まどかさんが指差したランプは、まどかさんが部屋に来た時に持ってきたこの

部屋の輪郭が分かる程度の灯りを出す小さいランプだ。

「さぁ、あの灯りを見て・・・綺麗でしょ・・?」

 

「あの灯りを見ていると、きみの目はあの灯りしか見えなくなってきます・・

ほら、よぉく見て・・」

 

「だんだんと体がふわふわした感じになってきます・・・とても気持ちいい・・

あたまの中も惚けて気持ち良くなって来ました・・」

「もう何も考えられない・・・・・」

 

まどかさんの声があたまに響く・・確かに気持ちいい・・意識が・・遠退いて

行くのが分かる・・・

 

「ふふふ・・すっかり目がトロけてるわね・・カワイイわよ・・あなたはそれ

でいいの・・」

 

「あ・・・あ・・」

 

僕は声にならない声を出していた。あたまの中にはランプの微かな灯りとまど

かさんの声だけしかない・・

 

「お前は私の奴隷よ。私の事だけを考えて、私の為だけに生きるの。」

 

ど・・れい?僕はドレイ・・・

 

「お前の全てを支配してあげる。これからは私がお前の全てよ。」

 

「ま・・まど・・かさん・・僕はドレイなんかじゃ・・・」

 

僕はあたまの中に残っている理性を掻き集めて必死に抵抗をした。僕は人間な

んだ、そんな事になるわけにはいかない。

 

「生意気ね。また私に逆らうのね?」

 

僕は一瞬で血の気が引いた。今のまどかさんの目さっきの恐いまどかさんと同

じになっていたからだ。

 

「言う事を聞くと言ったのは嘘だったみたいね。そんな子はお仕置きよ。」

 

・・・・!!!

 

そう冷たく言い放つと、まどかさんはいきなり僕の股間に手をやり万力のよう

な力で握り潰し始めた。

 

「イダイ!!イダイ!!痛い!まどかさん痛いよ!」

「痛くしてるんだから当たり前よ。ほら、もっと強くしてあげる。」

 

まどかさんは本当に情け容赦なく僕の玉袋を握り潰した。あまりの激痛に暴れ

そうになるが両手足を拘束されているからそれすらも満足にできない。

 

「痛いぃ!!アアアアアアアアアアアア!!まどかさん、ゆるしでぇ!!」

 

「ダメよ。これはお仕置き。お前が心から反省しない限り永遠に続くわよ。」

 

「ごめんなさい!!ごめんなさい!!!!」

 

「何が悪かったの?」

 

「もう逆らいません!だから許してくださいぃ!!!!」

 

僕の必死の言葉が通じたのかまどかさんは手を離してくれた。

 

「これが最後よ。次は無いわよ?」

 

僕は壊れたオモチャの様に首を縦に振った。

それを見て満足したのかまどかさんは再び支配者の顔になった。

 

 

「誓いなさい。私の奴隷になると。お前が忠誠を誓えばやさしく、やさしく可

愛がってあげるわ。」

 

まどかさんの声は砂漠で乾いた喉を潤してくれる一滴の水のように僕のあたま

に染み込んできた。

 

「ふふ・・あと一押しで堕ちるわね。とどめを刺してあげる。私の瞳を見なさ

い・・」

 

「あ・・ま・・どか・・・さん」

 

僕の見たまどかさんの瞳はこの暗闇でも分かる程、綺麗で・・・妖艶だ。意識

ごと吸い込まれそうになる。

「ムリをしちゃ駄目。お前の幸せは私に支配される事。私に愛され、服従する

事がお前の存在意義。」

 

「あ・・あ・・」

 

「さぁ、これでわかったでしょう?お前の全ては私のモノよ。」

 

「奴隷として私に忠誠を誓いなさい。私の瞳を見ながら・・・」

 

もう何が正しいのかが分からない・・ただ目の前の女性にはもう僕は・・・逆

らえない・・・

 

「ぼ・・ぼくは奴隷です・・・忠誠を誓います・・」

「ダレに忠誠を誓うの?」

「ま・・まど・・かさ・・・ま」

 

「ふふっ、聞こえないわよ?奴隷くん・・!」

 

いきなりまどか様は僕の乳首をつまみあげた。

 

「ぐぁぁっ!まどか様!まどか様です!」

 

「口の利き方を知らない奴隷ね!」

 

まどか様は更に指先にカをいれた。

 

「ひいいいいいいぃいいぃぃぃ!!!!ま、まどか様の奴隷になりますぅ!!

させてください!!!ゼッタイに逆らいません!!!!

許してくださいぃぃぃ!!!!」

 

僕は最早、何も考えられない脳みそを使い思いつく服従の言葉を並べた。

 

それでもまどか様は、僕を見下ろしたまま指を離してくれなかった。

 

「まどか様っ!!!まどかさまァァァァァァああァァァァァァァァァアアァァ

アァ!!!!!!!!!!!」

 

僕の断末魔にも似た叫びにまどか様は乳首から指を離してくれた。

 

「お前は何なのか言いなさい。」

 

「は、はい!僕はまどか様の奴隷です・・・まどか様の言う事には絶対に逆ら

いません・・・・・」

 

この時、僕は人間を辞めてしまったのかもしれない・・・

 

「やっと自分の立場を理解したようね。いい子ね・・・さぁおいで・・・」

 

まどか様は両手を軽く開いて僕を呼ぶ・・・

 

「まどか様ぁ・・・」

 

僕は赤ん坊のようにまどか様の胸に甘えた。

 

まどか様もとても優しく僕を抱きしめてくれた・・・

 

そしてまどか様はとても・・・とても小さい声でポツリと呟いた・・・・・

 

「やっと取り返したわ・・・私の兄さん・・・」

 

 

 

続く




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