成人向け催眠小説 hypnorabbitfrommoon01



hypno rabbit from moon.




♪うさぎ うさぎ
 なに見てはねる
 十五夜お月さま
 見てはねる  ♪


”月にはウサギさんが居て、餅をついておられるのだよ...”






十五夜の月。この月は名月であるけれども必ずしも満月ではない。

そして雨、曇りの日が多いこの月...





しかし人々は、お団子を作り、

この雨月や満月を想像する、”観る”ことで楽しんできた...


そう、十五夜は観月とも言う....


イメージする、月。












-----------------------------------hypno rabbit from moon. No.1------------------------------------------

月を見ている。


9月の満月。



ずっと見ていると...ウサギの形が見えてくる...ぼんやりとだが...






「あら、あんまり満月を見すぎてはだめよ?」



気づくと後ろには背がやや高く、長い髪の女の子が、ウサミミをはやして(?)座っていた。




「驚かせてごめんね。さっきから後ろにいたんだけど、

あんまりあなたが月に夢中で気がつかないから、

お団子、少し食べちゃったわよ?おいしかった♪あなた料理上手なのね♪」





「あなた、すごい集中力持ってるのね...

それとも満月の持つ魔力に惹かれてたのかしら...」





「私?私はね、月から来たの。

うん、月。月から来た名もない兎。あなたにとっては2重の驚きなのかな。」




「最近はあなたのように兎を信じて、

月をじっと見てくれる人も少なくなってきたから、

なんだかうれしいから、あなたのところに降りてきたの♪」



「ん?なんだか私の声がぐわんぐわんしてるって?

あー、地上に人にはそう聞こえるかも。

私たち兎は、遠く離れていても近くに聞こえたり、

近くに居ても遠くに聞こえたりするこの声を使い分けているの。

波長を操ってね。」


「ふふ、理解の早い子は好きだよ♪」





「それにしてもいい夜...虫の音も聞こえて...なんだか気持ちがよくなってくるなあ...あなたもそう?」


「そうだよね。夜は昼間と違うよね。なんだか涼しいから...あなたも夜は好きなのかな?」


「うん。こんなときはゆったりしたいよね...」


「ああ、いい風。私もここの風は好きだな...あなたも好きなんだね。」


「それじゃあゆっくりして、いつまでもこうしていたいよね...」


「そしてボーっと月を眺めていたいよね...」



「あっ、忘れてた、あなたは私の目を見ちゃだめよ。

あなたにとってとても危険だから...」


「でも今、見ようとしたよね?」


「でも見ないでね。」


「あなたのためだからね。」


「でも見たくなってくるか。」


「じゃあ、目を閉じようか。」





「目を閉じると...意識が耳に集中する...


そう、すると虫の声が聞こえてくる...


りーんりん

りーんりん


そして私の声がすーっと体の中に入る...



りーんりん

りーんりん


虫の音を聞いているとリラックスして呼吸ができるね...


そう、ゆったりと吸って...はいて....


吸うときは体を持ち上げる感じで深く吸って....


はくときはおなかの中の全てをはきだす感じではく...


すって...


はいて...



だんだんとリラックスしてきたね...


すって....


はいて....


そんな風に呼吸をしていると...


体の中の...


あなたにとって悪いものが...


すべて体の外に出て行きます....


そして...


それと一緒に...


体の力も....


だんだんと抜けてきます....


ほら....全身の力が全部抜けていく....


頭の力も抜ける...ほわーんとして頭が真っ白...


頭の力が抜けてしまうと...もう後はかすかな意識だけで体を支えてる...


ほら、なんだか意識がゆれてくる....


ゆーらゆら


ゆーらゆら


体もだんだんと揺れてくる...でもかろうじて体を支えていることができます...


ゆーらゆら


ゆーらゆら


最初は左右に...ほら...



ゆーらゆら


ゆーらゆら




そして....


だんだんとゆっくりと回り始める...



ほら...どんどん回り始める...



どんどんとゆーらゆら、


ぐーるぐる


ゆーらゆら



そして...こんどは自分が思いがけないほうに回り始めます...


ぐーるぐる


ほら、どんどん動きが大きくなってくる..


ぐーるぐる


どんどん大きくなってくる...!


もっと大きくしていいよ...!



ぐるぐる


ぐるぐる



さあ、もう意識が回ってきました...



私が三つ数えると、あなたはその勢いで後ろに倒れてふかいところにおちていってしまいます...!



私が受け止めるから安心して倒れて...


3!


2!

1!

0!、ほら!




ずーん......」






.....









「あなたはかなり深いところに居ます...



そのリラックスした状態はとても気持ちがいいね...




そしてその状態はとてもイメージ力が上がってくるの...



じゃあ、さっきじっと見ていた月をイメージしましょう...



ほら、まんまるの月のイメージ...なんだかぼんやりとしていて...きれい...



月には魔力があるからね、とても大きなエネルギーを持っているの...



でもいいエネルギーだよ...



このエネルギーは、月の光...



ほら、この月の光をイメージして...



そしてあなたの頭のあたりと、胸のあたりもイメージするの...



すると...そのあたりに月の光が集中していきます...



ほら、なんだか暖かい光...



そしてほら、体の中に光が広がっていくと...どう?...気持ちがいいでしょ...




もっと光が入ってくるよ....ほら、どんどん入ってくる...どんどんと気持ちがよくなっていく...



月の光で満ちる...





....あなたの中は気持ちのいいエネルギーでいっぱいになりました...」





「もっとこの世界を楽しみたいだろうけれど一回おきようか。



腕を引っ張ると戻ってくるよ。よいしょ。」





「おはよぅ♪どう、気持ちよかった?」



「それならよかった♪」






「ねえ、私の目を見て」





「ほら、この赤い瞳を...見るともう目が離せない。絶対に離せない。


もうあなたは私の目を見ることしか意識できなくなる。



でもあの世界には入りそうだけど入れない。まだ。まだだめ。」





「あ、見ちゃったね、ふふっ」






「そう、私の瞳はルビーみたいに透き通っていて赤いでしょ。



でも地上の人が見てしまうと必ず我を忘れちゃうの...



変だね、なんだかあなたまで私の声しか聞こえなくなって来ちゃったよ?



でも目は離せない。



そう、ボーっとしてもいいから私の目を見続けて。


私の瞳を見ている人は全てわたしが波長を操れる範囲に居るの...


あらあら、もうボーっとしてるけどまだ入れないわよ?


人の体は波長でできているから...もうあなたは私のものよ?




でも安心して。悪いようにはしないから...気持ちよくなるだけ...



もうあなたは私の目と、私の声しか考えられないよね...



でもそれが気持ちいいんだよね...」




「さあ、それじゃあ、...」






























つづくのかー?



























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