まず、念じる。もちろん目は相手を見たままで。
「涼ちゃ〜ん。なにお姉さんに欲情してきちゃった〜?そんなに見つめちゃって〜」
なんか言ってるけど気にしない。念じ続ける。
「ほらほら〜こっちにおいで〜。・・・・ん・・・あれ、なんか頭がぼーっと・・・」
よし、大丈夫だ。ちゃんとできている。
なぜか初めにできたときのようにできない。それでもじわりじわりと相手は堕ちていく。
「・・・・う・・・・」
もうかなりいいところまで行ったようだ。
ちなみに、しゃべりかけると催眠状態のようにしゃべる。
だからこっから催眠術に派生することも可能・・・だと思う。
「京姉、俺の声が聞こえますか?」
「・・・・はい、聞こえます・・・・」
さっきとは打って変わって無表情に姉が答える。
よし、ばっちりだ。もう京姉は俺が思うだけでそのとおりに動く人形となった。
あの活発でなにかあればすぐ抱きついてきた姉が俺の前でぼーっとしているのを見ていると
少し姉に興味がわいてきた。
「京姉、あなたは、週に何回オナニーをしていますか?」
「・・・ニ、三回です・・・」
ちょっとびっくり。
もう少し踏み込んでみることにした。
「誰のことを思ってしていますか?」
いったいどんなやつだ?
これで姉の好きな人がわかる。
「涼ちゃん・・です・・・・」
これだけ何故か即答した。
何故か顔が赤くなってきたような気がする。
よし、命令をしてみよう。
ちなみに今、両親は俺が操って、俺に10万渡して三日間どこかで生活しろと命令してある。
立て。
心の中でそう思うと、姉は静かに立った。
両親に催眠をかけたときにはこんなに緊張しなかったのに、何故か心臓がドクンドクンと脈打ち、
血液が体中を駆け巡っている。
京姉は俺の物。
あと三日もある。ゆっくり遊ばせてもらうことにしよう。


スカートを捲れ。

俺の暗示が届いたのか、京姉は無言で自分のスカート(プリーツスカート、上はブレザーだ)を
するするとゆっくり上げていく。
京姉のパンツは白でいわゆるお子様系の、真ん中の上あたりに花?みたいなのがついてるやつだった。
いつも誘ってるくせにこういうのは子供なんだな、と京姉の可愛いところを発見できたような気分に
なる。
京姉はそんな俺には目もくれず、あさっての方向を虚ろな目で見続けている。
術にかかっているから当たり前ではあるのだが。
ちょっとここで心の中で命令をしてそれを無言で実行するだけだというのは少し味気ないので、

いまから、お前は、俺の言うことだけしか聞かない人形だ。返事をして、俺のことは涼様と呼べ。
何も感じないし、何も考えない。

と命令する。
正直こっちのほうがやりやすいのだ。思うだけだとなにがなんだか時々分からない。
「そこに座れ。」
「はい。涼様。」
ゆっくりとスカートを両手で捲りあげたまま姉がベッドの上に座る。見えてるぞ。
どうせなら俺の初めてをもらってもらうとするか。
「仰向けに寝ろ。スカートは下ろしてもいい。」
「はい。涼様。」
これしか言わない。京姉は、スカートから手を離し、ベッドの上で仰向けに寝る。
「お前の大事な部分を濡らせ。」
何も感じないようにしてあるからな。命令で濡らさないと。
「俺が三つ数を数えると、お前の術は解ける。だけど、俺が、『京姉は俺の物』というと、
 またこの状態になる。そしてお前は、元に戻っても、無意識のうちに俺の術の深みに入っていく。
 時間がたてばたつほど、俺の命令を聞きたくなってくる。俺の命令を遂行することが楽しくなる。」
「はい。涼様。」
こんなもんでいいか。少し疲れてしまった。まああと二日もあるんだ。
「3・・・2・・・・1・・・はい!」
姉の瞳に光が戻る。
「なにしてるの・・・。」
あれ、おかしいな、言葉に怒気が含まれている。
「私に何をしたかって聞いてるのよ!」
俺はここで自分のミスに気がついた。なにやってんだ俺。

『京姉は俺の物』

「う・・・・・」ふぅ。危ない。いや死ぬかと思った。
まさか記憶を消すのを忘れていたとは。これからこういうミスは失くさなきゃいけないな。
それに覚醒させるタイミングを間違えていた。M字開脚させながら覚醒するやつがいるか。
ちょっと言葉にするのが面倒だな。

京姉は俺が部屋に入ったところしか覚えていない。そこから先は、俺に無理やり
マッサージをさせそのまま寝てしまった。

と、暗示をかける。一安心だ。
ああ、ついでにもうひとつかけておこう。

俺が起きろというと、京姉は覚醒する。覚醒したとき、術をかけていたときのことは忘れる。
ただし、俺がかけた命令は、無意識の中で覚えている。

「起きろ」
「ん・・・んにゃ・おはよ・・」
「おはよう」
よし、忘れているみたいだ。
っていうかおはようってなんだよ。今昼だぞ。
「マッサージありがとね。今度はお姉さんがマッサージしようか〜?」
ちょっと実験してみるか。
「いや、それよりもちょっとそこの人形とってよ。」
姉は俺が指したくまの人形を手に取る。
「ん?いいけど。はい。」
「ありがとう。」
「いいよいいよ〜。弟の頼みを聞いてあげるのが姉というものでしょ〜。」
姉はうれしそうにはにかむ。よし、成功しているようだ。
「そうだ、俺勉強があるから。」
そういって部屋を出ようとする。
「え〜もうちょっとお姉さんとあそぼ〜よ〜」
それはあとでゆっくりやってやるよ。
「ごめん、京姉。俺を部屋から出して。」
すこし命令っぽくする。
「しょうがないな〜涼ちゃんは。じゃ、後でね。」
あっさり離してくれた。
「んふー♪」
うれしそうだ。
「んじゃ、まあがんばるよ。」
そう言って、俺は部屋を出た。




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