俺の操り人形


暇だ〜!
俺の名前は、篠原優喜。中学2年生だ。
今俺は、本当に暇である。なぜなら、文部科学省のやつらが、今年1年丸々休
みにすると言い出したからだ。結局反対する者はいなかったのであっさり採用
されてしまった。
 俺は、あまりにも暇すぎて、そろそろ嫌気がさしてきた。ゲームをしても途
中で飽きてしまい、友達と遊んでも盛り上がらず・・・。いっそのこと自殺し
てしまいたいくらいだ。
 しかし、そんな生活から開放される日が、ついに来たのである。 
 それは、ある日のこと、この日も暇だったので、外を散歩していた。すると、
一人の男がこっちに来て、
「おまえにこれをやろう。」 
 と言って箱をわたしてきた。
「何ですかこれは?」
「その中には催眠術をするための道具が入っている。」
「何でこんなものを俺に?」
と言って辺りを見回したが、その男は、いなかった。
帰ってさっそく箱を開けると、見たことも無いようなものが入っていた。
「どうせ暇だからちょっと使い方を覚えるか。」
そして俺はそれらの道具の使い方を1日で覚えた。覚えていくうちに、あるこ
とをしたくなってきた。
「俺の好きな人達を、これらの道具で操ってみたい。」
こうして、俺の生活は、変わっていくのだった。




今回の登場人物

主人公・・・篠原優喜

前田鈴菜・・・篠原優喜の幼馴染

誰を催眠術にかけようか、迷っていた。
「誰にしようかな〜〜。よし、まずはこいつにするか。」
そいつの名前は前田鈴菜、俺の幼馴染で、家との距離は歩いて10秒と、かな
り近かった。
だから、よくあいつと遊んだのを覚えている・・・。
 俺は、すぐに電話をかけた。
「もしもし。」
電話にでたのは鈴菜だった。
「もしもし、鈴菜?よかったら今日俺ん家で遊ばないかな?」
「まあ、暇だし・・・、いいよ。」
あっさりオーケーが出た。
「それじゃあ1時にこっちに来て。じゃ。」
「はーーい。」
とりあえずこれで準備オーケー。あとは、約束の時間になるまで待つだけだ。
ちなみに、俺の家族は、催眠をかけて出て行ってもらった。だから、もう二度
と帰ってこない。でも、後悔はしていない。新たな生活が始まるのだから・・・。

 そうこうしている間に約束の時間が来た。
ピンポーン
呼び鈴がなった。当然そこにいたのは・・・、
「いらっしゃい、鈴菜。」
「お久しぶり、優喜。」

俺たちは、ゲームをしたり、話をしたり、そこそこ盛り上がった。
そして・・・
「鈴菜、これ見て。」
そう言って俺は青い水晶玉を見せた。
「何、これ。」
「いいから、とりあえずこれだけをずっと見て。他のものは、見たらダメだよ。」

「?、うん。」
彼女は少々戸惑っていたが、言う通りにした。
「あなたはしばらくたったら眠くなっていきます。何も考えれなくなります。
そして、僕の声しか聞こえなくなります。」
「(あれ?なんだか気が遠くなっていくような・・・)」
そして、彼女の目は次第に虚ろになっていった。
「あなたは俺の言うことをちゃんと聞く。俺の言うことは、何でもする。分か
ったかな?」
「はい、分かりました。」
「そして、俺のことは『優喜様』と呼ぶんだ。いいかい?鈴菜。」
「はい、優喜様。」
「よろしい。それでは、俺が3数えたら、あなたは眠りに落ちます。そして、
今俺が言ったことをきちんと覚えています。ではいきますよ。3・・・2・・・
1・・・0。」
彼女は、すべての力が抜けたように、眠ってしまった。

数分後、彼女は目を覚ました。しかし、俺の目の前にいるのは『幼馴染の鈴菜』
ではなくて
『操り人形の鈴菜』であった。
「さあ鈴菜、立って。」
「はい、優喜様。」
彼女は言われたとおり、ゆっくりと立ち上がった。
「まずは、キスをしよう。いいね?」
「はい、優喜様。」
そして、お互いに唇を重ね合わせた。
「じゃあ、次は服を脱いで。」
「はい、優喜様。」
彼女は言われるままに服を脱いだ。一応パンツとTシャツは着ている。なぜな
ら、俺はそこまで変態ではないので、ある程度の制限をして脱ぐようにしたか
らだ。
 俺は彼女の胸元とか首元とかを触った。
「優喜様に触られて嬉しいです。もっと触ってください。」
彼女からは考えられない意外な要求だったので、Tシャツも脱がした。そして、
体中を触った。
これが、催眠というのだろうか。正気の状態で触ったら、俺は今頃牢屋の中だ
った。催眠術があってからこそ、今の俺、今の鈴菜がいるのだ。催眠術に感謝
である。
「これからは、俺の家に住んでたくさん遊ぼうな。」
「はい、優喜様。」
俺たちは、絶対に破られることの無い約束をした。
しかし、この話は、始まったばかり・・・。
                                  <つづく>





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