[五月四日 午前零時十二分 自室]

「・・・くぅ・・・くぅ」

ガチャ・・・カタン・・・

(んっ・・・誰か・・・きた?)

「・・・くぅ」

「・・・・・・」

ギシ・・・キシ・・・

(こっちへ・・・く・・・る・・・)

ギシ・・・

(あっ・・・いい・・・匂い・・・)

「・・・は・・・たくな・・・私を・・・に・・・る・・・」

(んぁ・・・何を・・・言って・・・るん、だろ・・・)

「貴方・・・私・・・くなって・・・気持ち・・・なって・・・」

(この声は・・・聞き、覚えが・・・ある・・・誰・・・だ、ろう?)

「全てを・・・委ね・・・声・・・・・・なる」

(あぁ・・・この声、は・・・香織・・・さん・・・だ・・・)

・・・・・・

(香織さん?)

「・・・んっ、くっ・・・」

「えっ・・・?」

「あふぅ・・・って、か、香織さんっ!?どどど、どうしてここに!」

突然の、訳の分からない事態に俺の頭は一気に覚醒。そしてそのまま混乱状態

に陥る。

「うわっ、直くんシーッ!」

香織さんの忠告も聞かず、俺はただただ慌てふためいた

「なんで、どうして!一体何故香織さんが俺の部屋にいるんですかっ!?」

「わーっ、わーっ、声が大きい!そんなに大きな声だと、誰かが・・・」

ガチャン・・・

「わわっ、今の一階のドアの音・・・だ、誰か来ちゃう・・・え、ええぃもう

っ!!」

そういうと、いきなり香織さんは俺の布団を被って、俺を

ギュッ

と、抱き締めてきた。いやむしろこれは・・・

「・・・むっ!・・・んむっ!」

「(お願いだから、ジッとしてて。)」

胸で押さえ付けられてるといったほうが正しいような・・・

ガチャ

「直樹、まったく何時だと思って・・・って、あら?」

シーン・・・

まるで、元から何もなかったかのような静けさ。

だが俺の方は気が気じゃなかった。

香織さんと一緒に布団に包まって抱き抱えられている。喋れないように、顔に

は香織さんの胸が押し付けられており、動けないように腰には香織さんの足が

絡まりついていた。

(んむっ・・・お、おっぱいが・・・香織さんの・・・おっぱいが・・・あぁ、

駄目。そんなに押し付けられたらっ!)

柔らかい感触が頭の中を空っぽにしていく・・・香織さんの匂いが、理性をど

んどん奪っていく・・・恥ずかしいのと気持ちいいのとで、頭がどうにかなり

そうだ。

「気のせい・・・かな?・・・ふあぁぁ、眠・・・早く寝よう。」

バタン・・・

・・・・・・・・・

「ふぅ・・・なんとかばれずに済んだかな?」

ようやく、胸の束縛から解放される。

「はぁ・・・はぁ・・・」

「もう、大きな声だしちゃ駄目だからね?今度はさすがにばれちゃうだろうか

ら。」

「・・・はい」

「うん、素直でよろしい。」

「・・・あ、あのっ。何で香織さんが俺の部屋に?」

「・・・知りたい?」

そういうと、香織さんはグイッと手を掴み俺を押し倒した。香織さんは俺のう

えで四つん這いになってこちらを見下ろしてくる。

「そ、それはもちろんです・・・あの、手、離して・・・」

香織さんの手は未だに俺の手を握ってる。まるで、俺をこの状態から逃がさな

いように・・・

「駄目。このままでいいの。」

「でもこれじゃ・・・は、恥ずかしい・・・」

「え〜、どうしてかなぁ?ちゃんと言葉で言ってくれないと、私わかんないな

ぁ。」

「どうしてって、それは・・・うぅっ」

何というか・・・上から見られるというのは、自分の全てを見られているよう

で・・・

それに香織さんに攻められてると・・・自分の中に変な気持ちが沸き起こって

くるのだ。・・・もっと苛めて欲しいという、変な気持ちが・・・

(そ、そんなこと・・・言えない・・・)

「何も答えないんだね・・・じゃあ止めない。」

「ええっ・・・そんな・・・は、離してくださいっ!」

「だ〜め、離さない。」

「いや、離して・・・離してっ!」

「・・・もう、仕方ないなぁ」

パチンッ

香織さんが指を一回、鳴らした。すると一一一

「あ、れ・・・」

体が動かない。まるで手足が枷で繋がれたかのように、全く動かなくなってし

まった。

「フフッ・・・」

香織さんは手を離したかと思うと俺のパジャマのボタンを一つずつ、外してい

った。

「うわっ、な何するんですか!?」

香織さんは俺の言葉を完全に無視し、パジャマを脱がしていく。

ボタンは全部取れ、服を開かれ上半身が微妙に露出する。

「あっ・・・み、見ないで・・・」

「へぇ・・・」

香織さんはまじまじと顔を近づけて体を嘗めまわすように見てくる。息がちょ

うど胸のあたりにかかって、こそばゆい感じがする。

「白い肌にプニプニした触感・・・本当に、女の子みたいな体だね。」

「う、ぁ・・・」

今までコンプレックスにしてきたことを指摘されて、恥ずかしさで体がビクン

と震えた。

「あれ、もしかして言葉で責められて感じちゃった?」

「ち、違っ・・・!」

「・・・そんな顔されると、ますます苛めたくなってきちゃう・・・」

香織さんはそう言うと、ペロリと舌なめずりをし、俺の耳元で囁いた。

「############」

・・・ビクッ・・・ビクン

「んぁっ!・・・な、なに今の・・・」

「あなたのスイッチが入れ替わった合図よ。今、あなたは男の子から女の子へ

と感覚が移されたの。その証拠に・・・ぺろっ」

「んなぁっ!?」

胸に、かつて無いほどの快感が訪れる。ただ胸と胸の間をなめられただけなの

に、まるで電流でも流れたかのように一瞬で全身に快楽が伝わっていった。

「ぺろっ・・・んっ、ちゅっ・・・れろれろ」

「ひゃ、うぁ・・・くっ、んぅ!?」

(うぁ、なにこれ・・・き、気持ちいい!?)

なめられる度に過剰に反応する僕の体。舌のザラザラした部分が肌で感じられ

るほど敏感になっていた。

「・・・フフッ、気持ちよさそうねぇ・・・じゃあ、こういうのはどうかな?」

 

そういうと香織さんは胸の外側からなめ始め、だんだん中心へと舌を移動させ

ていく。

「うっ・・・あっ、あ・・・」

焦らされてる感覚が、中心部に近づく毎に大きくなっていく。一番敏感な、一

番なめて欲しいところをおあづけされてるみたいでどんどん神経が過敏になっ

ていく。

「ん〜、ぷぱぁっ」

「えっ・・・どう、して・・・」

あとちょっとという所で香織さんはなめるのを止めた。そのまま、何をするわ

けでもなくただこちらを見つめてくる。

「どうして欲しい?」

「うぁ・・・はっ・・・は、はや・・・くっ・・・」

(駄目・・・我慢できない・・・)

手足は未だ動けない。この生殺しのような状態を早く脱したいとばかり脳が命

じてくる。・・・もう、どうでもいい。だから・・・早く、この疼きをっ!

「お願い・・・しま、す・・・早く・・・なめて、くだ・・・さ、い・・・」

言い終わるころには声は震え、体はガクガクいっててどうにかなりそうだった。

 

「よくできました。それじゃ・・・ご褒美。」

「んちゅっ・・・ちゅっ、ちゅっ、ちゅぱ・・・ん〜、ちゅ、ちゅっ・・・」

「あうっ・・・あっ、あっ、あっ・・・んあっ・・・あ、くぅっ・・・」

僕の乳首が、これでもかというくらいに吸われる。

今まで焦らされた分、与えられた快楽は今までの何倍も大きかった。

「んっ、くぅっ・・・んぁ・・・あぁ・・・」

もう頭の中には何もかもが消え去っていた。ただ、この快楽を受け止め、全身

で感じる・・・それだけでいい。

もはや目の焦点もあってない僕。陶酔しきった顔で、口からは涎がだらし無く

垂れていた。「んっ・・・ちゅぅ、ぱっ」

香織さんは僕の胸から唇を離した。乳首が強く吸われた分、刺激が強すぎたの

だろうか・・・しばらくすると、胸のあたりがジンジンしだしてきた。もっと

触って欲しいといっているかのように、勃起した乳首は自己主張を止めなかっ

た。

「・・・はぁ・・・はぁ・・・んっ、は・・・ぁ・・・」

胸のジンジンが強くなる。

「か、かお・・・り・・・さ、ん・・・」

半ば放心状態の僕は、かろうじてその名前を呼んだ。

「何、直くん?」

「・・・もっと・・・して、欲しい・・・です・・・」

「ん−、何をかな?」

(あぁ、やっぱり・・・言わなくちゃいけないのか・・・)

恥ずかしさとか、いろいろあったけど今はこの快楽を味わっていたい・・・

「ぼ、僕の・・・おっぱい、を・・・もっと苛めて・・・欲しい、です・・・」

 

「・・・いいよ。たーっぷり、可愛がってあげるね。」

ところが香織さんは一向にそれに応じる気配はない。僕は早く触れてほしいの

に・・・

そうこうしてる間にも、確実に疼きは大きくなっていく。時節くる大きな波に、

意識が飲み込まれそうになる。

「・・・んっ・・・んぁ、はぁ・・・」

その度に、体を震わせて意識を保とうとする僕。香織さんは、その状況を見る

「ん−・・・直くん、胸よりもっと気持ちいいこと、してあげようか?」

もはや言葉にするだけの余裕も無い。短く、一回頷き肯定の意を示す。すると

「ん。じゃあ、四つん這いになってくれるかな?」

そんなことできない。この状態で、どうやって体を動かせと言うのだろうか。

「・・・あぁ、そっか。私が動けなくしてたんだっけ。んー、仕様が無いなぁ・・・」

 

体を一旦起き上がらせ、そこから手をつかせて四つん這いの状態にさせられる。

 

「その状態から、動かないようにね?」

すると僕の体はまるで固まったかのように全く動かなくなった。自分の身体の

はずなのに、香織さんの命令を第一として動いてるようだった。

香織さんが僕のパジャマに手をかける。そしてそのまま引き下ろされ、パンツ

と太ももが露になる。

「ふふっ、綺麗な足ねぇ・・・すべすべしてる。」

そういって、太ももの内側を撫でさする。たったそれだけのことなのに、全神

経がそこにあるかの如く敏感に感じてしまう。

パンツに手がかかる。両手で両端を持たれ、ゆっくりと下ろされていく。

徐々にさらけ出される僕のお尻。四つん這いという、自ら突き出しているよう

な格好に恥ずかしさが募る。

そしてついに完全に僕は下半身のみ、一糸纏わぬ姿となってしまった。既に全

身が紅潮しており、お尻は薄い桜色をしている。

「・・・・・・」

香織さんは何も言わず、いきなり僕のお尻を鷲掴みにした。

「あんっ・・・い、一体なにを!?」

無言で乱暴に揉みしだく香織さん。両手で時には寄せあげるように、時には引

きちぎろうとするようにお尻を扱ってくる。

「うぁ・・・んっ・・・」

そんな力任せみたいな行為でも、何故か感じてしまう僕。というか、この格好

がいけないのだ。

四つん這いになると、自分で後ろを見ることができなくなってしまう。そんな

状態でお尻を弄られてると、自分が何をされているか目で確認できないために、

予測できない刺激に一一一

「んあっ、くぅ・・・」

一一一耐えられなくなってしまう。

香織さんの指が、菊門に触れる。

「ひぁっ・・・そ、そこは・・・」

そこは本来、排泄の為だけにある所。香織さんは周りのシワの部分をつっつて

きたり、時折一一一

「うっ・・・」

窄まりの中に指を入れてきたりした。

(な、何で・・・感じちゃ、いけない・・・はず、なの・・・にっ!?)

僕の中で蠢くものが感じられる。括約筋が体内に入った異物を取り除こうとし

てるが、香織さんの指はそれを押しのけてさらに奥へ奥へと進んでいく。その、

モゾモゾとした動きが刺激となって、下腹部あたりがキュンと疼いてくるのが

分かる・・・

不意に、指の動きが止まった。

なんだろう、と思ったが後ろを見ることができない。

何が起こるかわからない。そんな状況に僕は恐怖を覚えた。

「か・・・香織、さん・・・な、何を・・・」

香織さんは以前、無言のままだ。なんだかそれがさらに僕を怖くさせる。

「香織、さん・・・僕、何か悪いことでも・・・し、しましたか?・・・した

のなら、謝ります。・・・謝りますから、お、怒らないで・・・」

涙目で香織さんに訴える。もう、本気で泣きそうだった。

「別に怒ってなんかないよ。」

「えっ・・・」

香織さんの優しい声がした。

「ごめんね、怖がらせちゃって。直くん、あまりにかわいかったから。ちょっ

と、イジワルしたくなっちゃって・・・私、本当に直くんに怒ったりなんかし

てないから。だから、安心して・・・ねっ?」

そういって、もう片方の手で僕の頭を撫でてきた。・・・

なんか、ホッとしてきた。そして、頭を撫でられるだけでこんなにも安心して、

こんなにも嬉しくなるのかとビックリもした。

可愛がられてるとわかって、全身に甘美な疼きがひろがっていく。もっと弄っ

てほしい、そしてもっと僕を可愛がって欲しい。

「うっ・・・あぅ・・・」

そう思うと、さらに一層香織さんの指をきつく包み込むのがわかった。

香織さんが指を出し入れし始める。

今度は先程とは違い香織さんが指を入れてくると、中の筋肉が蠢いて指をさら

に奥へと導こうとし、指を出そうとすると離すまいと腸全体で締め上げて逃さ

ないようにする。

これも香織さんの言葉で、安心できたおかげだった。

(僕は香織さんが好きだ。だから香織さんが僕を可愛がってくれるなら、僕は

何をされたっていい・・・)

そう、受け入れることができたのだ。

「あっ・・・はぁ・・・き、気持ちいいですぅ・・・香織さん・・・」

もっと欲しい。もっと欲しい。

体全身で香織さんを感じながら、身体で思いっきり感じようとしていた。

香織さんの指が僕のお尻から引き抜かれた。

お尻の穴は、名残惜しそうにヒクヒクしている。

「ふふっ・・・直くんのアヌス、可愛らしい。こんなにヒクつかせちゃって・・・

もっと欲しいって、おねだりしてるみたい・・・」

香織さんは、僕の耳の後ろでそう囁きかけた。

「それに、とても綺麗な琥珀色をしていて・・・食べちゃいたいくらい。」

「ねぇ、いただいちゃってもいいかな?」

「えっ・・・?」

いただくって・・・何をだろう・・・

「じゃあ、いただきま〜す・・・れろっ」

「ふあっ!?」

香織さんが僕のお尻に顔をうずめた。そしてそのまま僕のお尻の穴を・・・

「やっ、やめてください香織さん・・・そ、そんな汚いとこ・・・」

「ん〜?別に大丈夫だよ。むしろ綺麗な方だよ、直くん。」

「そ、それでも・・・うぁ・・・」

「それに、直くんもこっちの方が気持ちいいんでしょ?」

「う・・・あぅ・・・」

(た、確かにそれはそうだけど・・・)

舌がお尻のシワをなめてくる。ヌメヌメした感じが僕の興奮をさらに高ぶらせ

る。

「れろ・・・んっ、ぺろ・・・」

「んっ・・・んぁ、んんっ・・・」

必死で声が出そうになるのを押さえる。それでも、やはり声が漏れてしまう。

(香織さん、の・・・涎が・・・僕、のっ・・・中に・・・染み込んで・・・

き、気持ちよすぎるっ!)

親戚に、夜這いをかけられ、動けなくさせられて、胸をいじられ、お尻を弄ば

れている・・・

なんとも背徳的で、最高に気持ちよかった。

「あっ・・・か、おりさん・・・し、舌が・・・舌がっ!?」

香織さんがお尻の窄まりを分け入って、僕の中へ侵入してきた。

「ダ、ダメダメッ・・・ダメですっ!?・・・そんな、こと・・・ふはぁ、ぐ

っ・・・うゎっ、あ、ぁ・・・」

お尻が勝手に舌をギュウギュウと締め付けあげる。でもそうすると、舌の形や

ら温かさが直に伝わってきて・・・

「だ、駄目だっ・・・て、いっ・・・てるのにぃ・・・」

「んぐっ・・・んっ、っ・・・ん〜っ・・・」

も、もう・・・

「もう・・・だ、駄目・・・き、っちゃう・・・何か、来ちゃうっ!」

身体の奥から熱いものがわき出てくる。それは、心臓を伝い、手を伝い、足を

伝い、頭を伝い・・・全身へと駆け巡っていく。

熱い、身体の至る所から湯気がでそうだ・・・でも、それを不快には思ったり

しない。・・・むしろ身体が溶けそうな感じで、なんか全身が燃えるような快

感に包まれているようだった。

全身に熱い血液が駆け巡る。それと一緒に僕の快感も一気に駆け上がっていく。

 

もう、ゴールはすぐそこだ。僕は、止まることなくそこにっ・・・

「あっ、あっ、あ・・・うっ、ああぁぁ・・・」

全身を弓なりにさせて、ゴールを突き抜けた。

「あっ・・・」

けだるい感じに襲われる。僕は、そのまま・・・

「・・・・・・」

眠りに、ついた・・・

 

・・・・・・

「・・・・・・」

「・・・やっぱり、駄目か。」

がっくりと、私は肩を落とす。

やはり、記憶に関する暗示はもう無駄のようだ。さっきからかけてるが、何の

兆候も見せなくなっている。

なんとか感度を高ぶらせ、眠りにつかせることはできたが・・・明日になれば、

うろ覚えだろうが今までのことは覚えているだろう。

「・・・どうする、かなぁ・・・」

私は脱がせたパジャマを気づかれないように着せながら、今後のことについて

考える。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

「止め止め。考えたってどうしようもないし・・・」

もう、あと二日で帰らなければならない。それまでに何とかすればいいだけの

ことだ。難しいことではない。

「まっ、なるようになるでしょ。」

私は着せ終わった直くんに布団をかけ、そして一一一

「おやすみ、直くん・・・ちゅっ」

おやすみのキスをしてあげた。

「・・・さて、私も寝るかな。明日は忙しそうだし。」

ガチャ・・・パタン・・・

私は部屋を後にした・・・.




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