「ボクは少女のように・・・(仮)2」/ヤマト

 

 

 

・・・たしかボクは女の子とよく間違われる自分の容姿に自信がなくて・・・、

 

「・・・それなら良い方法があるわよ・・・」

 

―――先輩はボクの耳元で優しく呟いて・・・、

 

「・・・全部、私に任せてくれれば大丈夫だから、ね・・・?」

 

 

 

 

・・・それから・・・・・・、

 

 

 

 

「・・・うん、とっても似合っているわ・・・本当にお人形さんみたい・・・」

 

お姉様の声で、私は目覚める――。

 

「・・・・・・・・・ぅ・・・ぁ・・・ぉ姉・・・様・・・・・・?」

 

(え、えぇと、どうしてお姉様がこんなに側にいてくれてるのかな・・・)

 

私は、着替えさせられてイスに座らせられていた、

着ているのはゴシック風の黒いドレス――、二重になってるスカートの内側のフリルが太ももに触れる感覚に体がしびれている様な錯覚を覚える・・・。

 

(あ・・・これ、くすぐったい・・・・・・)

 

「・・・やっぱりユイはこういうのが似合うわよねぇ」

 

お姉様が私の頭を撫でてくれる、ぐしぐしと何かを頭に刷り込んでいくように少しだけ強引に・・・。

それだけで―、お姉様の体温を感じるだけで私の体はもう意思とは関係なく熱くなってしまう・・・・・・。

 

「・・・ぁ、はぁ・・・・・・ぁ、ぅあ・・・・・・」

 

私は首をすくめてその快感を殺そうと必死で耐えていた・・・・・・。

頭を撫でられているだけで感じてしまっていることをお姉様に悟られないように・・・。

 

(ダメ・・・お姉様にいやらしい子だって思われちゃうよぉ・・・そしたら、きっとお姉様は私のことが嫌いになっちゃう・・・・・・お姉様に捨てられたら・・・私は・・・・・・)

 

 

「・・・・・・・・・ふぁ・・・・・・はぁ・・・ぁ・・・ッ・・・」

 

どうにか自分では耐えているつもりでも、内側から押し出されるように声は出てしまう・・・。

必死に声を止めようとするけど、すでに自分の意思では動かない体はどんどん甘い声を上げていく・・・。

 

 

(・・・まだ、キスもしてもらって・・・ないのにぃ・・・・・・)

 

 

「・・・あ、あぁ・・・ふぁ・・・はぁあ・・・ッく・・・・・・ひっく・・・」

 

気が付くと私の目は今にも涙が頬を伝っていきそうなほど潤んでいた。

 

(・・・お姉様に・・・嫌われたく・・・ないよぉ・・・・・・)

 

 

 

「あ・・・ごめんねっ、やっぱりかわいいからユイには意地悪したくなっちゃうわね・・・」

 

 

 

お姉様は何かに気が付いたように私からパッと離れた。

 

(あぁ・・・嫌われちゃった・・・・・・)

 

強い後悔の念が私の胸を締め付ける、本当は悲しいことのはずなのにその感覚すらも体は快感に感じてしまう・・・。

 

 

 

「・・・大丈夫よ、私・・・そんなユイのいやらしいところも好きだからね・・・」

 

 

(―――ぇ?)

 

一瞬、何を言われたのか分からなかったが、頭ではただ捨てられなくて良かった・・・とだけ考えていた。

 

 

そしてお姉様はまだ混乱している私に顔を寄せてきて耳元でそっと――、

 

 

 

『・・・だから、(いつもみたいに)乱れちゃってもいいんだよ・・・ユイ・・・・・・』

 

 

 

(―――――ッ!?)

 

さっきまでの快感はお遊びだったとも言わんばかりの、強烈な・・・波。

 

「・・・やあぁ!ィ・・・・・・・ちゃ・・・ぅ!!!」

 

上半身はイスに体重を預けたまま、

腰を浮かせて、体を思いきり弓なりに反らす―、

 

「ひゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

ドクンドクンと脈打つ感覚・・・。

 

・・・くたっ、とイスにもたれるようにして崩れる・・・・・・。

 

「・・・ぁ、はぁ・・・ぁ・・・・・・」

 

深呼吸をすると、全身に心地よい疲労感が広がっていく・・・。

 

(あぁ・・・(また)お姉様に・・・・・・囁かれただけで、イっちゃったぁ・・・・・・)

 

 

・・・段々と落ち着いてくると、思考が戻ってくる。

 

(・・・こんな、『アレ』を直接触られたわけでもないのに、イっちゃうなんて・・・・・・すごく恥ずかしいけど・・・仕方ないよね)

 

(だって、私はお姉様のことを愛しているし・・・私はお姉様の所有物なんだから、お姉様の言うとおりに良い子にしていないといけないし・・・お姉様に捨てられてしまうことは、死んでしまうことよりも・・・ツライことなんだし・・・・・・)

 

 

・・・あれ?そうじゃなくてボクは・・・・・・、

 

 

「あらあら、まだ何にもしてないのに・・・しかたない子ね・・・」

 

 

・・・あれ?そうじゃなくて私は・・・・・・、

 

 

「・・・あぁ、ご、ごっめ・・・・・・んな・・・さ・・・ひ・・・・・・」

 

 

涙は頬を伝ってぽろぽろとスカートの上に落ちていく・・・。

 

「フフッ・・・ユイはそういう表情が一番可愛いわね・・・」

 

(あぁ―――ッ)

 

お姉様に可愛いと言われることで、自分は愛されている、という強い実感が私の胸に湧いてくる・・・・・・。

 

 

「・・・でも、もっとユイの可愛いところが見たいから、もっと苛めてあげるわね・・・・・・」

 

 

うれしい・・・幸福感でいっぱいになる、

自然と私は笑顔になる。

 

もっと苛めてもらえる、愛してもらえる・・・っと。

 

パチンッというお姉様の(いつも)の合図で私の意識は朦朧としてくる・・・。

 

 

「それじゃあ、このまま第二ラウンドと行きましょうか・・・ユイ・・・・・・」

 

 

 

そこでまた私の意識は途切れる・・・。

 

 



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