成人向け催眠小説 物語の館






ようこそ。


ここは辛い事が多い現実から少し離れて、
皆様に夢を提供する―――『物語の館』と言われる場所です。

そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ?
現実から離れると言っても、ちょっとした催眠術で、
貴方に素敵な夢を見せるというものですから…。
夢の中ですから、貴方に不都合な事は起きないですし、
夢の中で貴方が不幸になったりする事もありません。
むしろ、貴方にとって都合のいい事、幸せな事が起こり、とっても安らぐ事が
出来ます。
安心して下さい。
 


・・・それでは貴方を夢の世界へとお連れいたしましょう。



まずはリラックスしてください。ゆっくり深呼吸。
大きく息を吸って…吐いて…吸って…吐いて…吸って…吐いて…。
深呼吸をすればするほど、貴方の全身から力が抜けていきます。
もう少し深呼吸を続けましょう。
息を吸って…吐いて…吸って…吐いて…。
手の指先、足の指先から力がどんどん抜けていくのを感じますね。

はい、呼吸を通常に戻して下さい。

想像してみましょう。

貴方はある小説読んでいます。
とある国のお姫様と王子様が恋をする…そんな心温まるお話の小説です。
びっしりと並ぶ字列。貴方はそれを端から端まで丁寧にゆっくり読んでいく。
普段小説を読まない人も今はなんの苦労もなく読むことが出来ます。
どんどん読んでいくと、段々頭の中がぼー…っとしていきます。
なんだか心地良い感覚です。読めば読むほどその感覚が広がっていく…。
大丈夫ですよ。私の声を聞いていればなんの心配もありません。
だから、貴方は何も考える必要はありません。安心して、その感覚に身を委ね
て下さい。

さらに貴方は小説を読んでいくと、頭の中で読んだ通りの映像が映し出され
ます。
それは段々と濃くはっきりとしていきます。
そして気付くと貴方の意識はその世界に吸い寄せられていきます。
どんどん吸い寄せられていく、だけど不安は全然ありません。
むしろ、吸い寄せられていくに連れてとっても気持ちいい感覚が貴方の心を満
たしていく…。
あぁ、とっても気持ちいいですね…。

 ついに貴方の意識は物語の世界に完全に吸い込まれてしまいました。
貴方は今、お姫様のいる城の中の庭に立っています。
ふと自分の格好がさっきまでと違う事に気が付きます。
とっても豪華で、全身をとっても柔らかい毛布で包み込まれてるかのような着
心地の服です。
そう、今の貴方はさっきまで読んでいた物語の王子様です。
貴方はこの庭で愛しのお姫様と待ち合わせをしていました。
貴方は今か今かとお姫様を待っています。
貴方の心の中は彼女に会える喜びと期待でいっぱいです。

 そこについにお姫様がやってきました。貴方が世界一好きなお姫様。
貴方の全ての理想を叶えた容姿をしています。
彼女は貴方を見るなり、貴方の胸に抱きついてきました。
やんわりと貴方の体が締め付けられますが、それがとっても気持ちいい。
彼女のぬくもりが貴方に伝わってさらに気持ちいい。
気持ちがよくてもう何もかもがどうでもよくなります。
しばらくその状態を楽しみましょう。









彼女が貴方の耳に小さく呟きます。

「今日は来てくれてありがとう。
 私、とっても嬉しい。こうしてるだけでとっても幸せなの。
 貴方も幸せを感じてくれてると嬉しいな。
 でも、今日はここまでなの。もう時間だわ。
 私今日は部屋に帰るけど、またここで会いましょう? 
 私はいつでもここで貴方を待ってるから。貴方の気が向いたらいつでも来て
ね。
 そしたらまた、一緒に幸せになろ?いいでしょう?」

彼女はゆっくりと貴方から離れていく。
しかし、今度は彼女の顔がゆっくりと貴方の顔に近づいていく。

「何悲しい顔してるのよ。うふふ、嬉しいな。
 それだけ思ってくれてるんでしょう?そんな貴方にちょっとサービスしてあ
げる」

 彼女の唇が貴方の額に触れる。
そうすると貴方は彼女と別れる切なさが消えていき、
ふんわりとした感覚が貴方の心を満たしていく。

「じゃあね、バイバイ!」









  さぁ、貴方も元の世界に戻りましょう。
私が手を叩く音と共に貴方の意識はこっちに戻ってきます。
朝の目覚めのように、すっきりした気持ちで目を覚まします。
必ずそうなりますよ。

さぁ、いきますよ。1、2の3!(パンッ)
おはようございます。楽しんでいただけましたか?

また物語の世界に行きたい時はいつでも来て下さいね。
























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