「ボクは少女のように・・・(仮)」

 

 

 

 

ボクはいつものように先輩と一緒に下校して・・・それから・・・・・・、

 

 

 

 

体が、フワフワと浮いたような感覚に包まれている。

全身の力は抜けていて、波に任せて漂っているような・・・。

 

・・・怖くはない。

 

・・・安心できる。

 

・・・甘えたい。

 

・・・思い通りになる。

 

・・・思い通りになる。

 

 

 

・・・彼女の思い通りになる。

 

 

 

・・・ボクが、彼女の―――。

 

 

 

・・・ボクは、お姉様の―――。

 

 

 

・・・私は・・・お姉様・・・の―――。

 

 

 

「可愛いわよ・・・。ユイ」

うっとりとした瞳、この人の声が聞こえると僕は何も考えられなくなってしまう―。

体はどんどん熱くなっていくのにその熱はまったく外に出る気配はない。

ぼぅっとした頭でまわりを見回した。

ボクが立っていたのは玄関だった、とても広く、西洋風の豪華な―。

そして自分の格好に驚いた・・・。

その服は自分が通っている学校の制服だった・・・女子用の・・・。

(え?あれ・・・?ボクは何でこんなことになってるんだろう・・・?)

―混乱。

 

―と、そこまででボクの意識は途切れてしまった―。

彼女に言葉をかけられてしまったから・・・。

 

「・・・ユイ、かわいいわよ・・・私の、ユイ」

 

お姉様が私を抱き寄せる・・・。

 

「―――ぁッ」

 

小さく悲鳴を上げそうになったが、それはお姉様が重ねてきた唇によって、かき消されてしまった。

口内を犯された、そんな錯覚に私は身を振るわせる―。

 

だって、お姉さまが私を愛してくださっている。

なんて幸せなんだろう。

流れ込んでくる唾液は甘く、脳に直接染み込んでいくような感覚―。

そして私も舌を絡ませる、そうすることで自分はお姉様の所有物なのだという実感が湧いてくる。

 

「――――っ!う、くッあァ!」

 

「あらあら、もう軽くいっちゃったのかしら?いやらしいユイ・・・」

 

全身の力が抜けてしまった私は、そのまま床にへたりこんでしまった。

(これくらいじゃ、満足できないよぉ・・・)

自分でも耳まで真っ赤になっているのが分かる。

何かを求めるような瞳でただ切なげにお姉様を見つめる―。

お姉様は腕を組んだまま私を見下ろしている。

微かだが、口元はニヤリと笑っていた。

 

「―ぁ、はぁあぁぁ・・・」

 

体の疼きに耐えられなくなって右手を股間に這わせ―――。

 

「ダメよ!」

 

バッ!とお姉さまの手が伸びてきて私の両手を押さえつける。

 

「・・・ぁぅ、お、お姉・・・様・・・」

 

端から見るとお姉さまが私を押し倒しているように見えるかもしれない。

事実、押し倒しているようなものだけれど―。

 

「・・・やっと呼んでくれたわね・・・でも、ちゃんとお願いしてもらえないと、この手は離せないかなぁ・・・」

 

「・・・ぅ、・・・やぁ」

 

こうしている間にも体の疼きは増して、私から思考力を奪っていく・・・。

振りほどこうとしても、お姉様は私の手をがっちりと固定していて離してくれそうもない。

もとより、私みたいな小柄な少女がお姉さまに力で勝つことなどないのだが・・・。

(・・・あれ?今何か違和感が―)

 

「―――ッ!あぁぁぁ!?」

 

強烈な快感に思考が一気に引き戻される。

見るとお姉様が私に体を擦り付けるようにゆっくりと動いていた。

 

「はああああぁ、はあああぁ、ああっ・・・・・・・・・」

 

お姉様は、私の「ソレ」をちょうど私と、お姉様の体で挟み込むようにしていた・・・。

 

もう、何も考えられない―――。

 

「ご、ごめんなさぁい、もう、我慢・・・できませんっ・・・・・・!」

 

お姉様はふふっ、と笑うとちょっと意地悪しすぎたかしらね、と言って私の「ソレ」を右手で包んで―、

 

「・・・大丈夫よ、ちゃんとイかせて・・・アゲル」

 

―包んで・・・一気に上下に動かし始めた!?

 

予想していなかったお姉さまの動きに、私はただ快感を全身で表すことしかできなかった―。

 

「ひゅ・・・・・・・・・ッ!?あぁぁァ・・・・・・・・・ッッッ!!!」

 

全身を仰け反らして、お姉様の手を・・・汚してしまった・・・・・・。

 

「くあああああああああああぁぁぁぁぁぁ―――――――――――――――――ぁッッ!!!!!」

 

ピクンッピクンッと震える体・・・。

私は、震えながらお姉様に抱きついて・・・・・・そのまま、果てた・・・・・・。

 

「はぁ・・・・・・・・・ぁ、はぁ、くぁ、はぁぁ・・・・・・ぁ・・・」

 

「フフッ・・・たくさん出したわね・・・・・・ユイ」

 

お姉様は私の「ソレ」のせいでびちょびちょになった手でそっと撫でてくれた。

頬に近づいたときに、私はほとんど無意識のうちにお姉様の指を舐めていた。

丁寧に、指を一本一本・・・。

 

(そうだった、これもいつもやってることだった・・・)

 

そしていつもみたいに私は、潤んだ瞳で言う―。

 

「・・・お姉様。・・・・・・ユイは、お姉様のことを・・・・・・愛しています」

 

そしていつものようにお姉様は、フフッと笑って言う―。

 

「・・・私もよ、ユイ。・・・・・・私の、ユイ・・・・・・・・・」

 

そしていつものように二人は抱きしめあった――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―お姉様に抱きすくめられるような形で私は立たされた・・・。

 

「さ、早く私の部屋へ行きましょうか・・・・・・今日は一日、ユイのために空けてあげているのだからね・・・・・・・・・」

 

私はふらふらした足取りで、お姉様に支えられるようにして廊下を進んでいく――。

 

私はお姉様に恋をしているのだと思う。

だから私はお姉様の所有物だし、絶対に逆らうことができない。

 

だから分かってはいるけど、この進む足を止めることができない・・・。

 

だっていけないことのような気がしても、お姉様のこと以外は考えることができないのだから。

 

「今日は、いつも以上にかわいがってあげるわよ・・・」

 

 

 

―ほら、ボクはもうだめだ・・・この人が近くにいるだけでボクは―――。

 

 

 

「・・・・・・ぁ、ありがと・・・う・・・ござ・・・ぃ・・・ま・・・・・・すっ・・・・・・・・・」

 

 

 

そして私とお姉様の長い日曜日が始まった・・・。

 



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