(第三夜)

雅也美のクラスでは、児童全員がエイリアンの下僕と化し、しかも女子が男子をひとりずつ奴隷にしている異様な光景になっていた。男子も女子と同じように髪の毛が腰以上に届くほど伸びていたのである。主犯となっている雅也美が、女子たちにまず命令をしていた。

「うふふふ、みんな、いいわね。女子はひとりずつ男子の後ろに立つのよ。そして、男子の髪の毛をとかしておやり。」

「はい、女王さま。」

女子が一斉にうつろな言葉で、各々奴隷にした男子の髪の毛を持っていた櫛でとかし始めるのであった。まもなくして、雅也美はひとりずつ女子児童にあるものを配り始めた。それは、髪の毛をゆわえる黒のヘアゴムであった。

「ふふふふ。これを持って、男子の髪の毛を三つ編みにするのよ。女学生のような二本のおさげ髪にね。男子もみんなうれしそうな顔をしているわよ。みんな、長い髪の毛が好きだったみたいね。わたしのことがみんな好きだったからよ。うふふふ、この男の子たちもわたしの奴隷でもあるのよ。さっそく編んでおあげ。」

「はい、女王さま。」

男子はみなおとなしくその場に立ったままで、背中に伸びていた髪の毛を女子たちが後ろから編んでいるのであった。まさしく、女の子の姿になってしまったような男の子たちである。

「みんな、編んだわね。じゃあ、今度は、男子はまわれ右をして女子のほうを向きなさい。そのあと、その場所にすわりなさい。」

「はい、女王様。」

「うふふふ、快感だわ。」

男子もみな、雅也美の命令にしたがってうつろな感じで一斉に答えているのであった。

「男子はみんなすわったわね。じゃあ、今度は女子がみんなはいているトレパンを脱ぎ、下着もおろしなさい。」

「はい、女王さま。」

体育の時間だったため、全員体操着に着替えていたのですぐに下半身を露骨にすることができたのであった。

「うふふふ、女子はみんな脱いだわね。そしたら今度は、男子はひとりずつ、前にいる女子の股のところに顔を近づけて、女子のそのところをおなめなさい。」

「はい、女王さま。」

まさに、男子は女子の性奴と化してしまった。女子も男子の頭をおさえつけたり、いま編んだばかりの男子のおさげ髪をわしづかみにして引っ張ったりしているのであった。

「ふふふふ、そのあとはもっと奥へ、お尻をなめるのよ。」

「雅也美さま。」

ひとりの女子が手を上げた。

「どうしたの?」

「わたし、興奮しておもらししそうなんです。」

「いいわ。男子を便器にして、おしっこを飲ませなさい。」

「はい、女王さま。」

その男子も抵抗なくその床に仰向けになり、相手の女子の放尿を受け入れていた。すると、他の女子もまた男子の首をはさんだり、床に寝かせたりして男子の口をめがけての放尿を始めたのである。

「うふふふ、おほほほ。」

悪魔のいやらしい響きを教室じゅうに鳴り渡せながら、雅也美は不気味に笑うのであった。

 

またも、激しい雷雨が起こっていた。

その上空が黒い雨雲になって空を覆い、まだ昼過ぎなのに夜であるかのような暗さとなっていた。

しかも、雅也美のいる学校だけがその雨雲に覆われていたのである。

雅也美のクラス以外の者が、授業が終わって帰ろうと校舎の玄関を出ようとすると、外が全く見えなくなって道も消えていることに驚いているのであった。

「どうしよう、このままじゃ帰れないよ。」

「変ね、電話もできなくなってるわ。」

あるクラスの担任である若い女性の先生が連絡をとろうとして持っていた携帯電話を鳴らしていたが、全く反応がなかった。

その騒ぎをよそに、雅也美のクラスの教室では全員が静まりかえっていた。

「うふふふ、少しずつ分けるわ、この列の5人の女子は六年生の男子を、この列の5人の男子はとなりのクラスの女子を、次の列の5人の女子は反対側のクラスにいる男子を、もうひとつの列の5人は一年生の女の子を襲ってエイリアンの下僕にするのよ。いいわね。」

「はい、女王さま。」

こうして、雅也美の手下となっている児童たちが仲間をふやしに行くのであった。

「ふふふふ、大人はじゃまよ。」

教師を襲って眠らせるのも、女子児童たちの役割りであった。

「きゃあーっ!」

「くくくく。」

次々に、児童たちがエイリアンの吸血鬼と化していくのであった。

 

夜になっても、子供たちが帰ってこないと心配する親たちによって学校への電話がかかりっきりになっていたが、反応がないため、警察などに連絡していた。受け取った警察官は、余りに多い反響のため現場に行ってみることにした。

「こ、これは…。」

雨の夜のことで、見通しがきかなくなっていたが、学校が霧に覆われて見えなくなってしまっていたのである。心配になってかけつけていた何人かの親たちも学校の前まで訪れていたが、どう対処してよいかわからない状況だった。

「いったい…。」

かけつけた大人たちは、ただ唖然とするばかりであった。

「仕方ありません。みなさん、雨がやむか夜が明けるまで待つことにいたしましょう。ご心配かもしれませんが、いまの状況ではなにも手だてがありません。風邪などで体調をこわしては元も子もありませんから、ここはひとまずみなさんはお帰り願います。われわれ警察はずっとここで見張り、何かありましたら必ずご連絡いたします。」

警察官にそのように諭されて、親たちは帰宅するしかなかった。

 

隠された学校のなかでは、閉じ込められていた児童たちの悪魔化が着々と進んでいるのであった。

主犯の雅也美にエイリアンから呼び出しがかかった。

「はい、屋上のほうですね。」

雅也美は、両サイドの前髪をそれぞれ三つ編みにして後ろの髪といっしょに垂らした姿でエイリアンの前に現われていた。

「ふふふふ、どうだ、計画は進んでいるようすだな。」

「はい、そのとおりです。」

「よし。それでは、しばらくおまえと戯れることにしよう。」

「かしこまりました。」

エイリアンは雅也美の三つ編みにしている前髪をなでながら話し続け、着ている服の下半身を脱ぎ出して露骨な性器を雅也美の顔にあてはじめた。雅也美もその大きくぼっきした性器をなめはじめていた。

「ひひひひ、おいしいか。」

「とってもおいしいですわ。」

雅也美の長い髪に興奮したエイリアンが、精液を大きく飛び出させていたのであった。雅也美はまたエイリアンの性器に自分の三つ編みにしている両サイドの前髪を巻きつけるなどしていた。恐ろしい悪魔になった女子小学生である。

校内の児童たちはひとりずつ襲われて男女みな髪の毛が腰元まで長くなり、恐ろしいエイリアンの吸血鬼と化していた。

「う…、う…、血がほしい。」

「血がほしいよ。」

うつろな、魂のぬけがらになった児童たちがふわふわと踊っているようすであった。三つ編みやおさげの髪もまた舞い上がって、悪魔の踊りが繰り広げられているのであった。

学校の周囲では巨大な光が、見張っていた警察官をも脅かしていた。

「うわっ、なんだ!」

ついに、がんばって見張っていようと思っていた警察官らもその場に倒れてしまったのである。

 

一夜が明け、倒れていた警察官のひとりが起き上がっていたが、疲労しきってしまったため、無線で本部に連絡していた。

「すみません、こち…ら…。」

「どうしたのです?」

無線を受けた女性の警察官が出動してかけつけ、車を降りて呼び出した警官に話しかけていた。

「が、学校が…。」

「え?学校?」

夜が明け、霧も晴れて学校はもとの状態に戻っていたが、なかにはエイリアンの下僕となっている子供たちがいることに周囲の誰も気づいていなかった。

一夜じゅういた警官たちがみな倒れてしまったため、かけつけたばかりの女性警官は学校と聞いて、怪しいことが起こったに違いないととにかくその学校に入って内部をたしかめてみることにした。

すると、校舎の前に十人ぐらい子供たちがいるのを見つけた。

「まあ、こんな朝から早く子供たちが、しかもここの学校の子供たちはみんなあんなに髪の毛を長くしているのね。」

エイリアンとなって、髪の毛が長くなっていた子供たちも、ツインテールやポニーテール、三つ編みなどいろいろな髪形をしていた。女性警官のほうは三つ編みできるほどの長さはないセミロングだった。みんな女の子だろうと女性警察官は思っていたが、男の子もそのなかに少しいることに気づかないようすであった。

警察官が、子供たちに話しかけようと近づいていたその瞬間、いっせいに子供たちが振り向いた。

「あっ。」

子供たちの顔は目がつりあがって、口から牙がはえていた恐ろしい姿になっており、いっせいに女性警官を目がけてきたのである。

「くくくく。」

(つづく)




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