白い景色、その中をどことなく忙しそうに走る車。

灰色の雲、それを見上げることもなく下を向き、寒さに震え帰路を急ぐ人たち……

 

 

「…なんてな。俺は詩人か?」

ヘンな感傷にとらわれた自分を一笑し、帰り道を急ぐ。

俺の名前は成瀬直人。ただの高校3年生だ。

「な〜にブツブツ言ってやがんだ。変態かお前は?」

俺の隣にいるのは橘修太。同い年の腐れ縁…

「あのな…お前はいいさ。親公認で東京の大学受験ができるんだからな。俺は地元だぞ?地元!!なにが悲しくてこんな辺鄙な街で進学せにゃならんのか…

 これならとっとと就職して金稼ぎてーっつうの」

「まぁ、運命だ。諦めろ」

と、まぁこういう冷たいヤツだ。

「悪かったな、冷たくて…第一、お前は誰と話をしてるのかね?宇宙人か?それとも神様か?」

どうやら聞こえてたらしいが…

「失敬な!!俺が宇宙人や神などと喋る電波系に見えるというのかね?」

「うん(0.0001秒)」

わが友人ながらすばらしいほどの超反応だ。

「ふむ…シュウよ…おぬしT大などやめてその無駄な反射神経で日本国民を感動させたいと思ったことはないのか?」

「全くないね」

「まぁ、無駄だしな」

「…微妙に傷つくぞ」

「むしろそのまま立ち直らないでほしいものだ」

かなり不毛だ…卒業が近くなってきて悪ふざけもノリが悪い

 

「あ、あんたたちね…私のこと忘れてない?」

後ろから声がかかる。

「おお、誰かと思えば春菜じゃないか。いつの間にそこに?」

そこにいたのは、三瀬春菜。俺の幼馴染だ。

「いつの間に、じゃなくて…あんたが誘ったんでしょうが…」

「そうだったか?」

「そうよ!全く…これじゃ私まで同類に思われるじゃない」

む…?

「なら付いてこなきゃいいじゃんか」

春菜はポカンとアホ面を晒している…

「どうした?アホみたいに口を開けて…言っちゃ悪いが…」

「あ…あ…あ…」

「あ?」

「あんたが誘ったんでしょうがーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」

ドスっ!!

「げほぉあ!!」

ジャックナイフのような膝が俺の鳩尾にめり込む…

「し…死ぬ…シュウ…妹を頼んだぞ…」

遺言を残し、黄泉への旅立ちの準備を済ませる。

「いやだ」

こ、この野郎…

「文句を言いたいのはわかるが、春菜の後ろを見てみろ」

春菜の後ろ?

「な…!?夕維(ゆい)?春菜!!夕維を人質に取るとは…」

ズドムッ!!!

「が…ぁ…!」

狙った!!今、的確に肝臓狙った!!

「あ…あ…肝臓への膝蹴りは反則ですぞ…春菜嬢…」

「ええ、わかってるわ。狙ってやったんですもの」

「お、お見事…」

シュウが賞賛の言葉をあげる。

「俺の心配は?」

「必要なし」

春菜の声を聞きながら俺は意識を…

「失ってたまるかぁ!!」

「すばらしい生命力ね。まるで黒くて楕円形の害虫並みだわ」

「ひでぇ…」

「なぁに?」

…逆らったら今度こそお花畑へ直行だな。

「いや。それより、なんで夕維がここにいるんだ?」

成瀬夕維…俺の妹だ。少し大人しいが、とてもかわいい。

「あ…あの…一緒に帰ろうと思って…待ってたの」

「あんたが気付かないから、私が誘ったんだけど…」

全く気付かなかった…

「そうかゴメンな…悪かった」

「え?ううん…私がちゃんと話しかければよかっただけだから」

うむ、我ながらよく出来た妹だ。どこぞの鬼妹とは違うな。

「いや、それより怖かっただろう?」

「…え?」

「春菜みたいなやつに誘われて怖かったろう?」

ズドンっ!!

「がは…」

ガ…ガゼルパンチ…?

「どこでそんな高等技術を…!」

「私への謝罪が先よ」

意識を刈り取るようなことをしておいて…

「夕維…お兄ちゃんがお星様になっても忘れないでいてくれるか?」

「…え?え?…お兄ちゃん?」

「こらこら、あんたの芝居に夕維ちゃんを付き合わせるんじゃないわよ」

「そうだぞ直人。夕維ちゃんはお前と違って純粋なんだからな」

わかってはいるんだが、この面子だとどうしても冗談に走ってしまう。

それにしても、ひどい言われようだと思うんだが…

「おっと…俺用事があったんだ。じゃあまた来週な」

「ああ、わかった。お互い頑張ろうな」

「ああ、それじゃな」

シュウは駅の方へ歩いていった。

「あ、あのさ…直人」

「ん?なんだ?」

「明日…暇かな?」

明日…か。

「受験勉強をしたいところだが、最近煮詰まってるからな。丁度休みにしようと思ってたところだ」

「じゃ…じゃあ、明日少し付き合ってもらえるかな?」

「ふむ…デートか?」

「え?いいいいいい、いや、そういうわけじゃないんだけど…」

まぁ、性格はこうでもコイツは黙ってりゃカワイイし、別に嫌いなわけじゃないが…

「熱があるのか?」

こうなってしまうのが俺の悪い癖だ。

「!!」

バシィッ!!!

頬に痛みが走る…

「…!は、はる、な?」

春菜は泣いていた。

「…あ、…ご、ごめん…き、今日は帰るね」

「………」

「じゃあ、ね」

そう言って、春菜は走っていってしまった。

 

「あ…お兄ちゃん…」

そうか、夕維もいたんだっけか…

「はは…カッコ悪いところ見せちまったな…帰るか」

「う、うん…」

にしても、どうにかしなきゃな…

 

プルルルルルル…プルルルルルル…

出ない…もう何度目だか忘れてしまった無機質な呼び出し音を聞きながら後悔の念にとらわれていた。

(なんてバカなことしたんだろうな…)

プルルルルルル…プルルル…プッ

『もしもし?』

瞬間的に心臓の音が早くなるのを感じた

「は、春菜…」

『……なに?』

「き、今日のことなんだけど…」

『………』

む、無言になるなよぉ…

「ほ、ホントにゴメンっ!!俺、ああいうの…に、苦手で…つい…いつものノリで答えちまって…」

『………』

「俺、別に春菜のこと嫌いなわけじゃないし…あの、そんな…嫌だったわけじゃないんだよ」

『…で?』

「…春菜さえよかったら…明日…出掛けないか?春菜の行きたいところでいい…」

『ホントにいいの?私みたいな娘と一緒に出掛けて』

「なんだよ、それ…イヤだったら電話しねぇって」

『うん…わかった。じゃあ、明日の1時に駅前で待ち合わせしよう?』

よかった…

「ああ、駅前に1時な」

『時間はしっかり守ること、出来なきゃ今度こそ縁切るからね?』

そう言いながら、彼女の声の調子が戻ってきた。

「ああ、わかったよ」

『よろしい。それじゃ、もう遅いから切るね』

「春菜…」

『なに?』

「悪かったな…おやすみ」

『うん、おやすみ』

よかった…ホントに。安心しながら、目覚ましを少し余裕をもってセットする。

 

 

 

ピピピッ!ピピピッ!ピピ…カチャ

「う〜〜〜〜〜なんだよ…ったく…なんでこんな早い時間に…」

言って気付いた。

「そうか…春菜と約束してたんだっけか」

遅れたら縁を切るとまで言われたらさすがに遅れるわけにも行かない。ただでさえ昨日の件でやっちまってるのに。

「さて、と…」

1階への階段を下りていく。ダイニングには夕維がいた。

「あ、お兄ちゃん…おはよう」

「ああ、おはよ」

うちは両親を早くに亡くし、現在は伯父夫婦の援助を受けながら夕維と二人で暮らしている。

夕維はとてもおとなしく、人見知りをするので困ったときは俺を頼るように言ってるのだが、彼女の性格上どうしても遠慮がちになってしまうようだ。

「夕維、今日さ…春菜と用事があるんだけど…もし遅くなったら連絡入れるから。メシは食っちゃっていいからな」

「え?あ…うん」

基本的に俺が誰かと遊びに行くときは遅くなるんだが、ガキのころ何も言わずに遊び呆けてたら、心配になったらしく伯父さんに連絡を入れ

夜遊びしていたのがバレて、こっぴどく叱られた。それ自体はどうでもいいのだが、その後に俺に泣きついて来た夕維を見て初めて罪悪感を覚えた。

「ねえ、お兄ちゃん」

「なんだ?」

「あの…春菜さんと2人で行くの?」

「あ、ああ…昨日あんなことになっちまったし、埋め合わせも兼ねてな」

「うん…わかった…あの…」

「ん?」

「事件とか事故には巻き込まれないでね?」

「ああ、わかったよ」

俺が遊びに行く前の普段と同じ会話。そう、俺がいなくなったら夕維は一人になってしまう。

伯父さんたちがいるとは言っても、俺は夕維のただ一人の肉親だ…夕維を悲しませることは出来ないよな。

「ふぅ、ご馳走様」

「あ、うん…片付けはやっておくから」

「悪いな。じゃあ、シャワー浴びて準備してくるよ」

「…うん」

そう言い残し、一旦2階へ上がっていく。

 

「…お兄ちゃん…」

 

現在、12時50分。うむ、完璧だ。

「さて、あとは春菜が来るのを待つだけか」

「もう来てますけど?」

「ぎゃあああああああああああ!!!」

び、びっくりした…

「その反応はなんか失礼じゃないかな?ねぇ?成瀬直人くぅん?」

「い、いきなり後ろから声をかけるな!し、心臓に悪い…」

「…ちゃんと来てくれたね」

「あ、ああ…当たり前だ。誘ったのは俺だしな。お前こそもっとゆっくり来てもよかったんだぞ?」

「別に…時計が狂ってたのよ」

…素直じゃないな

「まぁ、いいや。それで?どこ行こうか?」

「う〜ん…特に決めてないんだけど…とりあえず適当に歩かない?」

「それなら、森林公園の方に行くか?」

「あ、少し買い物もしたいかな…」

どっちだよぉ…

「じゃあ、街中をウィンドウショッピングでもするか?」

「うん」

「多少なら買いたいもの買ってもいいからな」

「ホント?」

う…こんなしおらしい春菜は初めてだ…かわいいな…

「ああ、どうせ俺は物欲皆無の人畜無害な人種だからな。多少なら奢るくらいは出来るぞ」

「物欲皆無の代わりに、性欲旺盛でとても人畜無害とは思えないんだけど?」

「はぅ!?ど、どうしてそんな言いがかりをつけられなきゃいけないんだよ!?」

「…本棚の裏」

ぎっくぅ!!

「…そ、それがどうかしたのかなぁ…?」

「…ベッドの下」

ぐっさぁ!!

「……な、何を言ってるのかなぁ?」

「…箪笥の一番下の引き出し」

ちゅどーん!!

「参りました」

「わかればよろしい」

くそぅ…なぜバレている!?

「まぁ、とりあえず行くか」

「うん!」

 

「へぇ…こんなもんも売ってるのか」

「あんまり街に出ないの?」

「ああ、まぁな」

俺の家の事情は誰にも話さない。今更同情をされても迷惑なだけだ。

「あ、ねえねえ…これほしいな…」

「ん?」

春菜が見つけたのは露店で売ってる自作のチョーカーのようだ。

「いくらだよ?」

「ん…」

春菜が黙り込んでしまう

「どした?」

「ちょっと高いかも…」

値段を見ると…

「5000円かぁ…」

確かに高いが、買えない値段でもない。

「……よし!すいません、これください」

「え?い、いいよ…こんな高いの」

「いいって。気にするなよ」

露店の兄さんが俺にチョーカーを手渡す。

「どうも。大切に使ってくれよ」

「ありがとうございます」

俺はチョーカーを手にすると、人通りの少ないところへ春菜を連れる。

「…え?ちょ…直人!?」

「こんな首輪みたいなののどこがいいのかわかんねーけど…少しおとなしくしてろ」

「え…うん」

春菜をおとなしくさせると、チョーカーを彼女の首に付けてやる。

「あ、ありがとう」

「ああ…その代わり昼飯はワリカンな」

「奢りでもいいけど?」

「バカ。そこまでしてもらうわけにはいくかよ」

悪戯っぽく笑う春菜に俺はぶっきらぼうに返す。

「ふ…ふふふ…」

「くっく…」

「「あははははははははっ」」

俺たちは人気のないところで笑いあっていた。

 

陽が落ち、すっかり暗くなった頃。

「ねぇ…森林公園…行かない?」

「そうだな…最初からそのつもりだったし」

俺たちは森林公園へ向かうことにした。

 

「さすがに寒いね…」

「ああ…少しな」

そう言って春菜の肩に上着をかけてやる

「あ…いいよ…直人が風邪引いちゃう」

「気にするな」

「ありがと…」

ベンチは空いていないので、奥にある大きい木の根元へ腰をかける

「こんなところあるんだ」

「俺はこういうところのが好きだからな…この辺の公園の人が少ないところは大体把握してる」

「ふーん。結構意外かも」

「なんでだよ?」

「シュウと一緒にバカやってるから、賑やかなところのほうが好きかと思ってた」

「バカやるのはシュウとだけだよ」

「私ともでしょ?」

春菜は笑いながら話す

「バカ、お前にはいじめられてんだよ」

「あ!!ひど〜い…直人がヘンなことばっかり言うからでしょ?」

まぁ、そのとおりなんだけどさ…悔しいじゃんかよ。と、言葉に出さずに…

「なんかしたか?」

「……いっぱいね」

「そうか…」

春菜はいつになくしおらしい…

「ねぇ、直人…」

「ん?なんだ?」

「私…私ねっ!!」

突然立ち上がった春菜を見上げ、次の言葉を待つ。

「私…!な、直人のこと…好きなのっ!!突然のことだけど…びっくりするかも知れないけど…ずっと前から…好きだったの」

少し…唖然としてたんだろう…頭が混乱してる。

「あ…あの…」

「…春菜…あのさ…」

俺が考えてること…春菜の告白に対して答えなきゃいけないことを考えている。

「あ…ご、ごめん…急にこんなこと言われても迷惑…だよね」

「そうじゃない。そうじゃないよ…俺も春菜のことが好きだ」

そう、それは本心だ。だけど怖かったんだ…シュウとの3人の関係が壊れるのを恐れて封印してたんだ。

「それは…友達としてじゃないの?」

「違う!春菜を一人の女性として…好きなんだ」

だから…話さなきゃいけない。俺の境遇も、全て…

「ただ、俺の話を聞いてほしい…全部聞いてから判断してほしいんだ」

「どういう…こと?」

俺は自分の境遇、春菜への想いの移り変わり、それに対しての恐れ…全てを話した。

「だから…春菜よりも夕維を優先するかもしれないし…自由にどこかへ連れて行ってやることが出来ないかも知れない…

 それでもいいのなら…俺のほうから言わせてくれ。春菜…好きだ。俺と付き合ってくれないか?」

「……そんなの…気にする必要ないじゃない…私は…あなたに傍にいてほしいだけなの…」

その言葉を聞いた途端、溢れる感情を止められなかった。

「春菜っ!!」

気付いたら、俺は春菜を抱きしめていた。

「直人…!直人っ!!なおとっ!!!」

そのまま俺たちはキスをした。

「んっ…ふぅ…なお、と…」

「はるな…」

春菜とする、初めてのキス…稚拙な、キス。

 

「遅くなっちゃったね」

「ああ、送っていくよ」

「うん、ありがとう」

春菜を家の前まで送ったときに気付いた。

「あ!!」

「どうしたの?」

「夕維に連絡忘れた…」

「はぁ…相変わらず詰めが甘いわねぇ…」

「うるせ」

「どうするの?」

「夕維には…全部話すよ…あいつには隠し事をしたくないんだ。その上で連絡できなかったことを謝るさ」

「そうね…夕維ちゃんには話さないとね」

「シュウにもな」

「そうね…じゃあ、夕維ちゃんを安心させるためにも早く帰って安心させて上げなきゃ」

「ああ」

「それじゃ、また月曜日にね」

「そうだな」

そう言って、春菜にキスをする

「ん…あふ」

「じゃあな」

「うん!」

 

いざ、家の前に立つと夕維の泣き顔や怒る顔が浮かび、入りづらくなる。

「…ただいま」

「あ、お兄ちゃん…お帰り…遅かったね」

「あ、ご、ごめんな…連絡忘れちゃって…」

「…理由だけ…聞かせて?」

う、夕維が俺に対して主張するときは怒ってるか、嬉しいとき…こんなことしといて嬉しいわけはないよな。

「あ、長くなるから…居間に行こうか」

「うん…」

そして、俺は春菜とのことを全て話をした。

「そ、そうなんだ…」

「だからって、気を使う必要はないんだぞ?帰りたければいつでも声をかけてくれ。それを春菜も俺も望んでる。

 今までのことをなくしたくないんだよ」

「うん…あのさ…お兄ちゃん」

「なんだ?」

「明日…もしよければ…春菜さんを夕食に招待してあげられないかな?」

…意外な提案だったが、断る必要はないし…何より夕維は俺たちのことを歓迎してくれてるんだ。

「わかったよ。電話しておく」

「うん、ありがとう」

 

「そういうわけでさ、明日の夕食…うちで食べないか?」

『いいの?』

「ああ、夕維が提案したんだ。用事がなければ…だけど」

『じゃ、お邪魔しようかな…』

「ああ、歓迎するよ」

『ありがとう。それじゃ、今日はもう寝るね』

「ああ、おやすみ…」

『うん、おやすみなさい』

 

 

 

ピンポーン

「お、来た来た」

がちゃ

「あ…こ、こんばんは」

「なに遠慮してんだよ、夕維はもう準備始めてるから。上がれよ」

「うん、お邪魔します」

そして、春菜をダイニングまで案内する

「夕維ちゃん、こんばんは」

「あ、春菜さん…もうすぐ出来るのでお兄ちゃんと待っててください」

「私も手伝うわよ」

「バカ!客に手伝わせるわけには行かないだろ」

「お兄ちゃんの言うとおりです、座って待っててください」

夕維はいつもより機嫌がいいらしい、少し浮かれた感じだ。

「と、いうわけだ」

「もう、わかったわよ」

 

「ふふ…私の大事なお兄ちゃん…待っててね…」

 

「ん?何か言ったか?」

「え?ううん、なんでもないのもう出来るから」

「ああ、楽しみにしてるぜ」

「うん…」

 

「へぇ、すごいね〜直人っていっつもこんなもの食べてるんだ?」

「バカ、今日は特別だよ」

「お待たせしました。これで最後です」

ずいぶんと豪勢な食事だ。夕維のヤツ…そんなにうれしいのか?

「じゃあ、食べようか」

「うん」

「「「いただきます」」」

 

そうして、普段よりも賑やかな夕食が始まった。

春菜は夕維に今回の経緯を教え、夕維はそれを歓迎するように熱心に話に聞き入っていた。

そうして、ほとんどの料理が食べ終わる頃…

 

「な、なんか眠くなってきちまったな…」

「ちょっと、大丈夫?勉強のしすぎじゃないの?睡眠を取らなきゃ勉強なんて無意味なんだからね?」

「いや、昨日はちゃんと寝たはずなんだけど…」

そのとき、春菜のほうにも異変は起こった。

「あ、あれ?」

「春菜さん?どうしたんですか?」

「わ、私も眠くなっちゃった…あはは…そろそろおいとましようかな…」

「あ、無理しない方がいいですよ。部屋はありますから、少しおやすみになってから…」

「う、うん…でも…」

「ほら、お兄ちゃんも寝ちゃいましたし…この時間に一人で出歩くのは危険ですから…」

「あ、それじゃ…少し寝かせてもらっていいかな?」

「はい、どうぞ」

部屋が静まり返った

 

「ふ…うふふ…ふふふ…あはははは…春菜さん…あなたにお兄ちゃんは渡さないんだから…

 あは…あなたの目の前で…お兄ちゃんを…私のものにしてあげる…ああ、考えただけでゾクゾクする…春菜さんの悲しみに満ちた顔…

 そして…お兄ちゃん…あなたも同罪よ…私を見捨てた罪は…重いんだから…うふふふ…お兄ちゃんの絶望する顔…楽しみにしてるからね」

 

「…ん…あ?お、俺は…?」

どうしたんだっけ?…食事が終わってから急に眠くなって…

「あ、お兄ちゃん。おはよう」

「…夕維?どこだ?ここは…」

「…どこだと思う?」

「質問に質問で返すなよ」

「そうだね…ここは…家の地下室…まぁ、いろいろといわくつきの部屋なんだけど…」

「いわくつき?」

「そう、詳しくは説明しなくてもわかると思うんだ…お兄ちゃんの今の状況を見れば」

今の…状況?…なんか腕が痛くて…足は満足に動かない…

「え…あ…おい!!どういうことだよ!なんで俺…こんな風に吊り下げられてるんだ!?」

夕維を方を睨むと、そこには俺の知らない夕維がいた…

「うふ…うふふ…あはは…いい格好よ…お兄ちゃん…」

「は、春菜は!?春菜はどこに行った!?」

「春菜さん?お兄ちゃんの目の前にいるじゃない…」

え…?よく目を凝らすと、うっすらともう一人俺と同じような格好にされた人影が見えた。

「春菜!!おい、春菜!!しっかりしろ!!」

「……ん…あ…な、直人!?いや!!なにこれ!?どうなってんの?」

「あらお目覚め?泥棒猫さん?」

「ゆ、夕維ちゃん?あなた…」

「気軽に私の名前を呼ばないで!!私からお兄ちゃんを取り上げた人がっ!!」

「と、取り上げたなんて…私…そんなつもりじゃ…」

「ま、いいわ…アンタなんかどうでもいいから…そこでじっくり見てなさい…私とお兄ちゃんが愛し合う姿を」

な、何を言ってるんだ…?愛し合う?…夕維と俺が?

「さ、お兄ちゃん顔を上げて…」

「おい、夕維…」

「顔を上げなさい…な・お・と…」

「…!!」

夕維が…俺に言い聞かせるように…その顔はとても妖艶で…吸い込まれそうな…

「あ…ゆい…」

「ふふふ…お兄ちゃん…春菜さんにばかり気を取られて…私のことずっと見てくれなかったよね…

 でも、それも今日で最後…私はどんな手を使ってでも私のものにしてあげるから…」

ゾクリ…と、背中を寒気が走る

(どんなことでも…)

それは…

「どういうことだよ?」

「ふふふ…そのままの意味…私…お兄ちゃんが好きだから…愛してるから…どんなことをしてでもお兄ちゃんを手に入れるの」

「ゆ、夕維ちゃん…なんで…」

「あなたがっ!!あなたが…お兄ちゃんに告白なんかしなければ…ううん…あなたさえいなければ…お兄ちゃんは永遠に私のものだったのに…」

「でも…それは…」

ヒュンッ!!パシィィィン!!

「きゃああああ!!」

夕維はいつの間にか鞭を握っていた。

パシィィィン!!パシィィィィィン!!!

「きゃあ!!ゆ、夕維ちゃ…やめて…いたい…」

「口答えするんじゃないわよ!!ふふふ…次はお兄ちゃん…」

「え?」

「私を放りっぱなしにした罰をあげる…愛し合うのはそれから」

ヒュゥンッ!パシィィィィィィィン!!

「ぐあっ!!」

「ふふ…もっと声を上げていいよ…その内気持ちよくなってくる…そう、私に心を許せば苦痛は快楽に変わるよ?

 痛いのはイヤでしょう?辛いのは…イヤでしょう?」

夕維の囁きが悪魔の囁きに聞こえる…

ヒュンッ!!パシィィ!!パシィンッ!パシィィィィィィィィィィン!!

「ぐっ…うあ…ああああっ!!」

「や、やめて…やめてぇ!!」

痛みのせいか、春菜の声がやけに遠く聞こえる。

「やめて!!直人をいじめないで…!私が代わりになんでもするからっ!!」

「へぇ…何でもしてくれるんだ…」

「ええ…」

「じゃあ、そこでお兄ちゃんの叫びを聞いていなさい…」

夕維の死刑にも勝る宣告…どうしちまったんだよ…

「ふふ…お兄ちゃんはゆっくり時間をかけて…肉体も精神も…私のものにしてあげるわ」

「ああ…ゆ、夕維…やめろ…」

「ふ…いい顔よ、お兄ちゃん…凄く興奮しちゃう…もっといじめてあげる」

夕維はナイフを取り出してきた。もう何がなんだかわからない…夕維を…初めて怖く感じた。

「な、何を…」

「どうすると思う?このナイフ…お兄ちゃんの心臓を刺そうか?それとも少しずつ切り刻んであげようか?ふふ…」

怖い…どうしようもなく夕維が怖い…

「あ…あ…あああ…」

歯の根が合わず、ガチガチと震える。

「大丈夫。こうするだけ」

びりぃっ!

夕維は俺の服にナイフを引っ掛け、一気に下まで引き落とした!!

「あ、…ゆ、夕維…」

「これで鞭をもっと直に感じられるよ…嬉しいでしょう?」

「や、やめ…」

ピシィッ!

「ぐあっ…あ…いた…夕維…やめてくれ…」

「…やめてほしい?」

俺は声が出せずに、首を縦に振るしかなかった。

「じゃあ、今すぐあそこにいる人に別れを告げて…そして、永遠に私のものになると誓うの…そうすればやめてあげる」

ウソだろ…俺が春菜と別れる…?

「そ、それは…」

「出来ない?じゃあ、しょうがないね」

ヒュンッ!!

「うあっ!!ぐ…」

「お兄ちゃん…痛い?」

「痛いよ…うう…」

「じゃあ、早くあの人と別れて」

「イヤ…だ…」

ヒュゥンッ!!

「あああああ!!!」

「別れて…くれるよね?」

俺は…首を横に振る。

「そう…じゃあ…今日は寝てて…明日もう一回聞くよ」

ヒュオンッ!!

「あああっ…あ…あ…」

そこで俺は意識を手放した。

 

 

 

「…う…」

俺は…どれだけ気を失ってたんだろうか…

「は、はるな…」

「直人!!気がついたの!?」

「は、はは…なんとかな…」

「大丈夫?」

「どうだろうな…春菜は大丈夫か?」

「ええ、大して痛みはないから…」

気になるのは夕維のことばかりだ…なんで…あんなに優しかった夕維が…

「夕維ちゃん…どうしたのかな…」

「…俺…アイツのことずっとほったらかしにしてたから…」

「…」

その時、階段の方向から足音が聞こえてきた

「あら…二人とも早いのね…お兄ちゃん…春菜さんと別れる決意はついたかな?」

「……」

「…困ったね…あんまりワガママ言ってると、春菜さんを殺しちゃうよ?」

…なんだって…?今…なんて言った?

「え?」

「聞こえなかった?春菜さんを、こ・ろ・し・ちゃ・う・よ?」

春菜を…殺す……だと…

「やめろ!!そんなこと…しないでくれ…頼むから…」

「じゃあ、私のものになる?」

「……俺たちは…血の繋がった兄妹なんだぞ…」

「関係ないよ」

「春菜は…俺の大事な人なんだ…」

「…ふーん」

また鞭が飛ぶかも知れない…それでも、これだけは…

「じゃあ、明日まで待ってあげるよ」

「…え?」

「今日は用事があるから、何もしてあげられないんだ。ああ、食事はないけど点滴をあげるから死ぬことはないよ」

そう言って、夕維は俺たちに点滴用のチューブを繋ぎ始めた。

「ヘンなのは入ってないから大丈夫。ちゃんと勉強もしたしね」

(そう…春菜さんにはヘンなのは入れてないよ…ふふふ)

「…なにか…言ったか?」

「ううん、何も。はい、じゃあ明日まで我慢してね…」

「……」

「明日までにお兄ちゃんの気が変わってるといいな。それじゃ、行ってきます」

「…ああ」

そう言って、夕維は部屋を出て行った…

「…夕維…」

「…とりあえず、話でもしようよ…気が滅入りそう」

「そうだな…」

「なんでこんなことになっちゃったんだろうね…」

「ゴメンな…俺のせいで…」

「ううん、直人のせいじゃないでしょ…」

会話が続かない…こんな状態じゃ普段の会話なんて出来るわけがないんだ。

「…俺…どうしたらいいんだろうな…」

「諦めないで。夕維ちゃんを根気よく説得しようよ」

「ああ…」

出来るのか…俺にそんなことが…

 

…今…どのくらい経ったのかな…なんか…頭がぼーっとして…体が熱い…

「…おと…なおと…!」

誰かが呼んでる…

「直人!!どうしたの!?しっかりして!!」

「あ…はる…な…」

「どうしたの?眠い?」

「いや、少しぼーっとしてた…今何時くらいかな…」

「わかんない…それなりに時間は経ってると思うけど…」

 

ああ…体…熱い…どうしたんだろう…

「あああ…春菜…」

「どうしたの!?」

「俺…訳がわからない…体熱くて…」

「大丈夫!?しっかりして!!」

「あ…夕維…どれくらいで帰ってくるのかな…」

「わからないよ…でも、そんなにさっき起きてから時間は経ってないはず」

「そう…か…あ…く…」

「ホントに大丈夫?」

「ああ、具合が悪いわけじゃないんだ…ただ…体が熱くて…」

「気をしっかり持って…」

「…ああ」

 

ここ…どこだ?夕維…どこに行っちゃったんだ?

「あ…あああ…夕維…夕維…早く…帰ってきて…」

「直人!?大丈夫なの!?」

「ゆい…早く…ゆい…」

「直人!!しっかりしてよ!!」

「あ…ゆ、い?帰ってきたんなら…これ…早く外して…もう…我慢できないんだ…」

「直人!!まだ夕維ちゃんは帰ってきてないのよ!!しっかりしてよ…ねぇ…どうしちゃったの?」

「ゆい…まだ帰ってこないの?…もう…あ、あ…」

「直人ぉ!!」

「う…あ…?春菜…俺…」

「どうしたの?さっきから…」

「体…熱くて…気が狂いそうなんだ…ずっと傍に…いてくれよ…春菜…」

「わかってるわ…大丈夫…離れたりしないから…」

「…あ…あ…気が狂う…あは…は…」

「直人!!」

「あ…春菜…」

「気をしっかり持って!!このままじゃ…」

「夕維…夕維ぃ…お願い…助けて…」

「直人!!」

「…春菜ぁ…助けて…訳わかんないよぉ…怖いよぉ…」

 

………………………

「はぁ…はぁ…はぁ…あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

「な、直人!?」

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

「直人!!しっかりして!!」

「…い…ゆい…ゆいぃぃ!!助けて!!もう、もう…」

「直人ぉ…どうしちゃったのよ…ねぇ…」

「夕維…ゆい…ゆい…ゆいぃ…お願い…もう許して…お願いだから…もう、いじめないで…ゆい…もう耐えられない…ゆいぃぃ…」

「直人ぉ!!直人!!直人!!夕維ちゃんを思い浮かべちゃダメ!!ここに私がいるじゃない!!私を見て!!」

「春菜ぁ…俺…おれ…あ…春菜?春菜ぁ…春菜…はるな…はるな…はるな…」

「そうよ!私の名前を呼んで…」

「はるな…はるなぁ…はるな…ゆ…い…はるな…はるな…」

「……直人…」

「ゆ…い…あああ…ダメ…おかしくなるよ…はるな…あ…助けてよ…」

カツン…カツン…カツン…

「はるな…こわいよ…はるな…」

「直人…どうしちゃったのよ…」

「あら…ずいぶん出来上がっちゃったわね…」

「夕維ちゃん!!あなた…直人に何をしたの!?」

「ふふ…お兄ちゃんが私の言うこと聞いてくれないから…お仕置き…」

「あ…ゆいぃぃ…たすけて…おねがい…こわいよぉ…」

「ふふ…うふふふ…あはははははは…!!ブサマねぇ!私の言うこと聞いてればこんなことにならないのに!!

 かわいいよ…お兄ちゃん…」

「あああ…ゆいぃ…」

「そんなに甘えないで…ほら…春菜さんが見てるんだから…」

「ゆい…たすけて…からだがあついよ…ゆい…ゆいぃ…」

「ええ、わかったわ…」

「なっ…夕維ちゃん!!何してるのよ!!」

「見てわかんない?お兄ちゃんのズボンを下ろしてるの」

「そんなこと言ってるんじゃない!!なんでそんなことするのよ!!」

「説明してあげようか?お兄ちゃんの点滴の中身には媚薬を混ぜといたの。一応人体に害はないものよ」

「え?」

「あなたの中には入れてないよ。あなたが悶えてるところなんて見てても楽しくないし」

「そ、そうじゃなくて…一応、って…?」

「ああ、そっちか…やりすぎると精神が壊れちゃうんだよね…ギリギリのところで間に合ったからよかったよね」

「あ、あなた…自分が何をやってるかわかってるの!?」

「…まぁ、いいわ…あなたの言動なんて別に…これからお兄ちゃんを手に入れられると思えば何も気にならないしね…ふふふ」

「や、やめなさい!!!兄妹同士でしていいことじゃ…」

「ゆい…ゆい…」

「直人!!正気に戻って!!」

「はるな…?」

「お兄ちゃん…」

ちゅっ…ちゅぷぅ…

「ふあああああ!!」

「ふふふ…かわいい…もっと聞かせて…んむ…ん…ちゅ…れる…」

「ひぃあ…うああぁ…ゆい…もっとぉ…」

「ふふ…おねだり?かわいい…けど…ブザマよね…そう思わない?春菜さん」

「ああぁ…ひああ」

「あはは…言葉責めでも感じちゃうんだ…変態…」

「あぅ…う…あ…」

「お兄ちゃん…もっとしてほしい?」

「うう…して…ほしい」

「うふふ…じゃあ、今日は口だけね…正気に戻ってから…奪ってあげるよ…全部、ね」

ちゅっ…じゅるるるる…!!れる…じゅぷぅううううう!!

「ひ……ぁ…イク…イッちゃう!!」

ドピュッ!!ドピュ…

「はぁ…んぐ…ふふふ…いい子ね…ちゃんとイクことを伝えるなんて…」

「はぁああ…ゆい…」

「もっとしてあげるよ…口でお兄ちゃんを犯してあげる」

「ひ…あああああああああああ!!」

 

 

 

「う…う…」

「直人!?気付いたの?」

「あ…春菜…俺…」

「……大丈夫?」

「ああ…俺どうしたんだ…?途中から…よくわからなくなって…」

何も思い出せない…

「何もないよ…」

「ホントに?」

「うん…」

カツ…カツ…

夕維が…降りてくる…

「おはよう。お兄ちゃん」

「夕維…もうこんなことやめよう…」

「うふふ…何を言ってるの?あれだけ私におねだりしておいて」

なんだと…?

「お、おねだり…って…」

「ふっ…ふふ…ほら…」

そう言って、夕維はビデオを付けた。

『ひぃあ…うああぁ…ゆい…もっとぉ…』

そこに映し出されたものは…

「ウソだろ…俺…夕維の…」

「ホントよ。そこにいる人が証言してくれるわ」

「春菜っ!!ホントか!?俺…夕維にこんなこと…」

「……」

春菜は返事をしてくれない…

「春菜ぁ!!何とか言ってくれ!!俺は…」

「……」

春菜…ウソだって言ってくれ…

「言ったでしょ、ホントのことだって。お兄ちゃんは私の口の中に汚らしい精液を注ぎこんだのよ」

……!

「うあああああああああああああ!!!うわああああああああああああああああああああああああああ!!

 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

喉が張り裂けんばかりの絶叫を上げる。

俺が…夕維に…

「ああああああああああああ!!!ああっ!!あああああああああああああああああああああああああ!!」

気が狂いそうだ…俺…なにやってるんだよ…

「あははははっ!!いい表情よ!!その絶望に満ちた表情をもっと見せて!!」

夕維の高笑いが聞こえる…

「くぅう…俺は…」

「なぁに?あれだけ私を…実の妹を汚しておいて後悔してるの?あっはははははは!!ブザマね!!とても滑稽だわっ!」

「ああああ…俺は…なんてことを」

「大丈夫よ、心配しなくて…」

「え?」

「これからお兄ちゃんは私の膣内へたっぷり精液注ぎ込むんだもん!!あははははは…」

「なっ…それは…それだけは…頼む…やめて…」

「うふふっあはははは…さぁ、お兄ちゃん…私と一緒に汚れよう…」

夕維が…近づいてくる…

「やめてくれっ…それだけは…頼むからぁ!!!」

「イ・ヤ…お兄ちゃんは私に犯されて汚れるの…そして、私の膣内に射精して私を汚すのよ!!あはははははははははっ!!

 心に一生消えない傷を付けてあげる!!!血の繋がった妹に汚され、汚した十字架を背負わせてあげるわ!!あっははははは!!」

「やめてくれぇ!!ホントにそれだけは…!!」

「あははははは…ムダよ!!私がお兄ちゃんの全てを奪い、汚すの!!誰にも渡さないわ!!お兄ちゃんの愛も!!憎しみも!!

 お兄ちゃんの心…全部奪ってあげる!!私のことしか考えられないように…壊してあげる!!」

なんとか身じろぎをして拘束を外そうとする

怖い…夕維が…とてつもなく…怖い

「無駄よ…さぁ…一つになろうね…」

夕維が服を脱ぎ終え近づいてくる…

「やめ…ホントにダメだ…」

「そう言いながら期待してるんでしょ?ほら…こんなに勃起して…」

「え?」

なんで…なんで…

「それとも…言葉で嬲られて感じちゃった?もっと言ってあげようか?うふふふふ…」

「違うっ!!違う!!違う違う違うっ!!」

「違わないよ…お兄ちゃんは血の繋がった妹に言葉責めされて感じるマゾなんだよ」

「違う…違うよ…」

「うふふふふ…じゃあ、なんでこんなに勃起してるの?この…ヘ・ン・タ・イ」

「やめて…もう許して…お願いだから…」

「イーヤ…こうやってお兄ちゃん苛めるの楽しいんだもん…それに…春菜さんはこういうことしてくれないよ?」

急に春菜の名前を出され、ハッとなる

「……」

春菜は目を背けこちらを見ようとしない

「あーあ、見捨てられちゃったね…まぁ、しょうがないよね。こんなヘンタイ相手にしたくないだろうし…

 大丈夫…世界中の誰が見捨てても、私だけはお兄ちゃんを愛してるから…♪」

俺の心に絶望感が広がっていく

「あはははは!!お兄ちゃん…強がってたわりにはもう屈服しちゃうんだね…心が折れそうになってるの…感じるよ

 早く心の底から屈服しちゃいなさい…どうせお兄ちゃんは春菜さんに見捨てられたんだから」

「あ…あああ…」

「ふふっ…そうよ…お兄ちゃん…実の妹に服従を誓いなさい…私の性奴隷としてこれからは生きていくのよ…」

「うっ…あ…」

「春菜さぁ〜ん…もう、お兄ちゃん屈服させちゃうよ?いいの?」

「…好きに…して…」

絶望の宣告…

「なんだ…両方とも諦めたの…つまらないな…」

そう言いながら夕維が俺との距離を縮めてくる。

「うあ…あ…春菜…なんで…」

「ふふっ…情けないなぁ…でも、ちょっとこれじゃつまらないからね…春菜さんの本心を見せてもらおうかな」

「え?」

春菜の呟きが聞こえた瞬間、夕維の両手が俺の首に巻きついてきた!!

「あ…ぐ…」

「ふふっ…うふふふふ…」

狂気に取り憑かれたような目で夕維は容赦なく首を絞めてくる。

「あがっ…かっ…ゆ…ぃ…や…くるし…」

「ふふふっ…苦しい?いいよ…その顔…もっときつく絞めてあげるね」

そう言ってさらに力を強める!

「や…だ…ほん…に…死…」

「やめてぇえええっ!!」

春菜の叫び声とともに夕維が首をさらに絞める!

「ふふっ…うふふふっ…あはははははっ!!やっぱりねぇ…結局、お兄ちゃんを見捨てきれないわけね…」

そう言って夕維は手の力を緩める。

「がはぁ!!くぁっ…はっ…はっ…はぁーっ…はぁーっ」

「夕維ちゃん…私がなんでもするから…もう…直人を苦しめないで…」

「ふふふ…イヤって言ったら?」

「…おねがい…」

「言ったでしょう?私はあなたに何かしても別に何も感じないの。だから、そこでずーっとお兄ちゃんが堕ちるところを見てなさい。でも…」

「……」

「さっきみたいにお兄ちゃんから目を背けたら…今度はホントに殺しちゃうよ?」

「…!そんな!なんで?」

「そして、私も死ぬ。あなたはお兄ちゃんの影を引きずりながら生きることになるの…ふふふ…」

「そんな…」

「ああ…そうか…このままでも結局同じことかぁ…じゃ、好きにしていいよ」

「夕維ちゃん…」

「あ…このままじゃお兄ちゃんとできないか…」

そう言って、夕維は俺の手と足の縛めを解いた。

「くっ…!!」

「きゃあ!?」

夕維を突き飛ばし、未だに自由にならない手足を最大限まで動かして鍵を拾う!!

「春菜!!」

「直人!!」

春菜の縛めを解き、扉に向かう!!

「…え!?」

鍵はどれも扉に合わない。何度試しても同じことだった…その時!!

バキッ!!

「がっ…あ…?」

鈍い音が後頭部の辺りで響き、俺は意識を失っていった…

 

「う…あ…」

まだ、意識がハッキリしない…俺は…どうしたんだ?

「あ、おはよう。お兄ちゃん」

「夕維…」

「もう…ダメだよ、逃げ出そうとしちゃ…」

よく見ると、俺の手足はベッドに縛り付けられていた。

「さ、お兄ちゃん…犯してあげる」

耳元で囁く夕維の言葉にゾクッとした

「やめろっ!!」

「うるさいよ」

その瞬間、体中に痺れに似た痛みが走る!!

「ぐぁあ!!…ス、スタンガン?」

「そうだよ、お兄ちゃんってばヤンチャだからこうしないと逃げられちゃうものね」

「…夕維…お願いだ…こんなのやめてくれ…」

「聞く耳持たないよ…ふふっ…やっと…お兄ちゃんを私のものにできるんだから」

「そうだ…春菜は!?」

「そこで見てるよ、たっぷり脅しておいたから…私とお兄ちゃんの初体験、じっくり見てもらおうね…ふふ…

 あははっ…お兄ちゃんは好きな人の前で血の繋がった妹にレイプされるのよ!!」

「直人…」

「あ…あああ…」

「悔しい!?何もできないのが悔しいの!?あははははははっ!!さぁ、春菜さんの目の前でボロボロになるまで犯してあげるよ…

 お兄ちゃんが私のことしか考えられなくなるくらいにね!!」

夕維が俺の肉棒を激しくしゃぶる

「んちゅぅぅう!ちゅぱっ!れろれろれろぉ…ぴちゃ…くちゅ…」

「ひっ…くあ…あああ…ああう…うあ」

「いい声…さっきお兄ちゃんをいじめてるときから…私濡れっぱなしなんだ…もう入れちゃうね…」

夕維の腰が降りてくる…

「やだ…ダメだよ…夕維…それだけは…やっちゃいけないんだ…」

夕維が顔を近付け、囁く

「お兄ちゃん…たくさん泣き叫んでね…」

「…!!いやだああああ!!夕維!!夕維ぃぃぃ!!」

ずぷっ!

「あ…ああああ…!!は、入っちゃったよぉ…俺…夕維に入れちゃったよぉ…あああああ…」

「あはぁ…少し…痛いかな…でも…気持ちいいよ…ふふふっ…」

ずちゅ…ずちゅ…くちゅ…

「ひぃ…やだ…夕維…もうやめて…」

「ああ…私…お兄ちゃんを犯してる…お兄ちゃん…」

「うぁ…あああ…」

ぬちゅ…ぐちゅ…ぐちゅ…

「んっ…もっと締めてあげる…ほらぁ!」

「うあああぁああああ!!ああ…あ…夕維…もういいだろ!?やめてくれ!このままじゃ…」

「うふふ…なに寝言を言ってるの?あン…お兄ちゃんが射精すまでやるのよ…私に中出しするまでね…」

夕維の歪んだ笑みが本気だと語る…

ぬちゅ…くちゅぅ…ぐちゅ…

「あはは…お兄ちゃん…ああん…おちんちん…ぴくぴくしてる…イキそうなんだ?」

「あ…だ、だから…早く抜いて…じゃないと…」

「イヤ」

短く言い捨て、さらに締め上げてくる!

「ひぎぃ!!だめぇ…イ…イク…」

「ふふふ…いいのよ…イキたいんでしょう…躊躇わないでいいよ…私に心を…体を頂戴…

 もっと気持ちよくなるからね…そして…この後に…気が狂うほどの快感が待ってるよ…さ、射精しなさい…」

ゆっくりと脳を犯すような囁きを聞いて、俺は…

「うあああああああああああああああああ!!」

ドピュッ!ドクドクッ!!

「ああああ!!イクぅ!!」

その瞬間、夕維の膣内がさらに締まる!!

「あ、あはぁああ…」

ドクッ!…ドクッ…ドク…

「うふふ…イッちゃったね…かわいい…」

俺は…俺は……

「…いい子ね…直人…」

夕維の口から発せられる、夕維ではない誰かの言葉…

「さぁ、約束どおり気が狂うほどの快感をあげる…」

「ちゅっ…くちゅぷ…んちゅぅ…れろ…れろ…」

「ひっ…あ…夕維…ま、まだイッたばかり…!」

「だからいいんじゃない…イッた後は凄く気持ちいいんだよ?…じゅるるるるるっ!!」

「いああああああ!やめて!!やめてぇ!!」

「くすくす…じゅるぅ!!」

夕維の動きが止まる…近くにあった棚から何かを持ってきた

「な、なに…それ…」

「ん?これ?射精できないようにこの革ベルトでおちんちん縛っちゃうんだよ」

「え…や、やだ…そんな…」

パチン

「うぐあ!」

夕維は何も言わず、革ベルトを俺の肉棒にきつく巻きつけてしまった…

「これで、何されても射精できないよ…ふふっ…たっぷりイジメてあげる」

そして、改めて腰を落としてくる…

ぐちゅるっ!

「うあああああああああ!!」

敏感になったところにアソコの感触はきつく、すぐにイキそうになってしまう

「あ、イクっ…イッちゃう!!」

「ふふふ…」

しかし、絶頂は訪れず上がってきたものは肉棒の中で渦を巻きながら暴れるだけだった…

「うあああ…なに…これ…」

「…ねぇ…お兄ちゃん…」

「え?」

夕維が俺と繋がったまま話しかけてくる

「気付いてる…?お兄ちゃん、子どもの頃の話し方に変わってること…」

「え?そんな…」

「どうせならさ…私に全部甘えちゃっていいんだよ?」

「どういうこと!?」

「まだ理性が残ってるのかな?『俺』って言ってる…『僕』って昔みたいに言ってよ…私に甘えて…」

「あ…ああああ…」

「ダメっ!!夕維ちゃんの言葉に乗せられないで!!」

今までずっとこちらを見ていた春菜が叫ぶ!

「夕維ちゃんに全部任せたら戻れなくなっちゃう!!お願いだから、自分をしっかり持って!!」

「ふふっ…『元』彼女さんはああ言ってるよ?」

「『元』?」

「だってそうでしょ?お兄ちゃん、気付いてないかもしれないけど…もう私の手で堕ちてるんだよ?」

「夕維の…手で…」

「やめて!!これ以上直人を惑わせないで!!」

「お兄ちゃん…私に逆らえないんだよ?教えてあげようか?」

ぬちゅ…くちゅ…

「あ、ああああ…」

「気持ちいい?なんで好きじゃない娘に無理矢理レイプされて感じるの?普通じゃないよ…しかも…

 レイプされてる相手は実の妹…普通じゃないよねぇ?」

「うあああ…」

「お兄ちゃん…ヘンタイなんだよ…そして、春菜さんは普通の娘なんだよ?釣り合わないでしょう?

 その内春菜さんを傷つけるよ?お兄ちゃんの欲望で春菜さんを汚したいの?」

「ああ、イヤ…そんなのイヤだ…」

「私はそんなの気にしてない!!」

「お兄ちゃんを救える人は誰もいないの…だけど…私なら…お兄ちゃんと一緒に堕ちた私なら一緒にいることはできるよ…」

「うああ…夕維…」

「ダメよ!!直人っ!!」

「お兄ちゃんは春菜さんと堕ちて行きたいの?」

「やだ…春菜には…普通の生活を…」

「なら、お兄ちゃん…私と一緒にいよう?」

「…でも…」

「まだ躊躇するんだ…なかなかしぶといね…」

「だって…」

「一緒に堕ちよう?」

「……」

「わかったわ…」

「え?」

「そんなに堕ちたくないのなら…壊してあげる!!お兄ちゃんの自我なんてもう要らないわ!!

 お兄ちゃんの体…それだけを手に入れる…心は壊して捨ててあげるから…安心して…どうせお兄ちゃんは私のものになる運命なんだよ

 いいよ…春菜さんのことを考えたければ考えてれば…うふふふ…どうせその内何も考えられない人形になっちゃうんですもの!!

 あはっ!あははははははははははははははははっ!!」

「夕維…お願いだから…もうやめようよ…」

「あははっあはっ…お兄ちゃん…これからは地獄だよ?快楽の地獄…痛みよりも辛いものが待ってる…覚悟してね」

「あ…あああああああああああああ!!」

ぐちゅっ!じゅぷっ!!じゅぷ!ちゅくっ!

「ひあああっ!やめて!!やめて!!気が狂う!!こんなの!夕維ぃぃ!!」

「直人っ!!やめて!夕維ちゃん!!もうやめてぇ!!」

「気持ちいいでしょぉ?イキそうなんでしょ?いいよ…イッても…イケるものならね!!あはははは!!」

「うああ!!や…イ、ク…」

「イキなさい…んぅ…もっと動いてあげるから」

くちゅっ!!ぐちゅるっ!!

「うあああああああああああああ!!イク!!イクぅ!!」

その瞬間、頭で何かはじけるような感覚!!

「ひっ!!あああああああああああああああああああああああああああ!!!」

「うふふ…イッちゃった…しーらない…」

「え?…ああああああああ!!なんで!?なんでぇ!?」

そのまま腰を振られ、さらに快感を送り込まれる!!

「お兄ちゃんは今イッてないんだよ…あ、ん…快感で…頭の中だけがイッたように…ん…なっただけ…よかったね、お兄ちゃん…

 こうなれば何度でもイケるよ?ほらほらほらっ!イキっぱなしだよ!!あはははははっ!!」

「あああっ!!ああっ!!ひああああああっ!!あっ!!あっ!んぁあああああ!!」

あ、頭…おかしくなっちゃう!!

「んああああああああ!!ひぎっ!!いああっ!!あがあああああああああああ!!うああああああああああああああああああああああ!!!!」

「ホントにイキっぱなしだぁ…んふっ…あン…」

「んぐぅ!!あ…が…かはっ!くあっ!い…あ…あ…」

「やめてぇ!!ホントに直人がっ!!」

「ふふふっ!!そろそろ私も…あああっ!!」

きゅううううっ!!

夕維がイク瞬間!!物凄い快感が僕を突き抜けていった!!

「あがあああああああああああああああ!!夕維いいいいいいいいいいい!!僕!!僕!!んあああああああああああああああああ!!」

「はああ…ふふっ…やっと『僕』って言ってくれたね…これで昔みたいになれるね」

「あ…ああああ…」

まだ放出を許されない肉棒が夕維の膣内でビクビクと震える

「あうああ…おかしく…おかしくなっちゃうう…」

「ふふ…まだまだ…」

そう言って、夕維は一度僕から離れた。

「お兄ちゃん、これ知ってる?」

「んぁ…?」

何も認識ができない…頭が…

「これは男の子用のオナニーする道具…これ…あげる…」

そう言うと、夕維はコンドームを僕の肉棒にかぶせてくる。

「…!冷たっ!!」

「ふふふ…」

コンドームの内側に何かついてる…これ…

「ふふっ…媚薬入りのローションだよ…即効性だからすぐ効いてくるよ」

「!!んあああああああ!!」

さらにきつい快感が僕を責めてきた!!

「これで、これをかぶせるの…ふふ…ふふふ…さぁ…悶え狂いなさい…まだまだこの程度じゃ済まさないんだから…」

そうして、女性器の形をしたものをかぶせてくる。

「んあっ!!あああああああああああああああああああ!」

「まだまだ…」

さらにスイッチらしきものを入れる音がした。

「いぎっ…あ!!ああああああああああああ!!ダメ!!こんなのっ…ホントにおかしくなっちゃうう!!」

オナホールが振動を始めた!!

「うあああああああ!!あぐぅううううううううう!!」

「すっかりかわいくなっちゃったね…もっともっとしてあげる…」

「ひぃああ!!もう…もうやめてええ!!これ以上は…あああぅうう!!!」

「これ以上は…なに?」

「死んじゃう!!死んじゃうからああああ!!!」

「うふふ…あはははは…死んじゃう?大丈夫だよ…死ぬことは無いから…」

「うあああああああああああああああああああ!!ホントに!!ホントにもうやめてぇ!!お願いぃいいいい!!」

「あ…」

「んあああ!?ああっああああ!!」

「死ぬことはないけど…精神が崩壊する寸前までは責めるつもりだから、覚悟してね♪」

「…!!イヤああああああああああああああ!!!もうヤダ!!!なんでもするから!!なんでもするから許してええええ!!」

「もう遅いよ…ふふふ…こんなことになるってわかれば春菜さんとも別れたのにねぇ?…自分の愚かさを悔いなさい…

 私は…壊そうと思えば、本気でお兄ちゃんを壊すよ?」

「ああああああああああ!!お願いだから!!お願いだから許してええええええええええ!!」

「却下♪」

そういうと、ローションで濡れた指をいきなり後ろの窄まりに突き入れた!!

「あがああっ!!痛いっ!!夕維いいい!!痛いのっ!!痛いっ!!痛いっ!!」

そのまま人差し指をグリグリと掻き回す!!

「あぐううう!!ああっ!!ああああああっ!」

「ふふっ…もう痛くないでしょ?直腸の粘膜は吸収力あるからね…すぐに媚薬が効いてくるはずだよ…♪」

「あぐっ!!がはっ!!あああああああっ!!イヤだ!!なんでっ!?気持ちいい!!気持ちいいよぉ!!

 気が狂ううううううううううううううううう!!」

「ん〜…もうすぐ10分かぁ…すごいね…そんなにイキっぱなしなんだ…気が狂いそうでたまらないでしょ?」

「んああああ!!」

夕維の指が2本に増え、さらに鉤のように曲げて壁を擦る!!

「あああああああ!!そこダメっ!!そこはあ!!なにこれ!?ヘンだよぉ!!」

「あ、ここが前立腺か…体がビクンって跳ねた…うふ…うふふふ…ここ…凄く感じるとこみたいだね」

「あがっ!かはぁ!!ひぐっ!!あっ!あっ!!あっ!!」

「あはは…お兄ちゃんが狂っちゃう…あははははっ…ほら…ここでしょ?ここがいいんでしょお!?」

「ぎいっ!!いっ…かはっ!!やめて!やめて!やめてえええええええええ!!」

「うふふふふふふ…あはっ!あっはははははははははははっ!!あはっ…ふふふふふふっ!!」

さらに指を3本にして、めちゃくちゃに中を掻き回す!!

「あははっ!!うふふふ!!さぁ!狂っちゃえ!!」

「があああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

ビクッ!!ビクッ!!

「体が痙攣してる…そろそろやめてあげるね…」

アナルから指が抜かれ、オナホールのスイッチも止められた。

「がはぁ!!はぁ…はぁ…」

「どう?すごかったでしょ?」

「あ…あ…」

声が出ない…もう…抗議なんてできない…

「まだまだ…もっとイカせてあげる…」

「ひっ!!」

夕維は綿棒を持ってきた…

「これ…何に使うかわかる?」

僕は首を振ることしかできなかった…

「ふふっ」

夕維は綿棒を媚薬入りのローションに浸した

「これを…お兄ちゃんの前の穴に入れるの…くすくす…」

「あ…え?…」

前の…穴?

「その前にコンドーム代えなきゃ」

夕維は媚薬の塗られた新しいコンドームの頂点に穴を開け、僕にかぶせた。

「ふふ…お兄ちゃん…地獄はこれからなんだよ…」

「あ…?なに…を…」

「ふふ…」

じゅぷぅ!!

「あがっ!!ぎぃああああああああああああああああ!!うあ!うあああああああああああ!!」

軽く微笑み、夕維は尿道の中へ綿棒を入れてきた!!

「ひぐっ!!あうあああああああああああああ!あ…ひ…ひぃあ…」

「じゃあ、革ベルトは外してあげるよ。綿棒が入り口塞いじゃったしね」

「うあっ…あ…」

革ベルトを外すと同時に、綿棒を上下に出し入れしてくる!!

「あああ!痛い!!痛いよおおおおおお!!」

「大丈夫だよ…」

「ひい…!?ああああああああ!!いあっ!気持ちいいっ!!あああああああう!!」

「この媚薬、すごいね…ふふっ…もっと鳴いて…ほら…奥まで入れてあげる…」

「あああああああああああああ!!」

綿棒がギリギリ頭が見えるくらいにまで埋め込まれてしまった…

「これでぇ〜…オナホールかぶせてあげる…ふふふっ…」

「あがっ!!ひぎぃ!!」

「スイッチオン♪」

「んああああ!!あぎぃいいいいいいいいいいいいいい!!あああああああああ!!気持ちいい!!気持ちいいよぉ!!

 ああああああああああ!!!」

「ふふふ…ちょっとは我慢しないと…またイキっぱなしになっちゃうよ?いいの?」

「イヤだあああああああああ!!あれはもうイヤだぁ!!頭おかしくなっちゃうからあ!!!」

「ふふっ…うふふふふ…いいじゃない…おかしくなっちゃえば…さっき、とっても気持ちよかったでしょ?

 気が狂っちゃえば何も考えずに快楽に没頭できるんだよ?」

「んあっ!!あぐああああああああっ!!」

突然夕維にキスをされる

「ん…ちゅぱっ…」

「う…夕維…ああっ!ちゅ…んう…」

「少し寂しいかもしれないけど我慢してね…」

夕維が春菜のほうへ向かっていった…

「いいこと思いついたんですよ、聞いてもらえますか?…ふふっ」

「な、…なに…?」

「…これ…」

「え?」

「媚薬…塗ってあげます…一人だけ置いてきぼりじゃ可哀想だし…くすくす…」

「い、イヤ!!イヤよ!!それは…」

「ふふっ…お兄ちゃんと一緒にイキ狂わせてあげる…」

「イヤあ!!!やめて!!夕維ちゃん!!…あ、あああああ!!」

夕維は春菜の股間へ手を伸ばし、媚薬を塗りつけていく…

「夕維…!!は、春菜には…」

「ちょっと黙ってて」

「ん…あ…なお…と…」

「これでいいかな…うふふ…お兄ちゃん、お待たせ…バイブの電源切るね…」

「あ…んんっ…」

電源が切られる

「これも…抜いてあげる………一気にね!!」

ずるずるずるずるっ!!

「あがああああああああああああああああ!!あ、ああ、あ、…ひああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「大噴射…ふふっ…ふふふふふ……」

いままで押し留められていた精液が一気に尿道を駆け上がる!!

ぶしゃああああああああああ!!びゅくぅぅ!!どくっ!!どくっ!!どくっ!!

「はあああっ!!ああっああああああああああああああ!」

「ふふっ…じゃあ、これから春菜さんの痴態を見せてあげる…その後は…」

「あ…あ…」

「あれ?お兄ちゃん、放心状態だね…まぁ、いいか…春菜さんの悲鳴を聞けばイヤでも起きてくるんだろうし…」

夕維が春菜の元へ向かっていく…

「春菜さん、どう?効いてきたかな?」

「あ…ゆ、夕維ちゃ…はぁ…あ…」

「うふふふ…すぐに出来上がっちゃうね…」

「あう…」

夕維はこちらへ振り向き

「お兄ちゃん、これ何かわかる?」

「え…?」

夕維の手にあるのは…

「はい、時間切れ。正解はペニスバンドでした」

「あ…夕維…やめて…それだけは…」

考えられる最悪のシナリオ…夕維が春菜を…犯す

「さぁ、春菜さん…あなたの処女をこれから奪ってあげる…」

「そ…んな…いやあ!!」

「大丈夫、これにもたっぷりローション塗ってあるから…」

夕維が春菜に近付く…

「夕維!!夕維いい!!やめろ!それだけは!!」

「お兄ちゃん…大丈夫だよ、お兄ちゃんも春菜さんと繋がってもらうから…イヤって言ってもね…ふふっ」

「そうじゃない!!春菜は巻き込まないでくれ!!なんでもするから!夕維!!」

「ふふっ…ありがと…じゃあ、そこで見てて」

この数日で何度こんな絶望的な気分になったかわからない…

「やめて…来ないで…」

「うふふ…私が春菜さんの初めての人になっちゃうんだね…あ、違うか…このペニスバンドが春菜さんの初めての人だね」

「え?」

「ふふふ…あはは…ほぉら!」

夕維はペニスバンドを付けず、手に持ったまま春菜の秘所を貫いた

「きゃああああああ!!い…た…ああ…あ…イヤ…イヤ!いやぁ!!

 ………あああああああああああああああああああああああっ!!」

春菜が泣き叫んでる…俺を守ろうとしてくれた春菜の姿はそこになかった

「イヤああああああああ!!夕維ちゃんやめて!!やめてぇ!!」

じゅぷっ…ぐちゅぐちゅ…

媚薬のせいで春菜のアソコはペニスバンドをすんなり受け入れてしまった…

「やめろ!!夕維!!もうやめてくれ!!春菜をこれ以上…汚さないでくれ…」

俺も泣いているのだろうか…声が涙声でうまく喋れない…

「ほらほらほら!気持ちイイでしょ?」

「ああン!!ああ…ヤダ…どうしてぇ…?」

「感じちゃってる?はしたないんだね…もっと声上げてよがってみなさいよぉ!!」

「ああああ!…あ…はぁ…ダメ…どうしてぇ…」

ペニスバンドに破瓜の血が流れてくるのを見ると、夕維は動きを止めた

「あ…ああ…夕維ちゃん…どうして?」

「うふふ…このペニスバンドね…こっちにも付いてるでしょ?」

見ると、ペニスバンドの下着の内側にも張り型が付けられていた

「あ…あ…」

「こっちを入れさせてもらうね」

春菜の拘束の一部を解いて、俺が拘束されているベッドへ春菜を連れて来た。

「ふふ…ねぇ…気持ちよくなりたい?」

「……ん…」

春菜は頷く

「じゃあ、これを付けてあげるから…」

そう言って、春菜にペニスバンドを付けた後、耳打ちをしている

「そんな…」

「できない?じゃあ、そのまま媚薬に犯されて狂っちゃいなよ」

「あ…ああ…あ…」

春菜はモジモジと脚を動かし、切なそうにしていた…

「ふふ…濡らさなくても大丈夫だよ…さっきまで弄ってたんだし、それにその血があればちゃんと入るから」

「う…でも…」

「うふふ…どうせ我慢できないんだから…抵抗しなくていいんだよ?」

「あ…」

春菜の目つきが…変わった気がした…

「ゴメン…ゴメンね…」

泣きそうになりながら、ベッドに上がり俺の脚を抱えあげる…

「な…?春菜…まさか…」

「ゴメンね…直人…もう我慢できないのぉ…」

そう俺に告げて、後ろの穴へペニスバンドを一気に捻じ込んだ!

「うああああああああああああああ!!や、やめ…春菜ぁ!!痛い!!痛いいいい!!」

「あ…気持ちいい…」

トロンとした目つきで、激しく腰を振る!!

パン!!パン!!パン!!パン!!

「やめ…!!春菜っ…うあっ…正気に戻って!!」

「ダメぇ…止められないのぉ…直人のお尻犯すの気持ちよくて止められないのぉ!!!」

「あぐ…!!うう…う…夕維…なんでこんなことぉ…」

「あっははははは!!嬉しいでしょお!?大好きな女の子と繋がれて!!それも、その娘の破瓜の血が潤滑油なんだもん!!

 ヘンタイのお兄ちゃんは嬉しいんでしょぉ!?あっははははははははは!!」

「あン…直人ぉ…気持ちいいよぉ…止まんない…あああ!!」

「春菜さんも、とんだヘンタイだったみたいだねぇ…男の人のお尻犯しながら自分で感じちゃうんだもん!!

 しかも、自分の破瓜の血を大好きな男の人のお腹の中に流し込むなんてねぇ…あははははははは!!」

夕維の言葉に呼応するかのように、春菜の腰の動きがさらに激しくなる!

「ううう!!あああああああああああああああああああ!ダメっ…春菜!!止めて!止めてぇ!!」

「ああン!!あ…はああぁ…うふ…うふふ…うふふふふ…直人ぉ…気持ちいい?気持ちいいでしょ?ねぇっ!!気持ちいい!?」

春菜の腰使いがさらに激しくなる!!

「なんで夕維ちゃんなのよぉ!!こんなことが好きなら…言ってくれれば私がいくらでも犯してあげたのにぃ!!

 ほら!ほらほらほら!!気持ちいいんでしょう!!もっと気持ちよくなりなさい!!女の子みたいに喘いでみなさいよ!!

 なんで…夕維ちゃんなのぉ…実の妹に犯されて感じるヘンタイのくせにぃ!!」

春菜の言葉が心に突き刺さってくる…

「あああ!春菜…はるなぁ!もう許して!!ゴメン!!ごめんなさいぃ!!」

「あっははははは!!許しを請いながら腰動かしてちゃ説得力ないよ、お兄ちゃん…

 ほら、春菜さん…お兄ちゃん腰が動いてる…やっぱり誰でもいいみたいだよ?」

「この…ヘンタイ!!アンタ、私以上のヘンタイよ!!もっとシテほしいんでしょう!?イッちゃいなさいよ!!

「あああああああ!!ああっ!!ああああああああああああああああああ!!」

「なに女の子みたいな声出してよがってるのぉ?ふふふ…そうか…こんなヘンタイが私の彼氏なんだ…ふふふ…

 イッてみなさい?私の前ではしたなくイッてみなさい…そうしたら、地獄をあげるからぁ!!」

「ああああ!!イクっ!!イッちゃうううう!!春菜!!はるなぁ!」

「ふふふっ!『春菜様』でしょ!?イキたいんならちゃんとお願いしてみせなさいよ!!」

「ああああああああ!!春菜様ぁ!!春菜様!!イッちゃうううう!!お願いします!イカせてください!!

 この哀れなヘンタイにお慈悲をくださいいいい!!」

「あはははは!!お兄ちゃん、春菜さんはそこまで要求してないよ…自分で脚色しておねだりするなんて

 随分と春菜さんに犯されるのが気に入っちゃったみたいだね…あはは!」

「そうねぇ…ホントにヘンタイだわ、コイツ…このまま精神が崩壊するまで犯し続けてあげるから

 覚悟しなさいよ!?」

そう言いながら、トドメとばかりに『僕』の前立腺を激しく擦りあげる!!

「いあああああああああ!!春菜様ぁ!!『僕』!!『僕』!!」

「あっははははは…私にも夕維ちゃんと同じ反応するのねぇ…いいわよ!イキなさい!!」

「うあああああああああああああああああああああああああああああ!!」

ドビュ!!ドビュドビュ!!ドクドクドクッ!!!

「ひぎいいいいいいいいいいいい!!」

春菜は腰を休めることなく、僕を責め続けた

「うふふ…私が満足するまで休みなしだからねぇ…精神が崩壊しても私が満足できなかったら犯し続けてやるんだからぁ…うふふふふ」

泣きそうな春菜の顔を見ながら、僕は春菜の責めを受け続けることしかできなかった…

「じゃ、しばらくそうしてていいよ…もう二人が繋がることは一生ないんだからね…私からの最後の慈悲よ…

 存分に楽しむといいわ…くすくす…」

僕達は夕維が部屋をいつの間にか出て行った事に気付かなかった

 

春菜と僕はベッドの上で寝ていた。

「うっ…ぐすっ…直人ぉ…なおとぉ…ごめ…ごめんなさいぃ…」

春菜は正気に戻り、僕にしたことを泣きながらずっと謝っていた。

「あ…う…」

僕の精神が崩壊する一歩手前で、春菜の媚薬は効果を切らし、春菜も僕も…何とか狂わずに済んだ…

しかし、僕は頭で物は考えられるけど、うまく言葉にならない状態に陥ってしまった…ずっと呻き声のようなものをあげる事しかできない…

せめて、泣いている春菜を慰めるために腕が動いてほしかった…抱きしめて頭を撫でてあげたかった…

伝えたかった…『僕は大丈夫』って…泣いている春菜を見ているのが辛かった…何も出来ない自分も苛立たしかった…

「直人…ごめん…ごめんね…私…わたしぃ…」

「あ…うぅ…」

頭がショートしてるのかしてないのか…思考と体がバラバラに切り離されたみたいだった

「わたしっ…いけないって思ったのに…クスリと夕維ちゃんの誘惑に乗せられて…直人に…直人にぃ…!」

「あ……う……」

少し喋れる…けど自分の意思がまったく体に反映されない

「直人…が…壊れちゃったら…私…どうしたらいいのかわかんないよぉ…」

「な………な…い……で…」

「え?」

「なか……な…い…で…………だ…い……じょ…ぶ…」

「な、直人ぉ!!」

言葉が少し喋れた…腕も…ぎこちなくだけど動くから…僕は…

「…あ…」

横で寝ている春菜の頭をそっと…撫でた

「ん…なおとぉ…」

「はる…な…きにし…な…いで……だいじょ…ぶ…」

「でもっ!!」

なおも自分を責める春菜を、弱々しく…抱きしめた

「じ…ぶんを…せめ…ちゃ…ダメ…だ…よ…ぼ…くは…だい…じょぶ…だ…から」

「う…なおと…」

「はる…な…」

「なに?」

「す…こし…だけ…だき………し…めて…あま…え…たい」

「ぐすっ…うん…」

春菜は僕を抱きしめてくれた…元はといえば僕のせいで春菜は…大事なものを奪われてしまった…

人の血の通わない道具に…女性の初めてが痛みを伴うことも…男性のそれよりも大事なことも知っていたのに…

僕は夕維を止められなかった…それでも抱きしめてくれた春菜…

「必ず…夕維ちゃんを止めようね…」

僕は頷く…そうだ、夕維にこんなことさせてたら…夕維も不幸になってしまう…

「ん…」

春菜の唇が僕の唇に重なった…

 

 

 

ガチャ

夕維が部屋に入ってきた。手には大きな荷物…それを4個ほど運んでくる。

「ふふ…昨日は随分ラブラブだったね…」

「「え?」」

「私がなにもせずにあなたたちを放っておくと思った?ベッドには盗聴器、部屋には監視カメラもあるんだから…」

…全部見られてたのか

「なら話は早いな…夕維…もうこんなことはやめよう…こんなのどう考えたっておかしいよ…」

「そうよ…お願い…元の優しい夕維ちゃんに戻って…」

夕維は…笑っていた

「ふふふ…おかしい?元の私?あはは…悪いけど、私は正気よ?おかしい事だって知ってる…でもね

 そんなの関係ないの。私があなたたちに見せた顔は演技じゃないけど…これも私なの」

「夕維…」

「それに…私を説得するなんて事を吹き込んだ春菜さんには少し痛い目に会ってもらわなきゃ」

「夕維!やめろ…春菜にはもう手を出さないでくれ!」

「ふ…ふふ…ちょっと言葉を間違えたかな…痛い目に会ってもらうのはお兄ちゃんよ?」

「え?」

「春菜さんにはそれを見ててもらうわ…何もさせない…口も出させないから」

夕維は春菜の口にギャグボールを噛ませ、以前のように手足を固定したまま拘束してしまった

「ん…んんぅ…」

「さて、お兄ちゃん…昨日は春菜さんと随分いろいろ話してたね…全部叶いそうにないのが残念だけど…ふふふ」

夕維がバッグから何かを取り出してきた

「…そ、それは…」

鉈だった…そして、太目の針を取り出し糸を通していく

「何をするつもりだ…?」

「私もこんなことはしたくないけど…これ以上私のものになる気がないなら…体のほうから私無しではいられないようにしてあげるよ」

「や、やめて…それは…」

「大丈夫、死ぬことはないから…痛いだろうけどね…ああ、今抵抗しても無駄だよ?食事に麻酔を入れておいたから…

 体…動かないでしょ?」

本当だ…何をしても体が言う事をきかない…

「じゃあ、うつ伏せになってね…」

夕維は僕をうつ伏せに寝かせ、四肢を拘束する…

「体をいいように操られるのは屈辱でしょ?これからお兄ちゃんはひどい目に会うんだよ?ふふふ…怖い?震えてるよ」

震えてる…そうだ…怖い…あんなものを見せられたら…

「春菜さん…目を逸らしたら、お兄ちゃんの首をはねるからね…ちゃんと見ててよ?」

「ん…んん…」

春菜は頷くしかない…

「じゃあ、そのまましばらく待っててね?」

「え?」

「麻酔が切れるまで待ってるの。私に逆らう悪いお兄ちゃんにはとっても痛い思いをしてもらうから…

 うふふ…いっぱい泣き叫んでね?それが春菜さんには精神的な苦痛になるの…いい考えでしょ?」

「…最悪の考えだよ…」

「ふふ…その強がりも麻酔が切れるまで…どうせ泣き叫ぶことになるし…そうなってもやめないからね?」

「うう…う…」

麻酔が切れ始めた…恐怖…その感情が僕の体を染め上げていくのがわかった…

「じゃあ、始めようか…ふふ…」

夕維はうつ伏せになった僕の背中に跨り、何かを取り出す

「せぇのっ!!」

ゴッ!!

「がああああああああああっ!!」

ゴキッ!!

「うがああああああああああああああああああああああ!!」

何か硬いもので手の甲を殴られてる!!骨が砕ける音がっ!

「ぐがあああああああああああああああああああああああああああ!!痛いいいいいいい!!」

「あっはははは!!何されてるかわかるかな?あははははは!!」

ゴギッ!!ボキッ!!

「ぎいいいいい!!ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいい!!うぎぎぎぎ!!」

ゴキッ!!!グシャ!!ボキッ!!

「あぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

手が!!手が砕かれてる!!!腕も!!腕の骨が砕かれていくっ!!!

「うふふふふ!わかる?ハンマーで腕を砕かれる感触…!粉々にして治らないようにしてあげるね!」

「あがっ!!ぎぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

訳のわからない痛みは左手にも及ぶ

ボギッ!!ゴッ!!

「うがああああああああああああああ!あっ!!あぎっ!」

「うふっ…うふふふふ…あははははははは!!楽しい!!あははは!もっと鳴いて!!いい声聞かせてよぉ!!」

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「ふふ…これからもっとすごいよ」

腕への衝撃が消えた?

「う…うう…夕維…」

「あ、止血剤忘れちゃった…ちょっと待ってて」

夕維は黒い鞄から何かを取り出して戻ってきた。

「さ、お兄ちゃん…覚悟はいいかな?これからは私と一緒に暮らすんだよ?」

「あ…ああああ…」

夕維が鉈を手に取り、僕の背中へ馬乗りになる…

「ふふっ…うふふ…興奮しちゃうな…どんな鳴き声聞かせてくれるのかな…」

「や…やめて…夕維…」

春菜は口を塞がれている…呻き声しか聞こえなかった…

「もう想像はついてるよね?怖い?…ふふふ…」

「ああ…あああ…」

「なんだ…恐怖で声も出ないんだ…お兄ちゃんが泣いて許しを請うのもゾクゾクするんだけど…

 まあ、いいか…行くよ…」

夕維の姿は見えない。それがさらに恐怖を煽る!

「えいっ!!」

ドシュッ!!

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!あ…あ…」

「ふふふ…」

ザシュッ!!グシャッ!!

「あぎゃあああああああああああああああああああ!!がああっ!!ひ…ひぃう…はがっ!!」

「…!!んう〜〜〜〜っ!!んんん〜〜〜〜〜〜〜!!」

春菜が何かを叫んでる…でも、体が何も認識できない…

「あははあ…はあああ…うっふふっ…ふっふふふふふ…あ〜〜っはっはっは…あはははははははっ!!」

夕維が狂ったように笑い声をあげる…

「あが…かっ…は…ぐ…」

「んうう〜〜〜〜〜〜っ!!うう〜〜〜〜〜っ」

春菜が泣いてる…それはなんとなくわかった…だけど僕には何も出来ない…してやれない

ふと見ると、右腕が僕の目の前に転がっていた…

「うふっ!!もう一本あるね…ふふっ…うふふふふふふ!!」

「いあ…やらぁ…ゆい…もお…」

懇願する。もうイヤだった…自分が痛いのも、春菜が泣くのも…でも…

「そおれっ!!」

ぞぶっ!!

「ぎいあああああああああああああああ!!あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「く…ふふふ…うふふふふ…ふふっ…あはははははっ!!」

もう意識があるのか無いのかわからない。ただ、聞こえるのは…

「あはははははははははははっ!!!あ〜〜〜はははははははっ!!!」

夕維の声だけ…

「ほらぁ…両方とも腕がなくなっちゃったよお!?お兄ちゃあん?これからどおするぅ?」

「もっと痛めつけてほしいでしょお?うふふふふっ!お兄ちゃんってば、マゾだからこういうの好きだもんねえ?」

「うっふふふふっ!!!あは…あはは…ふふふ」

その時、僕の心が…壊れる音が聞こえた気がした

 

「はは…あははっ…」

「も、もう…」

「ん?どうしたのかな?」

「ゆ、許して…」

もうイヤだ…なんで、なんで…ここまでされるんだろう

「ふ…うふふふ…許すって、何を?」

「な、何って…こんなこと…」

ぐりっ!

夕維が僕の腕を踏み躙る!!

「あがあああああっ!!」

「何?こんなことって?ねぇ?答えてよ、お兄ちゃん…何を許してほしいのぉ?

 うふ…うふふふ…」

「あ…あ…」

ぐりっ…ぐりぐりぐりっ!!

「あがあっ!が…あ…」

「お兄ちゃあん…唸ってるだけじゃわからないよお?ふっ…ふふふ…」

「あぐっ…やめて…痛い…よぉ…」

「くっ…うふふ…あはは…ホント惨めだよね…妹に許しを請うなんて…

 お兄ちゃんにはプライドってないのかなあ?」

「うあ…あああ…」

「あっはははは…泣いちゃった。…悔しいの?悔しくて泣いてるの?

 ブザマだね…くすっ…あはは…」

「うぐっ…う…」

「許してほしいなら、私に跪いて私の足を舐めなさい…それで許してあげるよ…」

囁かれた夕維の言葉が頭に響く…

「あ…う…」

差し出される夕維の素足…それを…

ちゅ…ぺろ…

「ふっ…ふふふふ…」

夕維の嘲笑う声が聞こえる…

「あはっ!あははははっ…妹の足を舐めるなんて…堕ちたものね…」

ちゅっ…れろ…れろ…

「んっ!!」

「ほら…おしゃぶりして…」

口の中に突っ込まれた夕維の足をしゃぶる…

「…ふふっ…」

こんなことをしてまで、僕は助かりたいのか…

「…舌が止まってるよ…」

「ううむぅ!!」

さらに口の奥まで足を突っ込まれ、胃の中のものが逆流しそうになる

「くすっ…ふ…いいザマね……私のことを見てくれないからそういうことになるの…

 わかった?」

足が口の中から引き抜かれる

「はあ…は…うっ…うう…」

今更になって屈辱感がこみ上げてくる…

「…そうだ…」

夕維がその場を離れ、春菜の元へ歩み寄る

「どうでした?面白いショーだったでしょ?」

春菜の口のギャグボールを外しながら聞く

「くっ!!…う…」

「どうだった?…って聞いてるんだけどな…恋人が別の女性に服従する様を見るなんて経験できることじゃないですよ…

 いい体験でしたね…ふふふ…」

「あ、あなたは…!」

「あははっ!あはははははははっ!」

「そんなことをして何が楽しいのよっ!!」

「そりゃあ、楽しいですよ…お兄ちゃんが私の元に戻ってきてくれて…

 そのお兄ちゃんを奪おうとした人はこの有様ですもの…これが楽しくないわけないじゃないですかっ!

 ふっ…ふふっ…あは…あははは…」

「直人は渡さない!絶対に取り返してみせるから!」

「…その格好で何が出来るんですか?何もできませんよねぇ?」

「…声なら…掛けられるわ!!」

「そんなものは無駄なんですよ…」

「…そんなことないわ」

「ここで話をしても無駄ですね…それじゃ、私はお兄ちゃんを調教してますから…そこでずっと吠えてるがいいわ…

 くすくす…」

「この…外道がっ!」

「私が外道なら、あなたは負け犬…さらに言えば外道に服従したお兄ちゃんは外道以下…それでも愛せる?」

「アンタがそこまでに堕としたんでしょうが!!」

「勝手に吠えてなさい…負け犬女…」

「…くっ!」

「好きになる人が悪かったわねえ…?……お兄ちゃんは渡さないわ…誰にも…」

「狂ってるわ…」

「服従を受け入れたのはお兄ちゃんよ?私はきっかけを与えたに過ぎないの」

「きっかけ?冗談じゃないわ!強制でしょ!?」

「…なんとでも言いなさい」

「…絶対に抜け出してやるから」

「無理ね…お兄ちゃんはこれから私の性奴隷になるの…もう手遅れよ…ふふ…」

夕維がこちらへ歩いてくる…その顔がなぜ哀しげだったのか、僕にはもうわからない…

「さ、お兄ちゃん…調教を始めるよ…これからじっくりと時間を掛けて…

 もう離れられないようにしてあげる…一生、ね…」

「あ…あああ…イヤ…だ…」

「拒否権はないよ…どうせ心で否定したって体が求めるようにしちゃうんだから」

怖い…それと同時に自分の中に生まれてはならない感情があるような気がした…

「くす…いいね…その表情…もっと絶望しなさい…もっと抵抗しなさい…

 すればするだけ無力感があなたを苛むわ…あなたの心をこれからボロボロにしてあげる…

 覚悟しなさい…直人…」

夕維が囁く、悪魔の言葉…

「イヤだっ!!助けて!!春菜っ!!助けてくれっ!こんなのもうイヤだ!

 なんで僕なんだ!?僕が何かしたのか?……夕維…」

「私の気持ち…受け取ってね…お兄ちゃん…うふふふふふ…」

そして、裸の夕維の体が…僕に覆いかぶさってくる…

「あ…ああ…ああああああああああああああああああっ!!」

 

 

 

「うあっ!あっ!!あううっ!」

ぬちゅ…じゅぷっ…

「ふふ…気持ちいい?」

「あ…う…あああ…」

耳元で夕維が囁く

「意地を張るから辛いんだよ?私のことを受け入れよう?そうすれば楽になるよ…

 ………優しくしてあげる…優しく犯してあげる…」

「受け…入れる…?」

「そう…乱暴に犯されるのはもうイヤでしょ?…レイプされるの…イヤでしょ?」

「あ…あああ…」

「私のことを受け入れて…そうすれば優しく抱いてあげる…気持ちよくしてあげる…

 もうお兄ちゃんに行く場所はないんだよ…その腕じゃ、一人じゃ生きていけないでしょ?」

「直人っ!夕維ちゃんの言葉に耳を貸しちゃダメ!!」

春菜の言葉が遠くに聞こえる…

「大丈夫…お兄ちゃんは一人じゃないよ…私がいるから…だけど…」

「……だ、けど?」

「私を受け入れないなら…お兄ちゃんは一人…その不自由な腕を抱えて…一人で生きていくの…」

「な、なんで…?」

「私を受け入れてくれないなら、私はもうお兄ちゃんを捨てるよ…どこかのゴミ捨て場にでも捨ててきてあげようか?」

「あ…あ…イヤ…イヤだ…見捨てないで!!お願いっ!何でもするから…見捨てないで!!…お願いだから…」

「どうしようかなぁ…お兄ちゃん…私を愛してくれないし…」

「ヤダ!捨てないで!!これからは夕維のことだけ見てるからっ!!夕維のことだけを…」

「じゃあ、私の奴隷になる?…私の性奴隷に…」

「なるっ!なります!!夕維様の奴隷になります…から…お願い…見捨てないで…」

「ふふふ…私に『様』なんて付けなくていいよ…普通に呼び捨てて…」

「…え?」

「敬語も使わなくていい…だって…その方が屈辱的でしょ?実の妹に犯されるのに…

 今までどおりの関係…ふふっ…うふふふふ…」

「…わかった…から…」

「大丈夫…見捨てないよ……」

夕維は僕の体から降り、何かを持ってきた

「…それ、は…」

「首輪…これを付けてあげる…一生、私のものだという枷よ…受け入れる?」

「…付けて…ほしい…」

「そう…いいコね…」

 

 

あれからどのくらいの時間が流れたんだろう…

「んぁ!!ああっ…ゆいぃ…気持ちいい…」

「何が気持ちいいの?…言って…?」

「んぅう…おしりぃ…お尻が気持ちいいの…」

「そう…なんで気持ちいいの?教えて…」

「んぁ…!夕維の…夕維の…」

「なぁに?はっきり言ってくれなきゃわかんないよ…?」

「夕維…の、ペニスバンドが…お尻に…」

ぱぁん!!

「うぁあ!」

「ペニスバンド…じゃないでしょ?おちんちんでしょ?」

ぱぁん!!

もう一度お尻を叩かれた

「ああぅ!!ご、ごめんなさい…」

「さ、言い直して?」

「はい…夕維のおちんちんがぁ…お尻の中で…あ、暴れて…気持ちいいの…」

「すっかり女の子みたいになっちゃったね…ふふ…ねぇ…」

「え?」

「こんな犬みたいに犯されて、恥ずかしくないの…?仮にも、兄なのに…」

「は、恥ずかしい…けど…」

「気持ちいいの?」

「……」

言葉に出せず、首を縦に振る

「ふふっ!あははははっ!!いいんだ!?こんな風にケダモノみたいに犯されるのがいいんだ!?」

言いながら、腰を激しく振る!!

「ああああっ!!いい!!気持ちいいよぉ!!い、妹に犯されて…感じちゃう…」

「くすっ…ねぇ?お兄ちゃん?」

「え?」

「春菜さんがこっち見てる…お兄ちゃんがお尻犯されて、浅ましくよがってるところを見てるよ…」

「あ…」

春菜はこっちを哀しげな…そして、恨むような目でこちらを見ていた…

「ふふ…お兄ちゃんの中、きゅって締まった…ふふふ…見られてると思って感じちゃった?」

「あああ、はいぃ…」

「その敬語…直らないね」

「あ…う…ごめん…」

「いいよ…たまにはそういうのもいいかも…」

「うん…」

「じゃ、続き…しよっか?」

僕の返事を待たず、抽送を開始した

「んぁ!!あああ!!ま…待ってぇ…は、はげし…んああ!!」

「あはは…いいんだよ…イッても…春菜さんの前でイッちゃえ!!」

「あっ!あっ!!…うぁ!ああああっ…イ…イクっ!!夕維…イッちゃうう!」

「ふふ…イッたらそのまま何度もイカせてあげる!!今日はどのくらいもつかな?あははははっ!!」

そう…だ…

「このままイクとおちんちん開放してあげないよ?そのまま続けるからね…くす…くすくす…」

パンパンパンパン!!

「んぐぅ!!うぐっ!うあああああああ!!」

革ベルトで縛られたままイカされる…と…

「あああっ!ああっ!!あぐっ!!だ、ダメ…!が、我慢できないぃ!」

「じゃあ、イキなさい…うふふふふ…」

「うあっ!あっ!あっ!!…んああああああああああああああああああっ!!」

イッてしまった…

「あ〜あ…ねぇ…春菜さん、どうでした?お兄ちゃんがカワイイ声あげてイッちゃうところ…」

「…………」

春菜はあの日以来…僕が夕維の手に堕ちて以来喋らない…

夕維が食事もあげているし、それを食べているから死んではいないはず…だけど…

「……………」

何も喋ってくれない…

…でも、僕にはもうどうでもいい。夕維がいてくれれば…

「ふふ…相変わらずだんまりか…まぁ、いいわ」

「あ…今日も…するの…?」

「だって、我慢できずにイッちゃったでしょ?」

「うん…」

「ふふふ…気を失うまで犯してあげるよ…気を失ったら無理矢理起こして、また犯してあげる…

 気が狂うかもしれないから…覚悟してね?」

「……うん」

僕には…夕維しかいない…切り落とされた腕は首輪と共に、夕維への服従の証となった。

義手を付けないこと…そうすることで、夕維に全てをゆだねることになるからだ…

なにより…もう、僕の心には夕維しかいない…僕の心は夕維に…

 

 

「うあ!!んんんっ!!あああああああああああああああああああっ!!」

「うふふ…愛してるよ…お兄ちゃん…ふふふ…うふふふ…あはは…あははははははははっ!」

 




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