俺の操り人形 03


主な登場人物

主人公・・・篠原優喜

前田鈴菜、植村歩美、藤枝美里・・・催眠によって操り人形となった。

その他・・・上杉由佳、田川美奈、田川美香

 俺たちは家に着いた。家の鍵を開けて中に入る。
「歩美と美里は、この部屋に入ってくれ。」
「はい、わかりました。」
歩美と美里は、その部屋に入った。
俺と眠っている由佳は、その隣の部屋に入った。
しばらくして・・・
「う、う〜〜ん。」
由佳が目を覚ました。
「目、覚めたか。由佳。」
「ここは・・・?」
「ここは俺の家だよ。」
「何で私があなたの家に?」
「お前急に寝だしたんだから、びっくりしたよ。」
「え?そうだったの?」
「そう。ここまで運ぶの大変だったんだぜ。」
「それは・・・どうもありがとう。」
「じゃあ由佳、俺の目を見て。」
「何で?」
「ここまで運んできてやったんだから、何かさせてくれよ。」
「わかった。」
そう言って由佳は俺の目を見た。
「俺の目から渦が見える。あなたはその渦に飲み込まれていく。」
「あ・・。」
「そしてあなたの心と体も吸い込まれていく。だから、あなたは俺が言ったも
のにしかなれない。」
「・・・。」
由佳は何も言わなくなってしまった。
「あなたは俺のペットになる。さあ、復唱して頭のなかに入れるんだ。」
「私はあなたのペットです。」
「あなたは犬になる。」
「私は犬になる。」
「それじゃあ、俺が目を閉じたらあなたは、今言ったとおりのものになる。」
俺は目を閉じた。
「わん。」
由佳は完全に犬になった。
「よしよし、由佳。おすわり。」
「わん。」
彼女は言われたとおりおすわりをした。
「かわいいな。」
そう言っておれは由佳の頭を撫でると、嬉しそうな表情をしていた。
「(本当にかわいいな。さすが俺を好きにさせただけのことはあるぜ。由佳だ
けは、これからもいろいろなものになってもらおう。鈴菜たちのようにするに
は早すぎる。しばらくは遊ばせてもらおう。)」
 その後、由佳にご飯を食べさせることにした。
「ほ〜〜ら、由佳。お前の好きなミルクだぞ。」
「わん、わん。」
由佳は、舌を使ってそのミルクを飲み始めた。
その間、俺は次の計画を考えていた。
(「一度でいいから『お兄ちゃん』と呼ばれてみたいから、次は年下のやつに
するか。」)
そして俺は歩美たちがいる部屋に入り、鈴菜を起こす。
「起きろ。」
「う、う〜〜ん。あ・・おはようございます、優喜様。」
「よし、それじゃあ今から言うことをちゃんと聞けよ。」
「はい。」
皆声をそろえた。
「俺は今から出かけてくるから、その間隣の部屋にいるやつを世話してくれ。」

「あのう、それは犬ですか?」
鈴菜がたずねた。
「そうだ。じゃあ、そいつがいる部屋に行こう。」
「はい。」
皆は由佳がいる部屋に向かった。その部屋に着くと、俺はその部屋の扉を開け
て由佳のほうを指差しながら言った。
「いいか、あいつを世話するんだ。あいつは人間だけど、犬になるように催眠
をかけたから、犬を扱うようにしないとダメだぞ。わかった?」
「はい、わかりました。」
「よし、それじゃあ後は頼んだ。じゃあ、行ってくる。」
「いってらっしゃいませ、優喜様。」
そして、俺は家を出た。

 あるスーパーマーケットに着いた。なぜスーパーマーケットなのかと言うと、
俺より年下の人がよく来るからである。
しかし、なかなかよさそうな子がいない。とりあえず俺はトイレに行くことに
した。
用を足し終えた後、俺はトイレから出た。すると、俺と同じタイミングで女子
トイレからも二人出てきた。
「(あ・・この子たちいい。でも、二人もいらないからどっちかにしよう。)」

俺はその二人に声をかけた。
「突然ですいません。君たちって何歳ですか?」
「11歳です。」 二人とも声をそろえて答えた。
「じゃあ名前を聞かせてください。お願いします。」
「それはちょっと・・・。」
「わかりました。」
俺は人差し指を出してそれを回し始めた。
「あなたたち二人は、どんなことでも話してしまう。俺がどんな質問をしても
素直に、正直に答える。この指が止まったら、あなたたち二人は、今俺が言っ
たことをちゃんと実行する。」
少しして、俺は指を止めた。
「では質問をします。あなたたち二人の名前を聞かせてください。」
「私は田川美奈です。」 向かって左側の人が答えた。
「私は田川美香です。」 向かって右側の人が答えた。
「あなたたちは姉妹なのですね?」
「はい、そうです。」 二人とも声をそろえて答えた。
「(俺的に美奈のほうがいいから、美奈にしよう。となると、美香は邪魔だか
ら・・・)」
俺は考えに考えた。そして・・・
「じゃあ美香さん、あなたはもう家に帰らないといけませんね?」
「はい。」
「それじゃあ今から家に帰りなさい。お母さんが心配してるよ。」
「はい、わかりました。」
美香は、ゆっくりとした足取りで家に帰っていった。
「それでは美奈さん。俺が指を鳴らしたら、あなたは正気に戻ります。」
そして俺は指をパチン、と鳴らした。
「あ、あれ?私今まで。」
「大丈夫か?一人でボーーっとしとったけど、何か考え事でもあるのか?」
「え?私何か考えてました?・・・あーーー!美香がいない。あの、私と同じ
くらいの大きさの女の子を見ませんでしたか?」
「そういえば、さっき男子トイレに入っていったよ。」
「え?何で美香がそんなところに・・・。」
「とりあえず一緒に中に入ってみよう。」
「でも・・・。」
「大丈夫、他の人は入ってないから。」
「そうなんですか?それだったら・・・。」
「よし、それじゃあ中に入ろう。」
俺たち二人は、男子トイレに入っていった・・・。

                                 
<つづく>












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