成人向けSM小説 籠の鳥



 突然ですけれど、あなたには新婚の奥さんがいますよね。
そう、私です。あなたの思っている理想の奥さん。思い出せますよね。そう、あなたの職場の机の上のそれ、私の写真。
 気立てが良くて、とてもいい奥さんだと職場で評判なんですよね。嬉しいです。優しくて、明るくて、みんながうらやましがる奥さん、あなたは私にそう言ってくださいましたね。私、ミユキのことを。
 
 私は今、どこにいると思いますか?
専業主婦の私。あなたに説得されてそうしているんですよね。大事な妻、そう言ってくれていますものね。
 でもね、私は今、家にいません。どうしたんでしょう?どうしてると思いますか?買い物?違います。ランチ?違います。
……
 もう…私はそれ以外外に出ないと思われているんですか?あなたの籠の中にずっといると思っているんですか?もっと想像してください。私は今、どこにいると思いますか?
……
 仕方ないですね。お教えします、あなたの妻、私ミユキがどこにいるのか、なにをしているのか。……覚悟はいいですよね。
 
 
 私は、駅に着きました。そして歩を進めます。どこに行くと思いますか?きっとあなたの想像できない場所です。どこでしょう。なんと、そこは……ホ・テ・ル、ですよ。それも高級なラ・ブ・ホ・テ・ルです。
 私、あなたにずっと前から、秘密があったんです。ずっとあなたに言えなかった秘密。結婚する前からあなたに言っていなかった秘密……。私、デリヘル嬢なんです。フフ、驚きましたか?驚きますよね?私達は大学を卒業してすぐ、結婚しましたもんね。同じサークルに所属して、入学して一カ月したころからお付き合いしていた私がそんなことするはず、ないと思いますよね。残念でした。私はあなたと付き合う前、大学に入学したその日、デリヘル嬢としてデビューしていたんです。
 
 私は事前に知らせを受けていた部屋のドアをノックして、開けます。そこにいるのは、いつも私を指名してくれる常連さん。週に一回は必ず指名してくれます。そして私に最初の指名をしてくれた方であり、私に様々なことを教えてくれた人。とても教養があって、優しい、お兄さんのような存在です。
 「今日もご指名ありがとうございます。」
 私が笑顔でそういうと、彼は黙ったまま、私を抱きしめてくれます。ギューって。そして軽く唇と唇を重ねると、彼は私の服を脱がしていきます。
 私のブラウスのボタンをはずし、そっとはぎ取ると、慣れた手つきでブラジャーのホックをはずします。彼が指名してくれるときはいつも彼好みのブラジャーをつけていきます。あなたが好きな地味なものじゃなく、とても情熱的な真っ赤なブラジャー。押し入れの奥にしまってある、あなたには見せたことのない真っ赤なブラジャー。私の白い肌とのコントラストが綺麗だって彼は言ってくれます。
 あらわになった私の上半身を見て、彼は綺麗だと呟いてくれます。あなたは恥ずかしがって、そんなことを言ってくれませんよね。彼は言ってくれるんです。
 彼は私をベッドに座らせると、私の後ろに回って、私の乳房を包むように丁寧に、優しく揉んでいきます。しっとりと、ゆっくりと揉んでいきます。徐々に先端の方へ。そして彼は私の乳首を軽くつまみます。もうこりこりに勃起したピンク色の乳首をつまんでは離し、つまんでは離し、弄びます。私はふわふわとした感覚になり、徐々に体が火照っていきます。
 私が首を少し後ろにひねって、「もうアソコ、ビチャビチャなんです。ごめんなさい。」と言うと、彼は「ミユキは淫乱だね」と言って頭をなでてくれます。そして、穿いてきたロングスカートを脱がしてくれます。
 「足を広げて、どうなってるのか見せてごらん」と言われると、私はゆっくり足を開きます。ブラジャーと同じ、真っ赤なパンティーの恥部の回りは、もうびっしょり濡れています。あなたは見たことないですよね。すぐ、中身を見たがって、脱がしてしまいますもんね。でも彼は、このパンティーを身に着けたままの私が一番綺麗だと言ってくれます。本当なら、彼には今すぐに私のパンティーを脱がす権利もあるんですけど、彼はそれは最後までしません。
 彼は満足そうにほほ笑むと、ベルトをはずし、ズボンとパンツをおろして、イチモツを私に見せつけます。たくましい、あなたのよりずっと大きなソレ。
 「おしゃぶりさせていただきます。」そう言って、私は口いっぱいに頬張ります。とてもおいしい彼のチンポ。彼の匂いが鼻孔を通り抜け、彼の味は私の舌をどんな食事よりも満足させてくれます。高級レストランに連れて行ってもらったとき、あなたに言いましたよね。「私、ここの料理よりおいしいもの食べたことあるの。」って。あのとき、あなたは冗談だろって笑ってましたけど、本当なんですよ。彼のチンポがね、いーちばん、おいしいの。
 舌を使って先端をチロチロなめてみたり、大胆になめまわしてみたり、ジュポジュポ下品な音を立てながら、奥まで咥えこんでみたり。彼が喜んでくれるフェラをするように心がけます。あなたが上手いって言ってくれたフェラはただ吸っていただけなんですよ。あんな手抜きで満足してしまうあなたより、彼はもっと私の舌使いを求めてくれます。
 私は手で彼のタマ袋を揉み、そして、フェラのスピードを徐々に上げていきます。味わいながら、彼に気持ち良くなってほしい一心で、精いっぱいフェラするの。あなたにはそんな風に思ってフェラしたこと、ないんですよ。ただ、早く終わればいいと思って、吸っていただけなんですよ。ごめんなさいね。
 彼は優しく「口に出すよ」と言って、私の口の中に、精液ぶちまけます。彼は私以外の女性とすることがないから、精子を出すのは、私を指名した日だけ。だから、彼の精子は濃くて、しかも口で受け止めるのがぎりぎりなくらい多い。これも彼のチンポと同じくらいおいしい。ドロドロに濃くて、けど、苦くない。
 「こくふぇ、おいふぃい、しぇいし、ありふぁとうごじゃいまふ。ゴックンふぃてもよほしいれしょうか?」
 彼がうなずくまで、私はそれを舌でなんでもかき混ぜて、口の中で味わい続けます。いつまでも味わっていたいけれど、彼がうなずいたら、私はそれをおとなしくゴックンします。のどを鳴らして、おいしそうに飲みます。実際とてもおいしいんです。フフ、私、あなたの精液は飲んだことないですよね。なんでかって?あなたの精液は、まずいんです。苦いし、そもそも飲むほどの量がないですもんね。
 「おいしいおチンポミルク、飲ませていただいて、ありがとうございました。」
 彼が満足そうにうなずくのが私には嬉しくてたまりません。本当にとてもうれしい。
 彼はもう一度、フェラをするように私に言います。「今日のフェラは特別上手だから、もう一度やってごらん」って。私は「はい、」と返事します。「かしこまりました。ご主人様。」と。


 2回目のフェラが終わったところで、今日のお時間は来てしまいました。2回目のフェラは一回目よりもっとじっくり、じらすように、とご命令をいただいたためです。早漏のあなたとは大違いですね。
 彼はいつも通りお金を払ってから、私と一緒に玄関に下りて、ホテルの前でお別れします。
 さて、私が勤めているデリヘルはM女の調教が主なサービスのお店なんです。私M女なんですよ、本当は。でもね、あなたには本性を見せていません。なぜかって?それはね……彼の命令なんです。
 彼は、店のオーナー。私は両親を幼くして亡くしていますよね。そして高校を卒業し、大学へ行くのに必要なお金がありませんでした。でもね、彼は、そんな絶望していた私を雇ってくれた人なんです。あなたは私にプロポーズしたとき、私の両親がいない分も幸せに言ってくれましたけど、それはもう彼がしてくれていたんです。
 彼は私にあなたと付き合うことを命令してくれました。とても豊かなあなたの家に嫁げば、デリヘル嬢の私に、ずっと居心地がいい表の顔ができるだろうと言ってくれていたんです。
 彼は私のあらゆることを管理してくださっています。あなたとセックスする日も、全部、彼が管理してくださっているんです。排便も、排尿も彼の命令がなければしません。彼は絶対なんです。
 あなたはわたしを籠の鳥だと思ってらっしゃるようですけど、私の入っている籠はあなたのものではないんです。
 フフ、今から帰りますね。今日のお夕飯はあなたの大好きなビーフシチューです。そして、今日の夜は、セックスするように彼に言われています。楽しい夜にしましょうね。
何も知らない、旦那さん。
                                     END























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