催眠屋

日常に疲れたあなたは非日常を求めて、ふと目が留まったあやしげなお店に入る。
お店の名前は「催眠屋」。こぢんまりとした薄暗い部屋に、占い師のような格好をしたきれいな女性が一人、テーブルの前の椅子に腰掛けている。
あなたは前からどうすればいいのか知ってたかのように、女性の向かいの椅子に座る。
女性の妖艶な唇が開く。

こんなとこまで来て、どうしたの?
気持ちよく、なりたいの?
催眠に、かかりたいの?
いいよ、気持ちよくしてあげる
催眠、かけてあげる

でもね、よく聴いて
あなたに催眠にかかりたいという意志がないと、催眠にはかかれません
あたしがどんなにがんばっても、その意志がないと催眠にはかかれません
だいじょうぶ?催眠にかかりたい?
答えは決まってるよね
だって、あなたはこんなとこまで来ちゃったんだもんね
いまさら、いいえ、なんて言うわけないよね
催眠にかかりたいに決まってるよね
うなずいて

じゃあ、あなたが本当に催眠にかかりたいのかどうか、試してみましょう
これからあたしが言うことを、心の底から願いながら復唱してみましょう
声に出しても、心の中でとなえても、どっちでもいいよ
でも心に嘘偽りがあったら、となえても無駄だよ
ていうか、心に嘘偽りがあったら、となえられないよ
となえられたら、本当にそう願ってる証拠
さあ、始めるわよ

「私は催眠にかかりたい」

「私はあなたの言うとおりに従います」

「私はあなたの指示を待ち望んでいます」

「私はあなたに支配されます」

「催眠をかけてください」

復唱できたね
じゃあ、催眠をかけてあげる

リラックスして深呼吸してみましょう
吸って

吐いて

吸って

吐いて

吸って

吐いて

なんだか、リラックスしてきた
深呼吸ってとても気持ちいいよね
あたしが何も言わなくても、あなたはこの気持ちいい呼吸を続けてしまいます

あたしが数を逆に数えます
0になったらあなたは催眠状態に入ります

10
9
8
楽しみだね、催眠状態
ぼーっとして、体に力が入らなくなっちゃうよ
7
6
5
あたしの言うこと、何でもする体になっちゃうよ
でも、それがあなたの望み
4
3
2
なんだかひどく眠い
体に力が入らない
1
0

あなたは催眠状態に入りました

右腕をあげてください

右腕をおろしてください

左腕をあげてください

左腕をおろしてください

ほら、言われたとおりに体が動くでしょ
これが催眠状態
嬉しいねえ、幸せだねえ

じゃあ、これから気持ちよくなってね

ズボンを脱ぎます

下着も脱ぎます

あなたの右手は、あたしの右手
あなたの手が動くのは、あなたの意志ではなく、あたしの意志

右手でアレをにぎる

次第に上下に動き出す
最初はゆっくり、だんだんと早くなる

今から数を逆に数えます
0になったら、イってしまう

10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0、0、0、0、0

気持ちよかった?
気持ちよかったよね

後始末を済ませ、服を着たあなたはこの店を出ると日常に戻ります

ここであったことはすべて忘れます

でも、毎日が今より少しだけ楽しくなります
良かったね

着替えを済ましたあなたは、会計を終え、幸せな気分でお店を出る。後ろから女性の妖艶な声が聞こえる。

またのお越しをお待ちしております




暗黒催眠空間トップページ