない

みたいだ。

「もういったよ、弘くん。・・・大丈夫だって、気づいてなかったから。」

見れば弘くんは今にも泣きそうな顔をしていた。

「・・・ホントですか?」

弘くんはとりあえず押さえてた手をどかす。そこにはまだ、おさまらない自分

のオチンチンがあった。心なしか、さっきより大きくなってるような気が・・・

 

「えぇ、本当。ごめんね、私ちょっとトイレいってくるから。先に食べててい

いよ。」

逃げ出すかもしれないけど・・・まぁ、その状態じゃ逃げだせないだろう。

とりあえず、さすがにこのまま食事なんかしたら不衛生だから手を洗いにトイ

レへと向かった。

手を洗って戻ると、そこには案の定弘くんが座っていた。なんとかおさまった

らしいが、私を警戒してるらしく手でしっかりとスカートを守っていた。

(もうしないのに・・・)

しょうがなく、席に着く。

どうも気まずいこの空気。私たちは無言のまま、黙々とご飯を食べ続けた。

(さて、と・・・後はどうやって弘くんをホテルに連れ込むか・・・かな?)

今ので警戒されたし・・・なにか考えないと、難しそうだなぁ・・・

 

 

「・・・ん・・・あれ?・・・店長?」

背後に声。振りむくと、真理が起きたらしい。オレがかけてやった毛布をどけ、

裸のまま上半身をおこした。

「お目覚めか?」

オレは吸ってた煙草の火を消し、目が覚めた真理の方に向きなおった。

「・・・おはようございます〜。」

「・・・『おそよう』だ。ったく、今何時だと思ってる。」

時計に目をやる。・・・時刻はもう11時、もちろん夜中の。店ももう閉じて、

いるのはオレとこいつしかいなかった。

「だってしかたがないじゃないですか〜・・・あんなに激しくされたら誰だっ

て気絶しますって〜・・・」

まだアソコがヒリヒリするんですよ、と真理は自分の秘部をさすりながら言っ

た。

まぁ・・・オレも途中からは覚えてないが、かれこれ2時間はやってたかな?

頭の中は薬を飲んだ時のムラムラ感はなくなっていて、スーッと冴え渡ってい

て気分がよかった。

「それで、店長・・・何したんですか?」

「あぁ・・・催淫剤を飲んだんだ、ヨヒンベっていうやつからできたやつを。」

 

「ヨヒンベ?」

真理は顔を捻った。あ、こいつは薬の知識はあまりないんだった。

「あぁ、アカネソウ科の植物の一種なんだが・・・樹皮にな、催淫作用を引き

起こす物質が含まれてるんだ。」

詳しく言うなら、ヨヒンビンという白色針状晶のアルカロイドで主に勃起中枢

興奮作用や知覚神経末梢麻痺なんか引き起こす。外陰部にある血管を拡張する

効果もあるため、普通は陰萎の患者が用いるような結構強力な代物であったり

する。

「それで・・・それを店長が飲んじゃった、と〜?」

「まぁ、そういうことになる。」

つい調子にのって半分も飲んでしまった・・・あの子をビックリさせたかった

が為に。

本当はあんなことするはずもなかったんだけどなぁ・・・この部屋での昼間の

行為を思い出す。

こう、なんて言うか・・・平常心を心掛けようとしても、彼の顔を見るとなん

だかイタズラしたくなるというか・・・あんな泣き顔見せられたら歯止めがき

かなくなるというか・・・『苛めて』オーラが出てる、そうそんな感じだった。

 

(あっ、ヤバ・・・)

思い出しただけでも、またしたくなってきてしまった・・・

「・・・あの〜、店長?」

真理はゆっくりと近付き、オレの両肩に手を乗せた。頬がわずかに上気してい

る。

そのままオレの顔を抱き抱えるような感じに両手を後ろへとまわしてくる。真

理の胸が鼻のあたりに押しつけられる。

「その・・・また、しません?」

熱の入った声で、オレの耳元で囁く真理。抱き締める腕に力がこめられる。

「今度は私に、気持ちよくさせてください・・・」

腕からとかれる。お互いを見つめ合い、そのまま・・・

「んっ・・・ちゅ・・・」

どちらが誘ったわけでもなく、お互いに唇を重なり合わせた・・・

(弘樹くん、か・・・今度オレもやってみようかな?途中までしかしなかった

し・・・最後、どんな声で喘いでくれるんだろうな・・・)

薄れゆく理性の中、オレはそんなことを考えていた・・・

 

時刻は4時、もうすぐ夕方になるかというところ。

僕たちは・・・町中を歩いていた。

昼での出来事のせいでお互いどうも会話がぎこちなく、話もあまりはずまない・・・

そんな状況だった。

(だって・・・しかたがないじゃないか・・・)

女装させられてるだけでも恥ずかしいのに、その上あんな・・・

これで普通に話しかけられる人の方がどうかしてるくらいだ。

ほんとは今すぐにでも逃げて帰りたいけど・・・肝心の服を返してもらってな

い以上、帰るわけにはいかなかった。

(どうすれば・・・って、あれ?)

結井さんが隣にいない・・・慌てて辺りを探してみると・・・

「っ!ど、どうしたんですか結井さん!?」

後ろの方で、結井さんが道端でお腹を抱えてうずくまっていた。

「だ、大丈夫ですか・・・?」

「あ、ごめんね弘くん。大丈夫だから・・・痛っ!」

「大丈夫そうにはみえませんよ・・・」

「ごめんね、ちょっと・・・その・・・」

「何なんですか、はっきり言ってください。」

「・・・・・・」

結井さんは、手招きをした・・・『耳を貸して』ということだろうか?

よくわからないながらも、とりあえず言うとおりにしてあげる。

「・・・それで、何ですか?」

「・・・つう・・・なの。」

「え?」

「だからっ・・・生理痛、なの・・・」

「あっ・・・」

とたんに気まずい空気。僕は男だからよくはわからないけど・・・

「それにさっきから急に頭痛もひどくなっちゃって・・・ごめんね?」

「いえ、別に謝らなくても・・・」

でも、どうしよう?見た感じひどそうだし・・・お医者さんに診てもらったほ

うがいいんだろうか?・・・でも、僕はこの町のことはあまりよく知らない。

だから、病院がどこにあるかなんてわからなかった・・・周りにもそれらしき

看板はない。

「大丈夫、少し休めば元に戻るから・・・」

だけど、ここにいるのもよくはない。どこかに休めそうな場所は・・・

「あの、弘くん・・・」

「何です?」

「あそこに・・・連れてってもらえないかな・・・あそこなら休めるし・・・」

 

結井さんの指さした先にあったのは・・・っ!?

「あ、あそこですか・・・」

どう見てもエッチなことをする、いかがわしいホテルだった。

(ど、どうしよう・・・僕行ったことなんてないし・・・そ、それに結井さん

とそんなっ・・・)

「お願い・・・」

(・・・いや、今は結井さんが大変なんだから・・・よしっ)

「わ、わかり・・・ました・・・」

僕は覚悟を決めた。

 

中の仕組みとか知らなかった僕は、早速入り口のところでたじろいでしまった。・・・

だけどなんとか部屋を取ることができ、結井さんをベッドに寝かしつけること

ができた。

とりあえず、ひと安心・・・といきたかったのだが、そうもいかなかった。

お昼にあんなことがあって、今ここにいて・・・僕の心臓はさっきから緊張し

っぱなしだった。

「じ、じゃあ僕ちょっと外で薬を探してくるんで・・・」

変な考えを持たない内に、どこかで頭を冷やそうと外に出ようとしたその時・・・

 

突然、左腕を掴まれる。驚いて振り返ると、さっきまで気分悪そうにしていた

結井さんが僕の腕をありえないくらい強い力で握っていた。

「えっ・・・結井、さん・・・?」

・・・そしていつの間にか結井さんの反対の手には注射器が!

プスッ・・・

「うわっ!?」

僕の腕に刺さる針。中の液体が注射器の針を通じて押しこまれてくる・・・

「ゆ、結井さんっ・・・」

「動かないで!・・・動くと手元が狂ってどうなっても知らないよ?」

どんどん入ってくる何かの液体。危ないものなんじゃ、と思うと怖くてどうに

かなりそうだった。

「・・・っと、全部入った。」

針が抜かれる。血管を駆け巡って全身に冷たい薬品がいきわたっていくような

感覚がして、ゾッとした。

「なっ、何を僕に・・・あ、れ・・・」

身体全体が麻痺したかのような痺れがきたかと思うと、突然身体に力が入らな

くなった。そのまま、ベッドに崩れ落ちる・・・

入れ替わりに結井さんがベッドから起き上がり、僕を見下ろす。

「本当、弘くんって優しいよね。お昼からずっと気まずかったのに、いざって

時は助けようとしてくれるし・・・私はそんな弘くんが大好きだよ?」

「でも・・・ごめんね?私って、好きな人をね・・・苛めたくなる性格なの。

大好きな人を私の前で泣いちゃうぐらいにメチャメチャにするのがたまらなく

好きな人間なの。・・・本当に、ごめんね?」

結井さんは自分のバッグから何かを取り出した。

ビキニの水着のようなもの、だけど布のところに変なもの・・・黒い、オチン

チンのようなものが取り付けられていた。

「ゆ、結井さん・・・そ、それは?」

「あれ、弘くん知らない?挿れられるのは女の子だけじゃないんだよ。弘くん

も、ここに・・・」

「私を受け入れられる穴があるでしょ?」

結井さんはそう言うと僕のお尻に手を差し伸べ、そこにある穴をトントンと軽

くノックした。

「あっ、そこは・・・」

今まで誰にも・・・自分ですら極力触れない場所。本来排泄のためだけにある

場所。

恥ずかしさで顔が真っ赤になる。

「今のうちに、よくほぐしとかないとね・・・んっ・・・」

「・・・っ!?やだ,そんなとこなめないで・・・っ」

結井さんはあろうことか、舌を使って僕のお尻の穴をなめはじめた。

「やめてっ、汚いからっ・・・っあ、やだ・・・」

「んっ・・・ん〜、じゅる・・・」

やだ、そんな音たてないで・・・そんなに見ないで・・・っ

「や・・・やだって言ってるじゃ・・・あっ、あっ・・・」

手足は自由のはずなのに、抵抗できない・・・

お尻の中に、何かが入ってきた。

「あっ!し、舌・・・ぬ、抜いて抜いてっ・・・っあ、やぁっ・・・」

変な生き物が中に侵入しているような感じで、気持ち悪い・・・

舌が引き抜かれる。その代わり今度は指が僕の中に入ってこようとした。

「も・・・や、やめ・・・うあっ」

2本一気に差し込まれる。そしてそのまま、左右に開く感じでお尻の穴が無理

やり拡げられる。

「弘くんの恥ずかしいとこ、全部丸見えになっちゃってるね?」

薬のせいで、力がはいらずに・・・だらしないぐらいにお尻が開かれてるのが

わかった。・・・そんな、見ないで・・・

人間の尊厳みたいなのが、崩されてるみたいで、屈辱というよりかはとにかく

はずかしかった。

「やだ、もう・・・死にたいよぉ・・・」

「・・・しょうがないなぁ」

結井さんは拡げるのをやめ、ベッドから降りた。

結井さんはベッドの横にある机の引き出しをあさって、何かを取り出した。プ

ラスチック製の小さな瓶だった。先端にはキャップがはめられていて、外すと

瓶の口は細長くとんがっていた。

結井さんは再びベッドに戻り、それをなんのためらいもなしに・・・

「うわっ!?」

僕のお尻の穴の中へと突っ込んだ。軽くお尻が広げられる感触が、なんだかム

ズムズする・・・

3センチぐらい、中に入ってきた所で結井さんは瓶の側面を摘まんだ。すると・・・

 

「あ、やだっ・・・冷たっ・・・」

瓶の中の液体が、僕のお尻の穴の中へと入ってきたのだった。お尻に力を入れ

て拒もうとするけど、どんどんはいってくる。

「な、なんなんですか・・・それ」

「ん?・・・ローションだよ。」

プチュ・・・ニチュ・・・ブ、チュ・・・

恥ずかしい音が、部屋中に響き渡る。ただ単に瓶に空気が入る音だ、ってわか

っていても・・・

(僕のお尻から、いやらしい音が・・・あっ、また・・・)

しばらくして瓶が引き抜かれたときには、ビックリなことに満タンまであった

はずのものがほとんど空の状態になっていたのだ。

(僕の中に・・・全部、入っちゃったの?)

お腹の中は冷たい感覚で満たされていて、時折・・・

ヌチュ・・・ネト・・・

と、聞こえないけれども僕の中でグチュグチュと音がなっていた。

「さて、と・・・次は」

残ったローションを結井さんは自分の指につけ、今度はお尻の表面に塗り付け

るようにしてきた。

お尻の穴の付近は特に細かくされ、周りのシワの1本1本まで丁寧に・・・ま

るでマッサージのように・・・

「あ・・・そこっ・・・」

「ん?・・・ここかい?」

お尻の穴の入り口、窄まりになってるとこ・・・そこをされるとなんだか背中

に甘い快感がじんわりとやってきた。

「んじゃあ、もういいかな?」

「えっ・・・?」

結井さんはさっきのビキニをもってきた。

「これ、なんだと思う?」

目の前で見せつけられる。・・・よく見ると、オチンチンのようなものは外側

だけじゃなくて内側にも同じようなものがついていた。

(・・・なんか・・・バナナみたい・・・)

「これはねぇ・・・」

結井さんは自分がはいてたズボンを脱ぎ捨て、そして下着も脱ぎ捨てた。

「これはね、こうやって・・・っん、あ・・・」

そして、内側にあるオチンチンを自分の秘部へともっていき、膣内にいれてし

まった。

僕は突然のことに驚いて、声を出すこともできなかった。

全部入ったところで、ビキニの両端にある紐を締める・・・

「・・・っと、どうかな?」

そこにいるのは、大きなオチンチンを生やしてる結井さんだった。

「そしてね、このオチンチンは、弘くんの・・・ここに」

先端が僕のお尻の穴にあてられる。

(・・・っ!・・・ま、まさか・・・)

「んじゃ、いくよ?・・・んっ」

「あっ・・・あ、やっ・・・」

押し広げられてく感触。予想してたのより実際は大きく、限界まで拡げられた。

 

「お、お願い・・・抜いて、ください・・・っ、痛・・・」

涙がポロポロとこぼれ落ちる。やだ、こんなのはいやだ・・・

「一気にいくよ?・・・せぇーのっ!」

「−−−ッ!!」

力一杯叩きつけられたような感じだった。先端のもりあがったとこが入ると、

あとはすんなりと入った・・・さっきのローションが、潤滑油の役割を果たし

ていた。

「あ・・・はっ・・・く、苦しいよ・・・」

お腹が異物でいっぱいに満たされる。そのせいで圧迫した感じがして息苦しい。

 

「あ、ヤバ・・・弘くんの中気持ちいい・・・」

結井さんは気持ち良さそうにしている・・・時折、腰がヒクヒク動いてる。

「ごめん、弘くん。もう我慢できそうにない・・・動くよ?」

奥まで差し込まれたオチンチンが引き抜かれていく・・・そして、入り口付近

まで戻ると再び・・・

「ああっ!?」

中を貫かれるような感覚に襲われる。

徐々に出し入れのスピードがはやくなってく。お尻からは、入れ過ぎたローシ

ョンがあふれ出てベッドにシミを作ってた。

不意に、オチンチンがお尻の穴から引き抜かれた。

「あっ・・・ふ・・・」

異物から解放されたと思った僕、だけど違った。

結井さんは僕をうつ伏せに倒した後、今度は後ろから思いっきり挿れてきたの

だった。

「あぅ・・・あっ、あっ、あっ・・・い、痛いです結井さん!」

「あ、ごめん・・・つい夢中になってた。」

「じゃあ・・・ここなんか、どうかな?」

グリッと、今までと違う所を刺激される。すると・・・

「・・・ふあっ!?」

(な、なに今の・・・)

身体に電気が走ったみたいな感じ・・・頭の中が一瞬だけ、真っ白になった。

「それとか・・・ここなんかも。」

「・・・んんっ!?」

さっきと全然違う感覚。身体が宙に浮いたかのような感じがした。

「そして・・・ここをこうするとっ」

自分のオチンチンを掴まれ、力任せに上下にしごかれる・・・

「うあっ・・・あっ、ふ・・・気持ち、い・・・」

後ろと前、両方からくる刺激にだんだんと快楽が理性に勝っていく・・・

「んっ、んっ、んっ・・・気持ちいい、弘くん?」

リズミカルに腰を振る結井さん。それに合わせて僕も段々とのぼりつめていく。

 

(も、もう・・・僕・・・)

「あっ、あっ・・・ゆ、い・・・さん・・・僕、もう・・・」

「いいよっ、イっちゃいなよっ・・・ほらっ、ほらっ!」

さらに奥深くに打ち付けてくる。僕は、もう我慢できなくて・・・っ!

「あっ、イク・・・っ!!」

後ろで思いっきり突かれながら、僕はベッドに思いっきり自分の精をだした。

「あっ、まだ出る・・・っ!!」

とめどなくでてくる僕の精子・・・結井さんに突かれると、その度に衰えるこ

となくどんどんでてくるっ!

そして全部出し尽くした頃には、体力も底をつき、力無くベッドで息を荒げる

ことしかできなかった。

「はぁ・・・はぁ・・・ん、はぁ・・・ゆ、い・・・さん・・・僕、もう・・・」

 

(もう、無理です・・・)

「ふふっ、そんなこと言って・・・私が休ませると思う?」

「えっ・・・?」

結井さんは僕の服が入ってるはずの紙袋から、何かをとりだした。

「それは、あの時の・・・」

(あの時、未来さんが飲んだ薬だ・・・)

「でも、それは・・・ただの栄養剤のはずで・・・」

「ん、何言ってるの?そんなわけないじゃん。」

えっ、でも未来さんは・・・

「まぁ・・・そういうんだったら注射しても大丈夫だよね、弘くん?」

注射器の針から中の液体がみるみる吸い出されていく。そして注射器の目盛り

の半分くらいのところまで入れると、小瓶はバックにしまわれた。

怪しげな液体の入った注射器をもってこっちに迫ってくる結井さん・・・

一ミリも笑っちゃいないその、怖いくらいの笑顔が・・・

「・・・や、やめてぇ・・・こないで・・・」

押さえていた恐怖心が、ダムが決壊したみたいに・・・一気にあふれ出す。

「こないでーっ!誰か・・・誰か、助けてー!!」

「無駄だよ。いくら叫んだって、助けは来ないから。こういう場所って防音設

備が整ってるんだよ・・・知ってた?」

そうこうしてる間に、結井さんはベッドに上がり込む。僕との距離はもう、数

メートルもない。

なんとかして、ここから逃げ出したい・・・その一心だった。

(なんで・・・なんで動かないんだよっ・・・僕の身体なんだぞ?)

自分の身体のはずなのに・・・目の前に見える自分の腕や足が、まるで自分の

手足じゃないように見える・・・

「・・・っく、動いてよ・・・」

「それも無駄。かなり強めの筋肉弛緩剤うっといたから・・・あと3時間くら

いはこのままだよ。」

「だから、さ・・・」

結井さんが僕の前にたどり着いてしまった・・・

「だからもう何をしても、弘くんがどんなに足掻いても・・・無・駄・な・の。」

 

結井さんが耳元で甘く囁いた。耳たぶを軽く甘噛みされる・・・

「・・・っ、くぅ・・・」

「さてと、どこに打とうかな〜?実際どこもあんまし変わんないんだけど・・・

でもやっぱり迷っちゃうなー。」

ここがいいかな、それともここかな・・・そう言いながら針を転々と軽く皮膚

にあててくる結井さん。

「よし決めた、やっぱりここにしよっ。」

右の二の腕に勢いよくさしこまれる注射針。無駄だとわかってても、それでも

僕は抵抗しようとする・・・受け入れるなんて、できるもんか!

「やだっ、やだー!抜いて抜いてー!」

「だめ〜〜〜」

だけど無情にも、ピストンが押し込まれる。それに伴って、どんどんと白い液

体が僕の中へとはいってきた。

ピストンが最後まで押し込まれると、結井さんはようやく注射器を腕から離し

てくれた。・・・だけど、もう手遅れ。

「・・・・・・あっ!」

効果は、すぐに表れた。

「あっ、ああっ・・・や、なにこれ・・・」

後頭部がチリチリする。痛いとかじゃなくて・・・何だか、脳がどんどん焼か

れているような・・・なんだか、とっても熱い・・・

身体が熱い、汗が全身から流れ出る。脳はトロトロにとけていく感じ・・・

「あっ・・・あ、つ・・・い・・・」

血液が熱い。血が沸騰してるみたいだ・・・全身を流れる血液が体中の血管を

通って流れているのが感じられる。

全身の血液が下半身に集められていく感じがする・・・

背中からはゾクゾクとした感覚が・・・ゆっくり、だけどどんどん大きな快楽

となって全身に行き渡る。

最初は小さな波だった疼きが、次第に大きなうねりへと変わる・・・「やだっ、

こわ・・・い・・・っ!」

身体がだるい。力が入らないせいか・・・自分の身体がもしかして宙に浮いて

るのでは、という錯覚をうける。

「あっ・・・う・・・っ!?」

自分の下半身のものが再び大きくなっていくのが感じられる。そこを中心に、

血液がドクドクいってるような感じ・・・

背中に大きな快楽の神経が、アソコから脳までを繋いでるような・・・背中に、

なんともいえないくすぐったさと気持ち良さが広がる・・・

「あっ、んぅ・・・あっ、あっ・・・や、だぁ・・・」

目の前がよく見えない、視点が定まらない。

変な感覚・・・今まで体験したこともない、変な感覚。

自分が自分でいて、今の自分が自分じゃないような・・・もう、自分でも言っ

てることが理解できない・・・

(僕は・・・ボ、ク・・・は・・・)

強烈にアソコが疼く。最初はジクジクしたものだったけど、今はドクドクと・・・

心臓の鼓動みたいに、自分でも抑え切れないものになってる。

「あっ・・・あっ・・・」

意識的に、手を・・・持っていこうとする。けど・・・

(ウゴ、か・・・ない)

手に力が入らない。神経をゴッソリ持っていかれたかのように、動こうと命令

しても全然聞こうとしない・・・

(あ、れ・・・)

何で僕は動けないんだろう・・・何か、大切なことを忘れている気が・・・

そういえばココはどこだっけ・・・どうして僕は、ココにいるんだろう?・・・

駄目だ。頭にモヤがかかったみたいに、思い出そうとするのを邪魔してくる。

脳が焼き切れるくらいの快楽が、僕を邪魔してくる・・・

「あーっ!・・・んっ、あ・・・だ、めぇ!!」

さわれないとわかると、その分意識が集中してしまう。いよいよもって、我慢

できなくなってきた。

「あああっ!駄目っ、いやあああっ!!」

とろろ汁をアソコにかけられたみたいに、アソコが痒くて痒くてしょうがない!

 

「んなあああっ!・・・ふ、ああぁ!!」

さわることも暴れることもできない生殺しの状態に、ただ叫ぶことしかできな

い。そんなことをしたって快楽が拭いされないことは、わかってるのに・・・

 

「うううっ!ふ、ぐうううっ!!」

「ふふっ・・・涎たれてるよ、弘くん?」

「うぇ・・・ゆ、結井・・・さ、ん?」

(結井さんが、どうしてここに・・・?)

「弘くん、今・・・どんな感じ?」

「ああぅっ、どんな、って・・・うあっ!?」

「苦しいとか、それともたまらないほど気持ちいいとか・・・」

「きっ、気持ちよすぎて・・・ああっ!ど、どうにか・・・なっちゃいそうぅ

っ!」

「へぇ、そう・・・そうなんだ〜」

結井さんはニタニタ笑いながらこちらを見続ける。

(あ、ヤバイ・・・だんだん焦点があわなく・・・)

目がトロンとしてきて、まともに前が見えなくなってきた。脳が本格的にやら

れてきたんだろうか・・・?

「ねぇ、弘くん。私が、手伝ってあげようか?」

結井さんの声が頭の中でぼんやりと響く。

「えっ・・・」

「これを使って、だけど。」

そう言いながら結井さんは自分の下腹部にある何かを指さした。

ぼんやりとしてよく見えないが・・・黒い、オチンチンのようなものだった。

「なっ・・・」

(もう、いい・・・もう、なんでもいいから・・・)

「なんでもいいから、なんとかしてー!!」

「・・・言ったね?どうなっても、私知らないから。」

そう言うと結井さんは、うつ伏せになってる僕の後ろへとまわり込んだ。

そして僕は、お尻をもちあげられ、腰を突き出すような体勢にさせられる。

「じゃあ、いい?・・・いくよ」

お尻の穴に何かがあたる。そしてそのまま、僕の中へと無理やり・・・入って

きた。

「・・・あ・・・あふ」

力が抜けてるせいで入ってくるオチンチンに抵抗もなく、きつく感じられなか

った。

そしてオチンチン全体が挿れられた。冷たくって、とっても固い感触・・・

そしてギリギリまで挿れられたオチンチンは、一度ゆっくりと抜かれていく。

「あっ・・・ああっ・・・」

疑似的な排泄感におののく僕。だけどそれも今になっては快楽へと変換される。

 

ギリギリまで引き抜かれたオチンチン、そしてまた勢いをつけられ・・・

「・・・んぁっ!?」

じゅぶぅぅぅ、と一気に最深部へと貫かれる。

何回かそれを繰り返し、お尻が慣れてくるのがわかると結井さんは自分の赴く

がままに僕の中で動き回った。

時折、強い刺激が一瞬にして体中を駆け回り、その度に僕のオチンチンからは

透明な液体が勢いよくあふれ出した。

「やうっ・・・やっ、やっ、やあっ・・・へ、変だよぉ・・・おなか、変だよ・・・

気持ちいいはずないのに・・・気持ち、よくなっちゃ・・・いけない、のに・・・

っ」

「どう変なの?」

「お、おなか・・・かきまわされてるみたいで・・・ああっ、ああぁっ・・・

ときどき・・・バチッて、すごいのが・・・ひうっ!?」

それが前立腺への刺激だとも僕は知らず、どんどん射精感を募らせていく。

「気持ちいい、弘くん?」

「は、い・・・とっても・・・気持ち、いいですっ!」

「よかった。私もとっても気持ちいいよ?だから弘くん、もっともっと気持ち

よくなってよ。」

結井さんは僕の弱点がわかってるらしく奥にある、僕が一番感じる所を的確に

突き上げてきた。

「んああっ、ひあぁぁっ!そ、それ駄目・・・駄目、イキそう・・・イキそう

になっちゃう!」

「んっ、んっ、イッちゃう・・・うんんんーっ!!」

陰嚢がこれでもかというくらいに痺れて、白いのがどんどん膨れ上がっていく

のが感じられた・・・もう、止められない!

ドクン、ドクン、ドクッ・・・

息を荒げ、最後の一滴まで絞り出るくらいにどんどんと愉悦の塊があふれ出し

てくる。

「うっ、うー、!うぅぅぅーっ!!」

これだけ出してもまだ出てくる。結井さんがあの場所を刺激すると、際限なく

精液がオチンチンから出てきた。

前の方は何も弄られてないのに・・・お尻だけで、イッてしまった・・・その

恥ずかしさが今になって重くのしかかる。

そして僕のオチンチンは、あれだけ出したにも関わらず・・・萎えることなく

そそり立っていた。いやむしろそれどころか、さっきよりズキズキしたものに

なっていた。

(まだ・・・まだ、足りないよぉ・・・)

そのまま、ベッドに静かに横に寝かせられた。

「結井さん・・・力、強いんですね・・・」

大人とはいえ、こうも僕の体をあっさりと・・・

「・・・それは女性に対して失礼じゃない?私じゃなくて、弘くんが軽すぎる

のよ。ちゃんとご飯食べてるの?」

結井さんは少しほほ笑みながら、口調を尖らせて言った。そして・・・

「あの、結井さん・・・何を?」

ベッドの上、僕の横に膝をおろして座った。そして、僕がさっきまで四つん這

いにさせられた所を見る。

「これが、弘くんの・・・」

シーツの上についてた、さっき僕がイッた時に出した精液を、結井さんは指で

からめとってすくい・・・

「・・・ぺろっ」

口の中に含んでしまった。

「な、なにしてるんですかっ!?き、汚いんですから、やめてくださいっ・・・」

 

そう言った僕にはお構いなしに、どんどんシーツの上の精液をすくいとる。そ

して一気に口の中に含んだ。

しばらく、舌の上で味わって・・・そして、

「・・・ん、んっく・・・」

こく、こく、と結井さんの喉が動いた。

自分の精子が誰かに飲まれてるという感覚に、自然と身悶えする。

ふと、結井さんはこちらを見る。そして・・・

「ちゅる、じゅるる・・・」

「ひぅっ!・・・ふ、あぁっ・・・」

結井さんは、まだ僕のオチンチンの中に残ってる精子を吸い出そうとする。

「も、もう出ないよぉ・・・」

奥にひっかかってたようなものも、文字通り全部吸い取られた。

根元がジンジンして、触れられると少し痛い。

でも、それでもまだ萎えることなくオチンチンはビクンビクンと脈うっていた。

 

ようやく、結井さんがオチンチンから手を離してくれた。

「あ〜、おいしかった。ごちそうさま、弘くん。」

「全部・・・飲んじゃったんですか?」

「えへ・・・飲んじゃったよ?弘くんのって、他の人のよりずっと濃いんだね・・・

でも、とってもおいしかったよ。」

(そんなこと言われて嬉しそうにされたら・・・)

顔がカアッと熱くなった。そして・・・もっとしてほしくなった。

「それじゃあ、今度は私も気持ちよくなろうかな?」

結井さんは僕を横に転がし、仰向けにする。

その次に結井さんは、自分のペニスバンドを外す。

「・・・んっ」

結井さん側についてた疑似のオチンチンが結井さんの秘部から抜かれる。その

オチンチンは結井さんの愛液で湿っていた。

そして結井さんは僕の上に跨がって、僕のオチンチンを掴み・・・位置を合わ

せるかのようにオチンチンを垂直にして、ゆっくりと腰をおろしてくる・・・

 

「あっ・・・ああっ・・・」

その光景が見えてる僕は、どんどん近づいてくる結井さんの秘部に釘付けにな

った。

3センチ・・・2センチ・・・1センチ・・・

(あとちょっと・・・あとちょっと・・・)

「ん・・・んふぅ・・・」

それなのに・・・

「ところで・・・」

頭の中はもう気持ちよくなりたいことでいっぱいなのに、結井さんは挿れよう

とした腰の動きを止めてしまった。

「弘くんって、ひょっとして童貞?」

結井さんは意地悪く入るか入らないかの所で、僕を焦らそうとしてくる。

ちょっと腰を浮かせれば入る距離なのに・・・動けない自分が今はたまらなく

悔しい。

もうあたってるのに・・・もうちょっとで気持ちよくなれるのにっ!

「どうなの、弘くん?」

・・・もう僕に恥ずかしさとか、そんなのを気にしてられる余裕はない。

「そ、そうですっ!そうですから、お願い早くっ!!」

「あははっ、もう我慢できないんだ〜。しょうがないなぁ・・・」

2つの性器が、触れ合った。そして・・・

「あ、あ、あ、あ・・・あっ」

どんどん結井さんの膣内に取り込まれていくっ!

「あっ、あぁっ、ああぁぁぁぁっ」

「えっ、弘くん・・・?」

挿れられただけで、イッてしまった・・・

焦らされ我慢してた分、押し寄せてくる快楽の波に耐えることができなかった・・・

 

「もしかして・・・イッちゃったの?」

「・・・は、はい・・・」

男としての面目丸つぶれだった。

「あはは、もうイッちゃうなんて・・・早漏なのかな、弘くんは?」

「・・・・・・」

・・・何も、言い返せなかった。

「まあ、しょうがないよ。さっきまで童貞だったんだし。・・・でもイッたか

らって、私やめないからね?」

「えっ、何を・・・」

結井さんは、構わず腰を上下に振り始めた。

「ひゃん・・・っ!?」

さっきイッたばかりで、先っぽが敏感になってるから・・・

(気持ちいいけど・・・っ、気持ちよすぎるっ!)

「言ったでしょ『やめない』って。いいよ、私がイクまで何度でもイッて。で

も・・・私は止めないからね?」

「そ、そんな・・・あうっ!」

「ほらっ、またイッちゃいなよ早漏さん。どうせイッたって萎えることはない

んだからさ。」

「ひ、あっ・・・ま、また・・・イクッ・・・イッちゃう・・・っ!」

「んっ、んんーっ!!」

2回目の射精。でも、精液が出てる感じはしない。さっき根元まで吸い取られ

た僕には、もう空打ち同然だった・・・

(もう、いい・・・)

もういい、どうにでもなれ。僕は流れに任せることにした。

僕は壊れたのかも、しれない・・・

「よかったね、筆下ろしの相手が私みたいな人で。・・・多分、もう一生普通

のセックスじゃあ満足できないよ?」

「は・・・は、いいっ!・・・あ、りがと・・・う、ござ・・・ます!!」

快楽に快楽を塗りつぶすような、そんな感じ。

そんな強すぎる刺激に、僕が耐えられるはずがなく・・・

「あっ、またイク・・・あああぁぁっ!!」

また空打ち。だけど結井さんはさらに腰の動きを激しくしてくる。

「ひっ・・・あっ、あんっ、あっ、あっ」

「ん・・・んふ・・・んっ」

お互い、さらに上へと上り詰めていく・・・

結井さんも感じてるらしく顔を赤く染めながら、激しく僕をむさぼる。

「あっ・・・んんっ・・・んっ、んっ」

僕にはこの快楽がどれだけ先まであるのか、わからない・・・さっきから何度

もイッてるはずなのに、気づけばまだ先にそれがあった。

「あっ、あっ、あっ・・・へ、変になるぅ・・・」

「あっ・・・私もイキそ・・・」

そう言うと結井さんはどんどん大きく、出しては挿れ、出しては挿れ・・・

「そ、そんなにされたら・・・ああんっ、あぁぁっ・・・だ、駄目っ・・・激

し、すぎて・・・頭がおかしくなる、うぅぅっ!!」

もう頭は真っ白、何も考えてられない・・・っ

「弘くんもイキそ?・・・イクなら、一緒に・・・」

どんどんスピードをあげていく結井さん。僕も、それにのせられるように・・・

 

「あっ、僕・・・僕も・・・っ」

今までで一番大きな波が、ようやくやってきた。

「キて、弘くん・・・っ」

二人の息が合い、そして・・・

「ふあぁああああっ!!」

「んっ、んくぅっ」

二人同時に果てた。そしてそのまま、お互いぐったりして動けなくなった・・・

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

「・・・ふぅ。」

私はベッドから起き上がった。弘くんは、まだぐったりとして目も虚ろだ。

まぁ、そりゃあそうだろう。何回もイッたようだし・・・でも薬の効果はさっ

きので切れたみたいで弘くんのオチンチンは、元の大きさに戻っていた。

(さて、と・・・)

私はこっそり、弘くんにばれないように紙袋に手を忍ばせる。・・・あった。

中に小さなビンの感触。その中にあるカプセルを、私は取り出した。

(これがハルシオンだよね。あとはこれをどうやって呑んでもらうか、かぁ・・・

よしっ)

私はハルシオンを口の中に含み、そのまま弘くんと・・・

「ちゅっ・・・」

キスをした。

驚いたのは弘くんだ。だけど、力がはいらないせいで拒むことはできない。

「んっ・・・んんっ」

私は舌にカプセルを絡めて、舌を弘くんの口の中へといれた。

ディープキスなんてやったことがないのだろう、弘くんは目をパチクリさせて

私を見つめた。

(さて・・・3、2、1・・・それっ)

私は舌に絡めたカプセルを出し、弘くんの喉に押し付けた。

「・・・っ!」

驚いた弘くん。だけど薬は無意識的に・・・

「・・・ん、んくっ」

弘くんの中に飲み込まれた。・・・これでよし。

私は弘くんから唇を離した。

「なに、を・・・したん・・・で・・・す・・・」

効果は、すぐにあらわれた。どんどん睡眠欲に溺れていく弘くん。

「おやすみ、弘くん。」

「・・・・・・」

これで弘くんに、今日の記憶は残らないだろう。

(後は・・・)

ホテルの残り時間は、もう30分をきっていた。

私は慌てて元の服を弘くんに着せはじめた。

 

「ふにゅ・・・ん・・・」

目を覚ますと、ここは自分の部屋だった。

「あれ・・・今何時・・・って、ええーっ!」

もう11時、しかも夜中の!!

「今日休みだから、したいことたくさんあったのにー!」

その時、ふとある疑問が浮かび上がった。

(あれ?僕、今日何してたんだったっけ・・・)

「・・・・・・」

「・・・」

(覚えてないや。・・・ま、いっか)

寝ていたベッドから起き上がる。その時、軽く目眩がおこった。

「あれ・・・貧血かなぁ?それになんだか体中がだるいような・・・」

ピンポーン・・・

インターホンがなる。こんな時間に、誰だろう・・・?

「は〜い、今行きますー。」

僕は今までの疑問を全て忘れて、玄関の扉を開けた。

「あっ、結井さんじゃないですか。どうしたんですか?」

 

閉じられた記憶は、決して思い出すことはありませんでした。




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